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2011年3月28日 (月)

巨大地震の前兆は必ずあるはずだ!それは何か?オイラが見つけたその前兆

先日ある総会があって、その後飲酒雑談をしていたら、その中の1人が、取引の関係で南三陸町に数日前救援物資を持って駆けつけたそうだ。ここには一般車両は許可証がなければ入れなかったのを、訳を言って入らせてもらったとか。テレビで見るより、その現場の酷さに呆然としてしまったとか。あの最後まで避難広報をし続けて、波の飲まれて行方不明になっている町職員遠藤未希さん(25)のいた防災センターも見たそうだ。

ここ鉄骨造なのだが、外壁は厚100のALCパネル(板)張りだった。これ、イメージとしては、軽石をボードパネル化したようなもの。これの長尺ものを、建設中落とすと割れてしまうようなものだ。津波の水圧で全て一変に破壊されてしまい、重量鉄骨だけが、無残の残っている。鉄筋コンクリート造にする予算が無かったのか?しかもこれが津波危険地区の防災センターってのも・・・・。やはり重要なことは地方行政ばかりに任せるのではなく、国の強制指針は重要だろう。地方分権というのも、こういう結果になると考えさせられる。

また、災害地の匂いについてだが、まだ気温が低いので、悪臭はなかったと云っていたが、これから暖かくなると、今のままの状態が続いた場合、どんどん悪臭が発生して現場にいるだけで、目まいがするほどの悪臭が発生するだろう。

彼ら道中、仙台駅周辺に泊まったとか。あそこ大きな繁華街があり、ガールズクラブも沢山あるが、閑散としていたそうだ、。しかし、煌々とネオンが輝いている通りがあった。これ皆、消費者金融のネオン看板だったと。これから再度のサラ金の商戦が開始された。

今回の地震と大津波発生について気がついたことは、・・・・・

これまで、散々プレート境界型地震による、大津波発生の原理は理解していた。

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だからなんとなく、震源地は境界上となると思っていたが、今回のを見ても、境界より内陸の方向の離れた海底上となるようだ。これグーグルーアースで、海底の画像で分かったのだが。それで今日、気象庁の地震記録を元ににして、巨大地震発生時前後、M3以上の地震の震源地を入れたオイラのオリジナル画像を作ってみた。

地震記録は、過去記事から転記した。

巨大地震を予知出来なかった、気象庁と地震予知連絡会等の学者達。どのような言い訳をするのか聞いてやる!(笑)2011年3月14日 (月)

ここから拾った記録をもとに、震源地の北緯、東経の位置にポイントを落とした。ほとんどの資料が海底の様子の入った上に表されていないので、いまひとつ理解が出来ないところがあったが、こうしてみると大変分かり易い。因みにこの辺の海溝の水深は7km前後だ。

(クリックで大)

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A・B・Cのポイントは、1の巨大地震の起こる前で、Cの地震が海溝への駆け下がり上部で起こっている。しかし、M9.0地震も含めて皆、海溝の境界付近ではなく、海溝への駆け下がりになる前の丘のような位置が震源地となっている。また一部M9.0の発生から50分後ぐらいに、またもっと大きな津波が来たところもあったらしいが、これが2・3の地震で再度津波が増幅されたに違いない。

また福島沖の海底は、伊豆海岸沖のように、すぐストーンと深海になるような海底ではなく、水深200mになるには、約50km沖合いという遠浅海底だった。因みにオイラの海岸では、約4.5kmで水深200mを突破していく。

さて、今回のM9.0の巨大地震の前兆についてだが、以前の記事にもしたように、9日・10日・11日と連続で、この地帯にM3以上の地震が発生していた。これを莫大な予算の恩恵を受けていた気象庁や地震予知連絡会は、「これは予測されている巨大地震には繋がらない」と、国民を安心させていて、「やっぱり来ました」なんて言う、とんでもない組織だったことが分かった訳だが。

それ以外にも、この地震の前兆を、オイラ偶然見つけた。例の「CO2温暖化説」にいままであれは詐欺だと言い続けてきたオイラとしては、例の太陽黒点の数の増減に関係するのではないかと、時々このサイトをチェックする。もちろんこれが簡単に、地球の気象に影響が直結するものではないことは分かっているが、何らかの関係はあるらしいと世界の科学者はみている。

SWC宇宙天気情報センター 27日周期情報 これの太陽黒点数をクリック

NOAA Sunspot Number  ここで毎日の太陽黒点数がデーターとなっている。

これを見ると、2008・2009・2010年と大変太陽黒点数は少なかったが、ここに来てだんだん多くなりつつあるのが分かる。

そして、これを見て驚いてしまって思わず画像化してしまった。

(クリックで大)

Photo

なんと、3月3日に黒点数が83個、そこからだんだん多くなって行き、3月8日には122個、9日137個、10日132個、11日88個、12日105個と増減が推移している。またこれ米国からの記録なので、日付が日本時間なのか、測定地時間なのか分からないが(半日米国は遅い)。

太陽黒点が多くなることは、太陽が活発化することは解明されていて、地球の電波などにも大きな影響を及ぼす。今回の本震のキッカケを造ったのではないだろうか。

黒点数が多いほど、黒点群の数が多い時ほど、太陽ではフレアやCMEといった現象も頻発する。

地震の前兆としては、動物の生態変化や地震雲やらと、いろいろあるらしいが、今回は遠くの海底で起こったことなので、信憑性はともかく、あまりにも根拠が薄い。しかし、太陽黒点の数が増え、この何らかのエネルギーが、巨大地震を引き起こしたと仮定すると、なんと、日時がピッタリ嵌ってしまうのではないか。

単なる、偶然とするにはあまりにも時期が一致過ぎる。気象庁も地震予知連絡会も、もう少し、褌の紐を締め上げて、税金泥棒なんていわれないよう、プロの意地を見せてほしい。とりあえず地震予知連絡会のメンバーは全員入れ替えだよ!気象庁も管理職は処分が当たり前だよ。・・・怒り!・・・・

一粒で二度おいしいオイラのブログ:  今日の画像

そうだ!

そのとおり!

早速、実行!

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おまけ

01201902

人類は、数千年も前から

多くの天災に会い

多くの悲劇がありました。

常にその連続なのです。

しかしどの時代でも

思いやり(愛)だけは

変わりません。

6000 

発見された

6000年前の男女の人骨

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コメント

「無能な働き者。これは処刑するしかない。理由は働き者ではあるが、無能であるために間違いに気づかず進んで実行していこうとし、さらなる間違いを引き起こすため。」ヨハネス・フリードリヒ・レオポルト・フォン・ゼークト=ドイツの戦略家・軍人

「活動的な馬鹿より恐ろしいものはない」ゲーテ=詩人

「無能な味方よりも有能な敵のほうが役にたつ」マキャヴェリ=政治思想家

「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」ナポレオン=フランス皇帝

投稿: 爺 | 2011年3月28日 (月) 16時25分

地震を起こすシステムとして、現在主流であるプレート境界説、注目を浴びつつある太陽黒点説に加え、地下の熱源移動説というのがあるそうです。

これは、境界が崩壊する原因はマグマ溜りの熱源によるものであるとする説です。
素人考えではありますが、従来のプレート境界破壊説の原因にもなりますし、また太陽黒点による磁気変化とも関係し得る物ではないかと思います。

巨大地震は、これら各要素が複合して起きているのかもしれないな、などと思います。

投稿: hs | 2011年3月29日 (火) 10時41分

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