巨大地震を予知出来なかった、気象庁と地震予知連絡会等の学者達。どのような言い訳をするのか聞いてやる!(笑)
前記事にあったように、15:20からオイラの第5グループエリアは計画停電となるとか。しかしそれが17:00からになるとかの報道があった。これも全部ではないらしいし、それが現在分からない。なので時間があるので、今日は第2弾の記事を作ることにした。
さて、気象庁なのだが、以前から温暖化詐欺の広報に務めているようで、オイラから信用を失っている(笑)。温暖化を示すチャート自体にも、オイラは作為を感じているわけだ。そして関連して、地震予知連絡会とも結びついているわけで、今回の巨大地震に対して、全然機能を果たしていなかったことになる。現在、津波災害対策で世論は一辺倒だが、この件は後日検証をする必要があると思い、備忘録として現在入手出来たデーターを晒しておくことにした。
前々回の記事で、とりあえず2ちゃんねるの「地震headline」からの画像を晒したが、読者には本気度で戸惑うこともあろうと、気象庁のデーターを対象にした。
これの、「最近一週間の地震活動」⇒「全国M3」以上で開く。
そして、震源リストを開くとそこに全国でのM3.0以上だった震源地の時系列リストを見ることが出来る。これ毎日日替わりなので、画像化取得をするしかない。
最近一週間の震源リスト:3月6日00:05~3月12日23:48
以下である。
このデーターの最下段にあるのが、今回の巨大地震だ。データーでは、3月11日14:46でM8.4三陸沖となっているが、M8.8に修正⇒そして現在M9.0となっている。M3.0未満のはもっと沢山あるが、ここでは便宜上M3.0以上となっている。
特筆すべきは、最上段の辺にあるデーターは3月6日00:05の日本海南部発生から、3月9日06:31まで八丈島東方沖発生まで、全国バラバラに発生しているが、3月9日11:45三陸沖発生から、ほとんどが三陸沖発生できれいに並んでいる。これらが巨大地震の前兆地震だったことが分かる。なぜ気象庁や地震予知連絡会はこの危険信号に気がつかなかったのか。いままで膨大な予算を喰ってきているのに。
折角だから、参考にこれ以降も備忘録として載せて置く。
まぁ、この後はこれの余震関連が続いたわけだ。もちろん長野県の地震も混じってくる。明らかに、長野県の地震は今回の地震と連動しているように見えるのだが。
そしてもう一つ。同じHPの気象庁・最近の有感地震(震度 ≧ 1)(3月10日24時まで)
を見ると、現在更新を止めている。それも3月10日の24時までで、問題の11日の分は14日になっても載せていない。これは一般人にも分かり易い表示になっている。まさか気象庁の予知の失態を、とりあえず大騒ぎにならないようにする為と疑ってしまう。
以下は3月14日17:20に画像化。
なぜか3月10日で更新をストップしたまま。一説には、東北各地の震度計が破壊されたなんて云われているが、そんなチンケな震度計設置だったのか?まして、11日の14:46までは、破壊されていないので、更新が出来るはずなのに。
ともかく、気象庁の地震及び津波担当者、地震予知連絡会等の専門学者については、今回の巨大地震を予知し、危険警告を送れなかった件について、国民の前にあきらににすべきだ。毎年地震を予知するといって莫大な予算を使っている責任を果たすべきだ。
身構えていた、今日の計画停電は中止になったようだ。明日からどうなるのか?いまだに見通しが立っていないようだが。
| 固定リンク
« 東日本大震災。村山政権の「二の舞」になるのか?信用・信頼できなくなった政治家・専門学者の面々。 | トップページ | 明治時代からの日本の宿題。西日本と東日本の発電電力は融通できない。だからこんなことに・・・・ »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
原発の事故に関する報道も不審な点がありますよ。
中部大学の武田先生が詳しく解説されていますが、現在、何が生じているかが明らかにされていません。 もう既に、救援活動を行っている米海軍の搭乗員が被爆しているのに、です。
今回の地震は、発生と同時に超大規模なものであることは、関係当局や政府には自明であった筈です。 それが証拠に、私宅の近くの陸上自衛隊駐屯地では、発生後数十分で偵察のヘリが飛び立ち、基地が騒然としました。 以来、救援活動に昼夜ヘリが飛び立っています。
機敏な行動で救援を行っている自衛隊の神経を逆なでするかのように唐突な「10万人体制」を言い出す無知な総理大臣は、つい先だってに懐刀の官房長官が「暴力装置」と呼んだことをお忘れになっているかのようです。
これが、彼らの言うところの「政治主導」なのでしょう。 自衛隊や海上保安庁、消防庁等は、使い捨ての存在なのです。それにしてもボケ老人のような人物が総理の折には、阪神大震災があり、今回はまた、史上最低の総理の折に大災害が起こりました。 災害と人災が合わさる結果にならなければ良いのですが。。。。
投稿: とら猫イーチ | 2011年3月14日 (月) 21時42分
今 自分にできることは、へそくりをそっくり募金することです。 私めは、しました。
ミーチャンハーチャン、あなたは?
