« 2011年の4月のスペイン。バルセロナ編-1:ガウディー様の作品を直に観ました。 | トップページ | 2011年の4月のスペイン。マドリード編:そこは広大な平地の中にあった。そしてトレドへ。 »

2011年5月 3日 (火)

2011年の4月のスペイン。バルセロナ編-2:街の観光あれやこれや。

とうとう、米国はビンラディンの居場所を突き止め、殺害したとかで、米国は歓喜に溢れ返っているようで。まぁ、それだけ米国民にとって9.11は衝撃だったのであろう。空港警備は益々厳しくなりそうだ。これからタリバン派の反撃テロにはそうとう注意を払わなくてはならなくなった。滞在中もテレビニュースでは、ドイツでテロ集団の隠れ場所と犯人を捕まえたとかやっていた。ちょこっと(約2分ぐらい)日本の大震災関連を流していた。あとはリビアのカダフィー関連など中東紛争について。

大昔オイラの若い頃、欧米では、メガネを掛けカメラでアッチコッチ撮り歩くのは日本人だとよく蔑みをこめて云われたものだった。しかし今やこの地に観光で訪れてくる欧州の人々、みな日本製のデジカメを各自持って、パチパチ撮り歩いている。なんのことはない、そのころカメラとプリント代が一般庶民には高すぎていたのじゃないのか?つまりヒガミだったのかもしれない。オイラ1,500枚ぐらい写真を撮ってやった。

ホテルの客室は、最新型液晶テレビに変わっていて、ほとんどがLG電子のテレビ。この韓国製のテレビで圧巻していた。なかにはサムソン(韓国製)と東芝を見つけた。テレビについては、欧州ではこのLG製でほとんど占められていた。値段が安いのだろう。

このバルセロナについて、一番楽しんだのは街のなかのそぞろ歩き。といっても中心部は一区画が133mあるので、そうとう歩くことを覚悟しなければならない。古典的建物の1階はほとんど商店でその数おびただしい。特に衣料関係のお店があっちこっち並んでいる。なかなか良いディスプレーで見るだけでも楽しい。その数もおびただしいほどあり、よく商売を続けられるなと感心してしまう。日本の”無印良品”の看板を掲げた店を一軒見つけた。そうそう、ホテルでもそうだが、地上階は0階、1階は2階と表示されるので、当初はエレベーターで迷ってしまう。

古典建物保存のせいなのか、街の中ではデパートらしきものは、一つしか見つけられなかった。それが他の都市でもこのデパートのみで、いわば独占的存在のように感じた。

しかし、都市の郊外には、日本のように大規模なアウトレット・ショッピングモールや、大規模なショッピング施設が沢山あるようで、街区の人々は車か、専用バスで買い物をしているようだ。

Dscf7577 これ、中心地に近いカタルーニャ広場というロータリーになっている地点にあるデパートで、”エル・コンテ・イグレス(el corte ingles)”という。地下は日本と同じで、スパー方式の食品売り場となっていた。

Dscf7578 その地下階になぜか、日本の盆栽コーナーがあったりして驚いてしまった。どのくらいスペインで人気があるのかわからないが。そういえば裏通りで、日本の寿司レストランを見つけたが、看板と寿司料理の写真があったが、閉鎖されていた。寿司ブームも単発だったのか。

Dscf7800 Dscf7798

夜はこのような感じが続く。アジアや北米のように上階に輝くネオン広告なぞは一切ない。もちろん飲料水の自動販売機は、一切置かれていない。まぁ、夜の街も照明は統一されている。何か、裏通りでは、嘗てのミュージカル映画”雨に唄えば”で、ジーン・ケリーが傘さして踊り狂う場面にいるような感じだ。Youtubeより”雨に唄えば”の1シーン

このカタルーニャ広場から、ランブラス通りを行くと、”サン・ジョッセップ市場”というのがある。地元では通称”ボケリア(boqueria)と云われている。これバルセロナで一番の食材マーケット。バンクーバーのグランビル・マーケットに似ている。ここの食材を見ているだけで時を忘れてしまうほど。

Dscf7507_r Dscf7510_r

Dscf7509_r Dscf7508

吊り下がっているのが、これが、スペイン名物イベリコ豚の塩漬スモークモモ肉。これを厚めにスライスして生ハムとして食べる。日本より味が濃い。あまりにも一般的に食べられている食材。硬いパンとワインと一緒に食べるとこれが最高!

