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2011年3月14日 (月)

東日本大震災。村山政権の「二の舞」になるのか?信用・信頼できなくなった政治家・専門学者の面々。

先ほど、オイラのエリアの広報放送では、15:20~19:00まで、計画停電とのこと。市としては、第2グループと第5グループに入っていて、オイラのところは、第5グループに入るようだ。まぁ、実行がどこまでなのか、その時刻近くまで行かないとどうなるか分からないらしい。ホテル旅館はどうするのだろう。完全に営業が出来なくなるが。

NTT東日本、東京電力の計画停電での影響サービスを公表

というわけで、このとおり実行されると、夕飯は遅くなりそうだ。またその間は仕事ができない。「なんたって、初めてなものなので・・・」と言い放った、嘗ての村山政権の再来が来た。

明日は、管理建築士講習が静岡で開催される。この講習を受けないと、今年の11月には一級建築士事務所の登録が剥奪される。9時から4時までの長丁場だ。費用は1万5千円+新幹線交通費で軽く2万円を超える。これ残余は協会の収入となる。講習料金、高すぎやしませんか?

で、こんな時勢になったので、協会に、明日開催するのか問い質したら、開催するとのこと。新幹線は動いているので、とにかく行くことにする。高い講習料金がパーになるからね。多分今回の巨大地震の話も出てくるかもしれない。

当初、この災害の名称を「東北地方太平洋沖地震」としたと政府は公表したが、いつの間にか「東日本大震災」と名称を変更していた。そうだね、初期のは名前が長すぎる。そして地震エネルギーもM8.8からM9.0に変わった。なを一層の巨大地震だ。

地震発生から、テレビはこの特番を流し続けている。オイラもそれに付き合っているのだが、つくづく感じるのは、普段の地震学者も原子力関係者も、いざとなると、それほど的確なインテリジェンスをもっていなかったことが判明したことだ。

嘗て津波に関しては、近年でも1993年北海道南西沖地震で、奥尻島に最大高さ30mの津波が襲い、奥尻町青苗地区は全滅した。場所が限られていたせいで、死者行方不明者は198人だった。ここは入り江の深いリアス式海岸ではない。また記憶に新しいのが、2004年のスマトラ島沖地震。これ、25万人の死者行方不明者だった。

この三陸海岸については、1960年に発生したチリ沖地震の津波を喰らい、142名の犠牲者をだしている。このころオイラ中学生で日本地理の先生から、三陸海岸地域はリアス式海岸(沈降海岸)で津波が起こると、倍掛け、倍々掛けの津波が起こると教わった記憶がいまだにある。これその地域住民も知っていたはずだ。そして政府も。

だから、11日の14時46分大地震発生で、三陸海岸沿いの町で最大震度7を記録発表していた時点で、こりゃ大変なことになったと分かるはず。すぐ航空自衛隊出動で、空から状況把握をするはずなのだが、どうも命令系統が緩んでいて、出動が遅れていたように思う。民間のTV局のヘリはすぐ出動して、発生後30分過ぎごろからの、あの地べたを這いずりながら進行する津波を捕らえていた。また常設テレビカメラも捕らえていた。そしてその情報は刻々テレビに映されていた。オイラはずうっとテレビに噛り付いて観ていた。もちろんこれらは、全貌の極一部だったが。

自衛隊としても、命令が無ければ動けない。命令が来ても、準備に数時間掛かり、それぞれの現場に陸路で到着するのは、相当な時間が掛かる。だから先発隊は空路でヘリ輸送ということになるのだが、2日後の昨日14日になっても、テレビに映る各被害地には、そのような場面が非常に少なかった。

数字ありきの首相に自衛隊混乱:2011.3.14 01:40産経

 東日本大震災での自衛隊の派遣態勢をめぐり、菅直人首相が唐突に増派人数を打ち出している。被害の甚大さが日を増すごとに明らかになり、人命救助が時間との戦いであることも事実で、増派自体は妥当だ。だが首相は政治主導を示そうとして、防衛省と十分に相談することなく「自らが数字を指示することにこだわりすぎている」(防衛省幹部)ため、防衛省・自衛隊に混乱を与えている。  

「12日夜までに6万5千人態勢となったが、一両日中に10万人態勢を整える」  北沢俊美防衛相は13日午前、記者団にそう述べた。ところが同日夜になり、防衛省は「一両日中」としたはずの10万人態勢の完了時期を「1週間をメドに」と後退させた。朝令暮改とはこのことで、「自衛隊の運用に通じていない」(自衛隊幹部)ことを露呈した。  

