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2011年5月 8日 (日)

2011年の4月のスペイン。トリモリーノスとミハス編;海岸リゾート地と高台の白い村

今回、スペインの各ホテルの部屋では、賑やかしで、言葉が理解できないが、テレビをつけていた。スペインでは、デジタル放送は2000年から始まって2010年にアナログは停止予定とあったから、もう既に全て地上デジタル放送なのか?とにかくテレビのリモコンをONにして、チャンネル切り替えで見ていくが、日本のデジタル画面より鮮明ではないような感じがした。

韓国のLG製のテレビがほとんどだったが。約50のチャンネルぐらい見れた。「24h」というニュース番組、真面目な討論番組、ハウツー物、過去のニュース、セマナ・サンタの中継番組、等などそして多くの映画など。東京の地上アナログ兼デジタルでは、7つのチャンネルなのだが。このようにチャンネル数の少ないのは、先進国では日本ぐらいだろう。北米でも、もの凄く多くの数のチャンネルがある。やはり新聞社系列のテレビ局の電波独占なのだろう。

日本のような「バカらしい番組」は、ほとんど無かったように感じた。またニュースも日本のように根掘り葉掘りの厚かましい取材スタイルではなく、一つ一つ短く簡単に放送していた。日本の原発問題や、津波被害も2分ぐらいで簡単に流していた。リビア問題にしてもだ。またこれらを、同じ内容で何度も繰り返し流していた。

まぁ、番組としては、日本の方が、カネだけは掛かっているような気がした。しかし、被り物をしたお笑いタレン連や、チンドン屋服装の評論家,女装のオカマタレントなどなど見ていて不愉快な場面はなかった。また各プロダクション事務所の押し売りタレント出演なんていう日本のテレビ界とは違っていた。”クレヨンシンちゃん”とか、”どらえもん”などのアニメの吹き替え番組もあった。テレビCMは、日本の方が圧倒的に多かった。

日本の新聞社とテレビ局の系列化は、早々に法律で禁止すべきがオイラの考えだ。報道界は第3か第4の権力者だからね。世界的には分離が常識。

さて本題

グラダナから遠距離高速バスで、マラガに着き、そこから鉄道でトレモリーノスに行った。

グラダナからマラガへは、南西方面に直線距離約90kmを高速バスで行き、マラガの中央駅から、各駅停車の電車で25分ぐらい、(直線距離は、南西に12km)いったところにある、海岸リゾート地。

Dscf8247 電車内はこんな感じ。すべてそうだが、電車は最新型。約25分の乗車で料金は、1.60€=200円。老人パスを見せたらなんと0.95€=120円だった。ローカル駅の様相で、駅前広場があるのだが、タクシー乗り場はかなり離れていたので、ホテルまでそんな遠くないはずと徒歩で行くことにした。ところが、急な坂道を小トランクを引っ張りながら降りていくはめになった。

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この坂道の両側は、土産物店や各店がひしめいている。北アフリカのモロッコあたりからの物も多いらしい。革製品(皮ジャンバーや財布)が驚くほど安かった。その降りていく途中、突然空が暗くなり、やがてスコールのような雨が降ってきた。しかたが無いので、コンビニのようなお店で雨宿り。雨の合間を縫ってホテルに直行した。

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ここは、夏の海岸リゾート地で、多くのリゾートホテルが並んでいた。リゾートマンションも多いのだろう。全長7kmに及ぶ砂浜が続く。まだシーズンにはなっておらず、またその日は天候も悪かったので、どちらかといえば閑散としていた。遠くにはマラガの貿易港の港湾クレーンを臨むことができた。

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やはり、欧州各地からの観光客が来るので、規模がでかい。南フランスの各海岸リゾート地と似ている。

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大きな石灰岩の塊が波よけブロックとなっていた。地中海なので、日本のような高波は来ないのだろう。情緒のあるパラソルが砂浜に設けられていた。この砂浜沿いの通りには、シーフドレストランがいくつもあり、その直前のビーチも管理をしているのだろう(パラソルとイスはショバ代を取られる)。

ここから、つぎの日は、ミハスというところに行った。バスで、西方向に直線距離13km山を上がっていく。ちょうど熱海から箱根に行くような感じ。道中トレモリーノスの街が眼下に見え、また、途中は多くの高級別荘的住宅を見ることができた。

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まさに、云われるように「白い村」。昔、ギリシャのミコノス島に行ったことがあるが、これと似た様な空間を感じた。(アチラは通りの床まで白かったが。)外窓や外建具以外は全て外壁は白色で統一している。

ここでも、もっと上手い写真で纏められているサイトを紹介する。

アンダルシアの白い村、ミハス

ただ、ここはミコノス島のように大昔から伝統的に白い壁の村だったのだろうか?あそこは、そのころ交通が不便だったので、島で取れる石灰岩から作る漆喰しか無かったから、それしか使うことが出来なかった。だから街中の壁は漆喰の白色だったという歴史があった。この回りは高級別荘地になっているが、もしかしたら、近年になって観光対策としてこのような”白い村”造りをしたのではなかろうか。もしそうだとしたら、大変いい観光地戦略だと思う。とにかく美しい。

オイラ30代後半のころ、ある組織で熱海の再開発構想を作った。いろいろな構想図・提言文を本にまとめたが、その中のひとつに、「街中の外壁を白く塗り替えろ」と提言をした。が、憲法の財産権と表現の自由にぶつかって、単なる提言で終わってしまった。これが一番小財源で出来る観光戦略だったのに。壁全てを白くするとなぜか、写真を撮ると人物が素敵に写ってしまうという不思議さがあるのだが。

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眼下に見える、別荘の建物。大富豪の別荘が多いそうだ。

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もっと遥かには、トレモリーノスに連なる街が望める。

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観光用のロバの馬車。馬の馬車もある。

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写真は撮らなかったが、ここには、世界最小の闘牛場があるとのこと。左画像は、古代の砦のようなもの。右画像は食事を取った展望レストラン。

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やはり、このミハスでも、”セマナ・サンタの巡行”に出会ってしまった。小規模ながら盛大だった。ここでは、神輿と山車をミックスしたような”バソ”を頭ではなく肩で担いでいるのを発見した。それも担ぎ手を幕で隠すことなく、見ることが出来る。これ、掛け声を掛けながら威勢よくやれば日本の祭り神輿しになってしまう。ここミハスは、よく日帰りコースの観光客が訪れるそうだ。

Dscn0579 ここが、オイラ達が滞在したホテル。10部屋ほどの小さなホテルだった。ちょっと、外壁につけてあるエアコンの屋外機が興ざめなのが玉に傷。夜は、廊下の照明は点いていなく、人を感知すると照明がつく。電気料金が高いのだろうか?

ここから、やはり高速バスで”マラガ”に向かった。

次回記事に続く。

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コメント

スペインの報道番組は24hが淡々とニュースを流すのに退位して、ANTENA3、TELE5などは日本と同じように、コメンテーターが勝手な無責任発言報道が多いです。

今回の東日本大地震についても、中国四川省の地震を間違って入れたり、空港で中国に帰国する中国人を日本人が脱出していると報道したり、カネ勘定をしている銀行員の場面を使ったりと、日本よりもっと報道番組は程度が低いです。

これ、スペイン在住の日本人が主たる掲示板です。日本の地震についてです。

http://www.arrobaspain.com/cgibin/wwwlng/wwwlng.cgi?print+201103/11030052.txt

投稿: スペイン在住者 | 2011年5月12日 (木) 09時57分

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