投稿: 団塊世代 | 2011年3月14日 (月) 21時44分
今後、放射能の影響は どうなるのでしょうか?
どうも、かなり 放射能は 流れ出しているような気がしますが、
真実を知りたい。。。
そして、それに 対応した生活がしたいので、
教えて
投稿: 音羽 | 2011年3月15日 (火) 15時54分
地震予知連絡会等の災害対策費は事業仕分けでの「いつ起こるか分からない地震にこんなに予算は必要ない」と言われてバッサリ削られた経緯があるので、一概に災害対策機関が悪いとも言い切れないんではないでしょうか。
同様に小中学校の耐震工事費が仕分けされたのも被害の拡大に一役買っていると思っています。
投稿: | 2011年3月15日 (火) 19時41分
ごもっともの内容です。今回の地震はある意味人災!!
投稿: | 2011年3月28日 (月) 16時16分
今回の宮城県沖 大地震については 今年1月の地震予知連絡会において、ある程度予測されていたものであります。と言うのも、茨城 福島、宮城沖の海底にある歪み計のデータから、地殻に不定期な滑りが有るという報告がなされていました。 さらに3月9日の宮城県沖の地震発生。 しかしながら 気象庁も東大地震研も 何ら発表もなく この大震災を迎えてしまいました。 せっかくの海底地震計や歪み計が役に立たなかったということです。 今後、予測されるであろう、東海沖及び首都圏直下型の地震についても 予知連絡会の真価が問われています。
投稿: 立つッチ | 2011年3月31日 (木) 20時10分
震源地の記録があるとはびっくりしました。 うちは夫婦そろって地震マニアです。
私の住む横浜では港北区小机で液状化が起きています。 開発をした県は50年前のことは免責のようなコメントをしていました。業界が100年住宅を唱っても実現は不可能です。 ビルの乱立する新横浜駅のあたりは昔は水田のようです。(名古屋のリニア鉄道館に写真があります)。
家を建てるということは、建物だけではありません。最近の港北区では不況で工場が売り払った土地に3階建10棟をキチキチに立てて、しかも工期は3カ月、そのうち一棟は3月11日以降に起工、GW前に竣工です。 地震より怖ーいです。
投稿: さとしのかあちゃん | 2011年5月 6日 (金) 23時26分
この日経の記事を見て唖然としてしまいました。
以下の地震確率表(2011年1月1日付け、30年以内に震度6以上が起る確率)をご覧下さい。
今日の日経新聞に掲載された数字です。
0.0% 福島原発第一号、石川志賀原発、福井大飯原発、島根原発、愛媛伊予原発、佐賀玄海原発
0.4% 北海道泊原発、 福井高浜原発、
0.6% 福島第2原発、 福井美浜原発、
1.0% 福井敦賀原発、
2.2% 青森東通原発、
2.3% 新潟柏崎刈羽原発、鹿児島川内原発
2.4% 茨城東海第2原発
8.3% 宮城女川原発
84.0% 静岡浜岡原発
おおよそこのような確率となっていますが、<0.0%>とされていた福島第一原発に注目するべきだと言えます。
これ、どの地震関連機構が発表したのか、現在分かりませんが、福島第一原発の今後30年間に震度6以上の地震が起こる確率は、0.0%だって。これまったく起こらないと太鼓判を押したようなものじゃないですか。女川も8.4%だって。
以前から地震は予知できないといわれていても、地震学者は報酬ももらって、地震予知連絡会なぞがあったのだろうが。これを発表した組織の名前と参加していた地震学者の名前を発表しろ!そしてこれにどのくらいのカネが掛かっていたのか?残らず日本国民に発表すべきだ。
これを見て安心して、地震保険にも入らなく、また津波による警戒を解いて、悲惨な目になった人も多かろう。
まさに、こんな確率を出した組織は、テロと同等だともいえる。