Dscf7519_r 様々な肉の塊

Dscf7514_r Dscf7512_r

果実も日本よりは大変安い気がした。各自換算して見てください。時下では1€=125円でした。

Dscf7521_r なんといっても豊富なオリーブの実の加工食材。

バルセロナでは、都市全景が見られる場所として、”モンジュイックの丘”というところがある。1929年のバルセロナ万博や1992年のバルセロナ・オリンピックのメイン会場となった大きな丘なのだが。そこに、前記事にある、カタルーニャ美術館やスペイン各地の建物を移築し集めたスペイン村がある。そうそう日本の志摩にもスペイン村があって行ったことがあるが。ここは本物で造られている。

この頂上はモンジュイック城があり、そこから360度眼下に都市全景を見ることができる。そこまでは、歩いてもいけないことはないが、スキー場によくあるリフトでの交通。

Dscf7526_r Dscn0091_r

Dscf7544_r Dscn0085_r

画像中心にサクラダ・ファミリアが見える。

Dscf7542_r Dscf7541_r

眺望として左側の街区

Dscf7537_r Dscf7539

眺望として右側の海側の港湾施設。

ちょうど、横浜の4~5倍のスケールといった印象だった。この城の少し降りたところに”ミロ美術館”があったのだが、月曜日だったので休館していた。

市街におりて、うろうろしながら、ダリ美術館に行った。数年前、上野でダリ展を見たのだが、ここは、ゴシック調の古い宮殿を展示室にしたもので、小規模で目立たないところにあり、探すのに苦労した。しかしダリの作品がびっしり展示されていた。おもに初めて見るデッサン画が多く、そのほかダリがデザインした陶器、モニュメントが多かった。写真は自由に撮れた。拝観料は8€=1,000円。まさにダリのような奇人変人で無ければ、このような世界的作品は創れなかっただろうと感じた次第。日本の岡本太郎は、ダリやピカソの物真似だったと改めて感じた。

Dscf7561_r Dscf7569_r

あと、最新の建物として、”トラ・アグバル(torre agbar)”を見に行った。これは、水道公社の建物とかで、もちろん内部見学はできなく、外観を眺めるしかない。地下鉄”グロリアス(glories)”という駅を降りたところにある。

Dscf7843_r Dscf7845_r

Dscf7628 この建物は、なんと、ガウディーお得意の庇下通気口のヒントを外観に取り入れてデザインをしている。それも全面に渡って。これ一般にジャロジーと呼んでいる。

まぁ、、バルセロナはまだまだ観光としては見切れないほどの名所が豊富にあった。新しく建てられた施設もバブル期なのか、斬新なデザインのものが多い。これからこれらが新しい名所となっていくのだろう。

スペインは地震のほとんどない国であり、過去の大戦でも各施設は致命傷にはなっておらず、価値のある施設がその積み重ねで集積している。地震や大火事、大戦でその度にほとんど消滅してしまい、毎回一から造り直した日本の大都市にはない歴史的施設の集積場所なのだ。しかし、大地震が無いとは云えない。1755年にはお隣ポルトガルのリスボンで大地震があり(1531年にもあった)、海底を震源地とするM8.7という巨大プレート型地震が起き、リスボンの都市は壊滅し、津波で1万人以上、計5万人以上が死亡・行方不明となっている。

250px1755_lisbon_earthquake 250px1755_lisbon_earthquake_locatio

だからスペイン・イタリアもこの危険性がまったくないとは云えないのだ。ホテルの部屋で見たテレビでは、今回の東日本大震災(こちらではfukushima地震と呼んでるようだ)の影響なのだろう、他人事ではないと地震・津波の特集を流していた。但しこちらでは日本のように日々小中地震が発生することはないらしい。ポルトガルはこれにより、植民地獲得競争から脱落したとのこと。