首相は12日には自衛隊の派遣規模を2万人から5万人に拡大する考えを表明したが、わずか1日で倍増に踏み切った。10万人態勢を打ち出すにあたり、首相官邸と防衛省が綿密に打ち合わせをした形跡はない。  

首相が12日夜の記者会見で「さらなる動員を検討してもらっている」と明言すると、防衛省内には驚きが広がった。直前に首相は北沢氏に増派検討を指示していたが、大半の幹部にとっては「寝耳に水」の発言だったからだ。  

10万人態勢の根拠となったのは、首都直下地震への対処計画とみられる。計画での最大派遣態勢は11万人で、防衛省幹部は「首相から『出せるだけ出せ』と指示され、首都直下地震対処を参考に10万人という数字が浮上した」と明かす。  

防衛省幹部によると、5万人への増員すら官邸から防衛省に事前に打診がなかったという。首相の指示を受け防衛省はあわてて要員計画の見直しに入った。

もともと、総理大臣が自衛隊の最高指揮官であることを知らず、しばらくたってから、やっと周囲の助言で知った程度の菅チョクトなのだ。ただ野党の時のように口から三寸の批判DNAは、ここに来ても抜けていないらしい。自衛隊出動決定会議ばかり時間を要していたようだ。

被災地域の広さ、被害の重度を、発生から数分後には、最大限、動かすことが出来る数の自衛隊員規模にするべきだった。それが、発生日の11日には2万人、12日には6万人、13日には10万人。まるでバナナの叩き売りと云われてもいたし方がない。どうせ実際の有効な効果が上がるのは、その6掛け7掛けなのだから、このような時は余るぐらいの余分を見みて、スタートするものなのだ。

また、いわゆるアリバイとして、足を引っ張ったのは、気象庁の地震・津波関連担当者。いつまでも、大津波警報を解除しないから、多人数を現場に投下できない。過去の例からも、これだけの大津波が、数時間後、数日後同じボリュームで襲うということはない。あったとしても、非常に小さいものだ。もちろん理論的にはあるのだろうが、実際には聞いたことがない。

また、気象庁は発生3日間の内に、M7.0以上の地震が起こる確率が70%あると、警告を鳴らしていて、これが自衛隊の救援を妨げていたようだ。もちろん大きな余震はあるかもしれないが、この70%確実という%の根拠はどこから引っ張ってきたのだろうか。これを一般大衆が見れば、現場での救済活動が出来ないのも、致しかたがないなとあきらめる。まさかこれプロパガンダではなかろうか?

海外から多くの救援隊が来ているが、もし津波の大災害がなかったら、崩壊した建物に閉じ込められた被害者を助けることで活躍できるが、今回の場合には、場面は全く違っている。大津波が押し寄せ、生存者以外、ほとんどの人達は瓦礫とともに押し寄せた海水に飲み込まれ、残念なことだが溺死した。もちろんそのことは政府も分かっていることだろう。

南三陸町の町民も、いまだ1万人の音信が途絶えているとか報道されているが、あの瓦礫の中に、そして沖合いの海の中に漂っている。陸上の瓦礫の中に閉じ込められていたとしても、この寒さの中、もう3日目だ。凍死状態になっている。本当に哀れなことだ。

奥尻島を襲った津波の時も、ほとんどの犠牲者は海の中に漂っていて、体の発生ガスでやっと水面に浮かび上がり収容された。これから数日後この悪夢を再度見ることになるだろう。それにしても約1万人の行方不明者、あまりにも膨大な数だ。避難出来、生き残った被災者も含めて数十万・数百万人分の悲劇が始まった。

この南三陸町の役場で、最後まで防災放送を続けた遠藤未希(25)さんの事を知り、悲しさで胸が熱くなってしまう。この役場は最後には津波に飲まれ、跡形もなくなってしまった。

【東日本大震災】最期まで防災放送を続けた南三陸町職員遠藤未希さん(25)安否不明 :2011年03月14日

この件は、この地域で、語り継がれることになろう。合掌

とにかく、陸の孤島状態になっている、避難者を早く安全なところに救援することだ。水道・電気も止まりの何もかも止まっている中で、いまだ寒い中で震えている。食べきれない程の食料や着切れないほどの衣服等援助品を早く送ることだ。債権大国の日本には、まだまだカネはウナッテいる。

それにつけても菅チョクトだ。対策を取りまとめるリーダーにこの人事。もちろんこれらがどのような働きをするのか、今ケチをつけるべきとは思わないが、やはりリーダーとは誰からも信用・信頼を置ける人物でなくてはならない。それが、菅チョクトのお仲間で決められた。