投稿: 陳湖臭 | 2011年5月11日 (水) 16時24分
全く同感です。震源リスト表参考になりました。気象庁はスピーディの事でも口惜しい位役立たずです。無意味な存在事業仕分けで解体するか民営化して欲しいです。米研究グループが茨城県沖のプレートの動きに注目し危険を呼び掛けている報道が3日前ありました。地震予知連絡会はその後全く動きが見えません。今行動せずにこの人達はいつ物を言うのでしょう?突然御じゃま致しました。
投稿: shin | 2011年5月22日 (日) 16時28分
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/daily_map/sendai/20110308.shtml
上記ご存じかもしれませんが、
同じ気象庁のホームページに視覚化された震央情報があります。 この情報を時系列的に過去からたどっていけば私の様な素人目でも前々日(3月9日)、前日(3月10日)のデータが大地震の前兆ではないかと疑うのが正常な反応だと思います。 4月末の地震予知連絡会で「プレスリップ(前兆すべり)現象」が観測されなかったという信じがたい結論が出されたとありました。 「プレスリップ」の学術的な定義は素人にはわかりませんが、前兆がなかったという厚顔無恥な責任逃れの結論を福島原発騒ぎのどさくさに紛れて出した地震連絡予知連絡会と構成委員は糾弾されるべきだと思う。
しかも同予知連絡会は今回の地震を予知できなかったことを隠ぺいする目的としか思えないが、
「地震予知連絡会(臨時会:4月26日)終了後の記者会見で、30年以内に99%の確率で発生すると文部科学省の地震調査委員会が評価していた宮城県沖地震(M7.5)の想定震源域が今回の大震災によって破壊された可能性が高いとの見方を示していますが、今後30年余り宮城県沖地震の想定震源域で地震が起きないとは言えないとし、改めて評価する必要があるとしています。」 (国土地理院 地震予知連絡会事務局)
と、何とも厚顔無恥な表現で前兆を読み取れなかった宮城県沖地震(M7.5)が3月11日の東日本大地震の最中に複合的に発生していた可能性があると言い逃れている。
地震予知連絡会と称しながら緊急予知会合を開いて国民に警戒警報を出す体制が出来ていなかったのではないか?
むろん予知警報を出しても福島原発の津波に起因する事故は食い止められなかったかも知れないが、予知警報があれば津波による死者・行方不明者の何割かは被災を免れることが出来たのではと考えると非常に残念です。
私自身この気象庁の震央分布情報を知ったの地震の翌々日でした。 まして事前に情報を得たとしても素人には予知などできるとは思いません。 ただ専門家・学者の集団である予知連絡会であるならば当然大地震の前兆であると想定して対策を政府に具申すべき事態だったと思います。
民主党の事業仕訳で地震予知連絡会の予算を削ったことも取りざたされているが、民主党の事業仕訳の愚で取りざたされるべきは事業仕訳(予算削減)を政治的パフォーマンス(人気取り=選挙対策)にしてそれに悪乗り加担するマスコミと一緒に仕訳作業をテレビ・ショウ化することで「本質的な議論」(事業内容の徹底的な検証)を忘れた結果が地震予知連絡会のこの体たらくを生んだというべきはないか。
(とにかく政治家・政党の人気取りパフォーマンスや政治をテレビ・ショウ的に報道するマスコミに惑わされて本質を見誤ることのないようにすることが大事だと思う!)
地震予知連絡会は自民党政権時代にできた組織なのだから同予知連絡会の運営にかかる責任の多くは自民党にあるだろう。 この際、自民党も自党の不明・過去の失政を詳らかにする必要があるのは原発問題と同様だ思う。
投稿: 孑孑踊 | 2011年5月23日 (月) 12時53分
参考になりました
投稿: たっちゃん | 2011年11月22日 (火) 15時59分