放射能数値というオバケと大地震発生率というオバケが日本に徘徊しているのか?
日曜日には、天気も良かったので、久しぶりにオイラのみかん畑に行って、1本ある夏みかんの木から、全て夏みかんを収穫した。若木(多分15歳ぐらい)だが、計約70個の収穫。しかし以前にイノシシが低いところにある枝に乗って、この夏みかんをネコババしたらしい。今年の夏みかんは特に美味しいのか、その大枝がボッキリ折れていた。また、食べた残り皮が落ちていた。これをも含めると、この木は約90個は実らせていたようだ。よく頑張った!
その他、初春に剪定した多くの枝を処理していなく、モノラックに乗せて下にある焼却場まで運んだ。今度ゆっくり焚き火をする。この日はまだ数時間余裕があり、ふとみたら途中途中にある、ご先祖様からのお茶の木が、まばゆいくらい新葉で輝いていた。そうだ今年は新茶を作ろうと、カゴの紐を首に掛け、両手を使ってお茶の新葉を採り始めた。約2時間で、40Lゴミ袋に一杯になった。10年程前にこの新茶作りに挑んだが、正統作り方は時間が掛かって、また難しくそれ以来やっていなかった。
ネットで以前見たら、電子レンジを使った簡単な方法が頭にあって、それでやってみようという気になった。オイラ毎日のお茶の飲み方は、急須は使わず、すし屋で出す湯のみにお茶葉を入れ、熱湯を足すという中国式。やがて茶葉が沈殿したら上澄みを飲む。最後に少々茶葉も飲み込む。
まず新葉をそのまま大どんぶりに入れ、5分間強でレンジでチン。そして新葉の下を上にひっくり返しフワフワにして、また5分間レンジでチン。すると人工的にカラカラに乾燥する。これを繰り返して全て乾燥させた。そして次に機器を使って粉状にして粉茶の完成。数ヶ月分のお茶が出来た。試飲したら新茶の味で美味しかった。あとまだ採っていないお茶の木があるので、来週土日に全て採るとこにした。これから毎年新茶作りを楽しめる。
さて本題
3・11から日本国民は放射能数値や、大地震の確率を懸命に気にするようになったのだが、これがまたいい加減というのか、学者・機関・組織によって様々違うことに気が付いた。これらの数値が日本中を駆け巡っていて、徘徊していて、何を信じていいのやら、解らなくなってしまっている。
とにかく、日本は、世界は、福島原発の事故に関して、またまた「羹に懲りて膾を吹く」状態に陥っているようにも思える。放射能汚染というオバケみたいなものに、振り回されている。ガン発生率という、放射能に関しては、臨床例の非常に少ない確率が1人歩きして、恐怖のどん底状態。ある専門家は、この数値までなら安全だ。別の専門家は、涙ながらにこれでは、子供は死んでしまうなどと。つまりオバケ数値と戦っているのが現状。
タバコによる、ガンの発生率から比べたら、あまりにもその発生率は微少なのに。それを云うと、タバコは覚悟して吸っているという意見が出てくるが、その他にも多くのガン発生率の高いもの、アスベストや自動車の排煙によるものなど多くある。これらの数値も絶対的でもないものが多いが(笑)。もちろん原発現場周囲の数値の極端に高いものは別にしての話なのだが。
この放射能汚染による、ガンの発生って、いったいどのガンが発生するのか。甲状腺ガン・白血病がよう言われるが、胃がん?大腸がん?乳がん?脳腫瘍?あといったい発生原発としてどのガンなのか、テレビや新聞や雑誌を見ても、何も指摘していない。誰も質問もしない。
チェルノブイリのその後は、20年以上経って未だに高放射能レベルで、現場から30km以内は立ち入り禁止なのだが、今は植物が生い茂り、動物の天国になっているらしい。ここで研究している学者は、人間も含めて、動植物は放射能に対して順応することを検証している。多くの臨床例というのは、広島・長崎そしてチェルノブイリしかないのが現実なのだ。
この、検証からみると、国際基準というのも、その数値は実態とはかけ離れた、もの凄く厳しい数値で、騒ぎ過ぎかもしれないという疑いをもたざるを得なくなる。このビデオをこの記事の後半紹介する。
そして、大地震の確率についてだが、
反原発派からの情報、原発推進派からの情報、客観的派からの情報が、それでなくてもいい加減だったマスゴミを通して発せられ、菅チョクトは今回の浜岡原発の一旦全停止の要請をした。もちろん、電力供給状態に影響が無ければ、やることもかまわないかもしれない。だが、東海地域は今にも大地震が発生するかの大煽りが果たしてどれほどなのか、神様しか分からない。まだまだ大地震の発生の予測は無理だったことが今回あからさまになった。