その前に、現でも不適格な人物も露見された。

 政府の代表として宮城県を訪れた東祥三内閣府副大臣(防災担当)が12日朝、上空からヘリで被災地を視察した際、居眠りをしていたとして、同乗した同県関係者から「眼下で多くの県民の命が失われているのに、どういうつもりか」と怒りの声が上がっている。  

11日夜に宮城県入りした東副大臣は12日午前7時、仙台市の陸上自衛隊基地からヘリコプターに乗り込み、宮城県亘理町から岩手県釜石市まで2時間半にわたって三陸沿岸部を視察した。宮城県の村井嘉浩知事や市村浩一郎国土交通政務官を含む約20人も同乗した。宮城県関係者によると、上空から見た沿岸地域はほとんどの民家が流され、「どの場所も口では言い表せない惨状だった」にもかかわらず、東副大臣は顔をうつむかせ寝ていたという。  

読売新聞の取材に対し、東副大臣は「熟睡したわけではない。座った時にうとうとした」と眠っていたことを認めた上で、「あってはならないが、地震発生後から睡眠をとっていないという事情もある」と釈明した。

そして、あの「襟タテメストカゲ」こと蓮舫が、節電啓発担当大臣になったとか。

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 蓮舫と辻元が何故登場してくるの?蓮舫に国民の怒り爆発 2011年03月13日

「100年に一度の災害対策は必要ですか?」を実現化すべく、颯爽と襟を立て節電大臣を襲名。今度は何を切り捨てるのですか?

「災害対策予備費」、「学校耐震化予算」、「地震再保険特別会計」を事業仕分けしたひとりが蓮舫さんであり、他のTwitterユーザーから「お前がくだらないパフォーマンスで削ったからだろ! 何をきれい事言ってる?」や「削らした4000億円でどれだけの人々が救われるか」などのバッシングを受けているのである。 http://news.livedoor.com/article/detail/5410104/  

確かこの人は100年、200年の防災に国民の税金を使うなら、10年、20年後の為に使うべきとか言って、防災予算を削ってしまい、それを外国人の子供まで面倒見るような子供手当に回してしまった張本人でしたよね。  

こんな人物が1000年に一度と言われる今回の未曾有の大震災による節電啓発担当大臣に相応しいとはとても思えない。一体どのような理由で選ばれたのか?もう不思議としか言いようがありません。  確かに蓮舫氏が予算を削らなくとも地震や津波が起きたとは思います。しかし、その削られた予算があれば、被害者に対してもっと手厚い援助が早急に可能だったとは考えられませんか。

これから少なくとも1ヶ月は続くと思われる、計画停電。こんな過去を背負っている、パフォーマンスが服を着ているようなのが、あれこれまたパフォーマンス命令をするのかと思うと、これも悪夢だ。

また、パーフォーマンスの元祖。辻元清美だ。

枝野幸男官房長官は13日午後4時50分からの記者会見で、元国土交通副大臣の辻元清美衆院議員を首相補佐官に充てると発表した。 辻元氏は学生時代にNGOピースボートを設立し、1995年の阪神大震災の際にはボランティア活動を展開した。 枝野氏は「ボランティアが救援や復興の大きな力になっていく。現地のニーズに沿った支援ができるよう活動基盤を整えてもらう」と述べた。 http://www.asahi.com/politics/update/0313/ TKY201103130151.html  

何でしょうね、これは?何かの冗談かと最初思いましたが、4月1日にはまだ早いので驚きました。菅首相ももうこんな人しか周りにいないのですね。  >1995年の阪神大震災の際にはボランティア活動を展開した。  自衛隊の派遣を早く要請すべき所をただ邪魔しただけじゃないの?  

まぁ~それは当時は反自衛隊の社民党と言うことで昔話としても、いくら何でもこれはないと思いました。あのキャラは大阪人にはうけても東北人には嫌われると思います。  

本人が果たしてその辺りをどれだけ理解して、現地に乗り込んでくるのか?反発を受けてすごすごと帰るようになると思いますが、どうなのでしょうね。  

私は素人の民間のボランティアなどは余り役に立たないと思います。それよりは訓練を積んだ自衛隊に任せるべきです。彼らの足手まといにならないようにすべきです。  これも菅首相の思いつき、単なる人気取りの人事に過ぎません。こんなことをやっているようでは信用の回復など当面望み薄と言うべきでしょう。