バルセロナを拠点として近郊の観光地に出かけた。カタルーニャの聖地”モンサラット(montserrat)”だ。ここは標高1,235mの高地にある修道院。

Dscf7766_r Dscf7765_r

スペイン広場にある駅から電車で約1時間。登り坂なので、後半はアプト式電車に乗り換える。よくも昔の人は、こんな不便な高台に、こんな大建築を造ったものだと感心してしまう。また、そこからケーブルカーで、この山頂まで行ける。

Dscf7768 Dscf7770

Dscf7771_r Dscf7772_r

これらが、修道院とバシリカ(basilica)教会の外観。よくもこんな岩山の中腹に建設したものだ。宗教の力は恐ろしいと畏怖を感じた。

Dscf7777_r 教会内部ではミサが行なわれていて、セスコラニア(escolania)少年合唱団が合唱していた。オイラも神妙な顔をして、ミサに参加した。聖母マリア信仰のカソリック巡礼地となっており、スペイン各地、欧州各地から巡礼者が集まる。隣の席に90歳近い爺様が座り、多少英語で話しをしたが、途中で座ったまま、死んだように寝てしまい、逃げるようにオイラ席を立った。

Dscf7769_r そこから、山頂目掛けてケーブルカーで登った。中央に写っているのが、その線路。

Dscf7784_r_2 Dscf7782_r_3

頂上はいわばハイキングコースになっていて、歩く距離も半端ではないが、眼下の景観が素晴らしい。

Dscf7793  Dscn0255

途中にあったシンボリックな古い建物。何の建物か分からない。野生の猫なのか?数が多かったが、人になついていた。

バルセロナを訪れていた観光客の数は想像を絶するぐらい多かった。何しろ、銀座・渋谷・新宿・渋谷の混雑した大通りを、この一つの街で受け持っているようだった。瞬時でもその観光客と地元人の数は数十万人になるかもしれない。

このバルセロナのあるカタルーニャ州には、近郊にはシッチェス・タラゴナ・ジローナ・フィゲラス・アンドラ・バレンシアなど、まだまだ素晴らしい観光地がある。日本人には覚えやすい”ペニスコラ(peniscola)”なんていう砂浜海岸リゾート地もある。

そんなこんなで、バルセロナからマドリードに空路で発った。次記事に続く。

|

« 2011年の4月のスペイン。バルセロナ編-1:ガウディー様の作品を直に観ました。 | トップページ | 2011年の4月のスペイン。マドリード編:そこは広大な平地の中にあった。そしてトレドへ。 »

コメント

やっぱ、スペインでも地震がありましたね。

M5.2の直下型らしいです。

http://www.cnn.co.jp/world/30002721.html

投稿: 子猫大猫 | 2011年5月12日 (木) 10時12分

何か、ブログ主さんが、日本からスペインに、地震を土産に持っていったような。コワー!

投稿: よい子 | 2011年5月12日 (木) 10時35分

まあ、こんな感じだ。

         日本人                       世界

震度1   気付かない。                 敏感な人なら気付く

震度2   敏感な人なら気付く             ほとんどの人が気付く

震度3   ほとんどの人が気付く            全員が気付き、パニックを起こす

震度4   お~揺れとる揺れとると笑う        家屋の倒壊が起き、死傷者が出始める

震度5弱  とりあえずテレビの速報を見る      大災害、テレ朝がドラえもん募金詐欺を始める。

震度5強  大きいなーとか思いつつ地震スレ検索 都市は壊滅状態TBS、日テレ募金を始める。

震度6弱  とりあえず机の下に隠れたりする     自力では復興できないレベル

震度6強  テレビ東京がアニメをやっているのを.  国家消滅
       確認して安心して2ちゃんする

投稿: rokudenashi | 2011年5月12日 (木) 10時40分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 2011年の4月のスペイン。バルセロナ編-1:ガウディー様の作品を直に観ました。 | トップページ | 2011年の4月のスペイン。マドリード編:そこは広大な平地の中にあった。そしてトレドへ。 »