浜岡原発の地点で、震度6強以上のプレート型地震が30年の内に起こる確立が84%だと。3・11以後余震で、震度6強の地震は、数回あったが、浜岡原発には影響はなかった。そして、東海地震については、これ20年も前から、同じことが云われてきている。30年-20年=10年で、あと10年以内に起こることになるはずだが(笑)。果たして地震の専門家達の発表はどれほど信頼できるのか。今回の地域は、連動して起こり、それが大津波になった原因となったが、その発生確率は20%と発表されていた。
大津波危険地域はリアス式海岸だけではなく、沖合いが超遠浅海底地域は同じように大津波にやられる!:2011年3月22日 (火)
以下は、2005年1月1日を基点としている。「三陸沖から房総沖の海溝寄りの津波地震20%、Mt8.2前後」この20%の確率だったのが、今年3・11に起こったことになる。しかし、よく探すと各方面から様々な確率が出ていて、何を信用していいのか分からないくらいほど、多くある。これは一例でしか過ぎない。
まして、3.・11の当時より2日前から、あれだけ同地域でその前兆といえるM3.0以上の地震が起こっていたのに、専門家機関は、巨大地震に結びつかないとはっきり断言をしていた。地震関連の専門家機関の云うことも信じられないのだ。それをマスゴミは今回一切問題にしない。
まして、許されないのは、これは日経新聞にも出ていたが、原子力保安員の資料なのだが、今年の1月1日付けでの地震確率表なるものがあり、今後30年以内にM6.0以上の地震が、原発立地上に起こる確率を示したものだ。
0.0% 福島原発第一号、石川志賀原発、福井大飯原発、島根原発、愛媛伊予原発、佐賀玄海原発
0.4% 北海道泊原発、 福井高浜原発、
0.6% 福島第2原発、 福井美浜原発、
1.0% 福井敦賀原発、
2.2% 青森東通原発、
2.3% 新潟柏崎刈羽原発、鹿児島川内原発
2.4% 茨城東海第2原発
8.3% 宮城女川原発
84.0% 静岡浜岡原発
あれれ!福島第一原発の地点は、地震の確率は0.0%だって。第二が0.6%、女川原発が8.3%。対する浜岡原発が84.0%だと。これも地震の研究機関から出ている確率表で、原子力関連の機関や東電はこれを信じていたことになる。莫大な血税を喰ってきた地震学者達のデーターだ。一般に発表されている、地震確率図との整合性はどうなっているんだ?
学者によって見解がこんなに違うのはなぜなのか。これを発表した地震予知連?は、その学者連中を国会に参考人として呼んで、なぜこのような判定を下したのか、釈明をさせるべきだ。またこいつら、莫大なカネを喰いながら、いい加減な予測を出し続けるからね。予測というのは、地震保険の保険料まで影響するからね。
巨大地震を予知出来なかった、気象庁と地震予知連絡会等の学者達。どのような言い訳をするのか聞いてやる!(笑):2011年3月14日 (月)
今回の浜岡原発の停止要請、これが、菅チョクト政権の延命や、やがて来る選挙を睨んでの政局仕掛けとすれば、由々しき問題だと思う。何しろ、「憲政史上最低の元首相と最悪の現首相」という中で、ほとんど現政権に信用が無くなっている現在、たとえこれが正しい政策だとしても、国民はすべてが疑惑の中で半信半疑で受取るしかないという悲劇なのだ。
一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の動画
時間を作って是非ご覧頂きたい。
チェルノブイリ災害を客観的に検証したものです。
放射能汚染の恐怖というものが、
かなりオーバーに伝えられているのではないかと
再認識する次第です。
その1
その2
その3
その4
その5
| 固定リンク
コメント
いかにも、放射能に関して、究明は完了していて、その数値は絶対正しいと思わされているが、実は放射能に関しては、未だ分かっていないことが大変多いということが分かりますね。
最近、フランスのコメディー討論で、日本人で広島・長崎で、2回も原爆に会い、放射能汚染に巻き込まれ、障害者認定された人が亡くなり、その人が90歳を超えていたことに、驚きと嘲笑されたと、日本大使館は抗議をしましたが、私も常々、原爆の悲惨さを語る人々が高齢でも元気なのを不思議さをもって見ていました。
これ、なんでしょうね?
投稿: アイヤー | 2011年5月18日 (水) 09時37分