NPO・NGOがなんでも解決の辻元清美。ところがこのNPO・NGOってのもマトモなものは確かに多いが、胡散臭いのも多いというのも庶民には分かってきている。運営がきつくなって、不正をするのが多くなってきているらしい。詐欺会員募集の岡本倶楽部も「元気な熱海」とかいうNPOを立ち上げ、一時我がもの顔で活動していた。代表は逮捕されたもと暴力団関係者大東正博だ。

ボランティアと聞けば聞こえはいいが、当分の間は自衛隊など、プロの人達に任せるべきで、将来安定した時まで、ボランティア活動は控えるべきだ。邪魔になるケースが続発したとか。またNPOとついていても、義援金募金にも注意が必要だ。行政直轄の団体のみ限るべきだと思う。くれぐれも日本ユニセフのアグネスチャン系には贈らない事。中間搾取がはなはだしいと聞く。NGOもテロ集団と繋がっているのがあるらしい。

辻元は、恩になった社民党から逃げ、今は無所属。近々に迫った衆院選挙では落選組だ。だから、今顔をテレビで売っておくために、お仲間の菅チョクトの助け船に乗った。そして、民主党公認で、最悪、比例で当選を狙っていることミエミエだ。コイツを少なくても20年間以上見てはきているが、賛同した意見は一つもない。パフォーマンス意見と行動だらけなのだ。

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一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の画像

今回の原子力発電所について、重要なことは、

この巨大地震の揺れには、耐震設計上問題がなかった。

問題になったのは、津波の予想高さを低く見ての設計で

いざ停電になった時の汲み上げポンプを動かす

ディーゼル発電装置が、津波に飲み込まれてしまったという

地域性を無視した設計上の配置だったという結論になりそうだ。

初歩的ミス設計ではなかったのではなかろうか?

震災前の福島第一原発発電所。写真下に汲み上げポンプが並んでいる。

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震災で津波に飲み込まれた同発電所

汲み上げポンプも、自家発電用ディーゼル発電装置も流された。

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グーグルアースより。これテレビでは一切放映されていません!

福島第1原発の一番下の部分に汲み上げポンプが並んでいるが、これが全部流された!:2011年03月13日

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コメント

日本のマスコミは、台湾における活発な支援の動きを殆ど報じないし、反台媚韓の政府は、台湾隊の受け入れを拒否したそうだが、この事が現地で問題になっているようです。
地震大国台湾の救援隊は非常に優秀ですよ。

投稿: アイヤー | 2011年3月14日 (月) 14時57分

マルキストで中共の手先の蓮舫と阪神淡路大震災で数千人の命を縮めた辻本の起用は日本壊滅どころか滅亡を策謀しているとしか思えません。怒りを覚えます。

また、素人ボランティアに対する意見に賛同します。彼らが訪れるのは土日に集中する事が予想され、現実に阪神淡路大震災や中越地震のときも週末は人数が多すぎて却って全体の作業が滞りましたし、しかも彼らはテント・食糧・水を持参しないで訪れるため、それらの消費量が激増して被災者を不安に陥れてましたね。ボランティアに行くなら重装備をして1ヶ月後かつ平日限定に訪れるのが良いでしょうね。

投稿: 神戸人 | 2011年3月14日 (月) 15時04分

インフラや科学の知識のない素人に日本の電力運用の権限を与えてしまうことは(輪番停電が必要だとしても )危険すぎだとおもいます。国会議員でなくとも適任者はたくさん居るでしょう。
だいたい電車や病院まで停電にすること自体災害の一種です。避けて欲しいです。

何年も続く大きな事案です。
東日本と西日本の周波数が違うことからの電力補充が出来ない弊害を解消するべく、 50/60Hz大型変換器の設置、発電機の50/60両用化と新発電所建設などを急ぐべきです。

投稿: 激同 | 2011年3月14日 (月) 15時11分

twitter上では東電を擁護する輩が多いのですが、
現地で働いている方々に敬意を示すのは当然としても、
東電の非常時への備えは到底看過できません。

"無"計画停電も発表が遅すぎました。
もし予定通りに行われていたら…自宅医療機器使用者からは死者が出たでしょう。交通事故も多発したはずで、一歩間違えれば被災地ではない都心まで二次災害が起きる所です。

東電は常日頃、非常時への備えも万全と謳っておきながらいざコトが起きればこれです。
東日本のインフラをつかさどっている以上、「一企業なのだから」などという言い訳は通用しませんね。

投稿: hs | 2011年3月15日 (火) 14時51分

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