« 鬼の首をとったかのようにはしゃぐ、朝日新聞系アエラなど。風説の源流の流言飛語の被害は大きい。 | トップページ | 巨大地震の前兆は必ずあるはずだ!それは何か?オイラが見つけたその前兆 »

2011年3月26日 (土)

東北大震災復興の槌音が始まりつつあるが、まだまだ3年から5年は掛かる。仮設住宅は輸入しろ!

各タービン建屋(棟)の床から、高放射線量の水が検知されたことから、それ見たことかとまた大騒ぎ。広瀬隆・広河隆一系のネットでは、これは原子炉容器に毀損が入っていて、やがて破壊され・・・・チェルノブイリと同様に・・・・という具合に煽りまくっている。今日午前の産経には、

東電の26日までの分析によると、2号機タービン建屋地下1階の水の表面で、最大で毎時300ミリ・シーベルトの放射線量が確認された。東電は、この水も原子炉から漏れ出た恐れが強いとして、さらに詳しい分析を急いでいる。

オイラもちろん素人だから、断定はしないが、原子炉建屋(棟)とタービン建屋(棟)は分けられていて、行きと帰りの蒸気循環パイプで繋がっている。これで発電機を回している。もちろん原子炉内部から、通常ではない高放射能水がこのパイプから出ているわけだから、問題はあるわけだ。完全に放射線が閉じ込められた状態ではない。しかし今日の発表では、300ミリシーベルトという致命的数値ではないことが分かった。反原発運動家やそれに追従してきた一部新聞記者の発言を備忘録として覚えておこう。

世界で一番多くの原発を抱えている米国が本格的に、知識と実務の応援に来た。原子力船まで操作してきた経験を、国家ぐるみで応援してくれるそうだ。USA!USA!USA!だね。ただ菅チョクト政権がどこまでこの協力に応ずるかだ。阪神大震災の時は、米軍船の協力を断った村山政権の遺伝子を引き継いでいるヤカラが多いから心配だが。

先ほど「3月朝生」と「ウェイクアップぷらす」の録画をCM飛ばしで観たのだが。「3月朝生」の内容は後日とします。

「ウェクアップぷらす」では、地域防災システム研究センター所長の河田恵昭(かわたよしあき)がゲストコメンテーターで出演していた。番組ではこの被害からの復興について語られていた。阪神大震災のときには、おおよそ10兆円の資産(公共物・家屋・財産)が失われた。今回の場合には、現在の試算で16~25兆円になるだろうと。これには原発に関するものは入っていない。多分全てで30兆円規模になるだろう。

全壊の被害を受けた陸前高田市の市長との対話があった。彼も、家族全員を失っているそうだ。現在助かった市民が数千人いるのだが、その人達への対応が満足に出来ていないことを嘆いていた。これは、市の財政・対策規模ではまったく対応が出来ない。政府が助けてくれない限り、これからの復興の目安がつかない。

とりあえず、必要な仮設住宅は4,000戸だが、現在200戸の目安が付いたのだが、4月初旬完成なのが、36戸しかないそうだ。まったくスズメの涙程度。政府がほとんど機能していないと現場からの声だ。

河田は、今不景気が続いて各仮設住宅業の生産は大変落ちていて、量産体制がとれない状態だと。稼動を高めてても、数ヶ月先になってもどこまで追いつくかといった状態らしい。阪神大震災(1995年)の頃はそれでも、住宅産業はそれなりに動いていて、またマンション建設も盛んで、仮設住宅をすぐ用意できる活力があった。

河田は、その時も仮設住宅を海外から輸入することなく、自前で出来たと言っていたが、それは誤解だ。オイラそのころ、カナダから輸入建築をしており、その取引先が、バンクーバーから、空路1時間ぐらい(車で5時間)にあるケローナという町の会社だった。そこはもとから、モービルハウスといって、トレラーで運べる住宅を専門に造っていた。もちろん構造はツバイフォー工法だが。遠い遠隔地や外国にも輸出実績があった。

豊富な木材・建材が唸っている。組み立て工場。

Sri_11

Sri_12

急遽、阪神大震災が起こり、この会社に簡易に造れる仮設住宅の注文が、おびただしいほど舞い込んだ。こちらで住宅のキッドを造り、40Fコンテナーに収容で、バンクンバー港から、神戸港・大阪港に運んだ。もちろん、カナダ側指導員もつけてだ。これカナダ政府が日本への救援で行われたのか、それとは別の民間ルートだったのかは、聞くのを忘れたが。

受け入れることが出来るのは、仙台港・塩釜港・日立港。大洗港・常陸那珂港など。ここから現地にドレイ車でコンテナーごと運ぶ。もちろん、港整備に数ヶ月・数年掛かるのなら、数時間の遠回りになるが東京港・横浜港からも可能だ。

カナダの製作会社構内。40Fコンテーに積み込む

Sri_21

コンテナー内部

Sri_22

この会社、これ以後、数年に渡る円高の風に乗って、その後仮設住宅ではなく、本格的輸入住宅の日本への供給を始めた。オイラそのころ取引したのだが。しかし円高が収まり、こんどは円安にどんどんなって行き、メリットがなくなった。いまでもその会社はあるはずだ。もともと、日本のプレハブ住宅メーカーは、このノウハウや方式を採用して事業化してきた。

ここだけではなく、カナダのバンクーバーや米国のシアトル・ポートランドには、このような会社は多くあり、現在北米では住宅バブルが去り、建材が有り余っているので、そこからの輸入という引き合いも、すぐにでもしたほうがいいと思うのだが。

河田いわくのフランス・ドイツからもいいが、少し遠すぎるし、日本人に慣れていないのが多すぎる。もちろん日本のプレハブ産業で緊急に賄うことが出来れば、それに越したことがないが。しかし大至急賄うことができるのだろうか?

あと問題は、各災害現場は4月近くなっても雪が降るほど寒いところだ。建設用現場仮設事務所とは違う。10月になれば相当寒くなるところだ。寒い地方からの輸入の方がよいだろう。中国で造らせるのも考えられるが、ノウハウや機械を揃えるまでに相当時間が掛かるだろう。少なくても、大至急に数万戸の仮設住宅が必要なのだ。ちょうど良いことに現在は超円高となっている。

あとは、仮設住宅を建てる用地だが、果たしてすぐに確保できるのだろうか。私有地は期間限定で、行政が賃借りすることになろう。しかし地境の確定は容易でない。土地の謄本での地籍を根拠として、大まかに確定をするしかない。仮設住宅暮らしは、都市再開発計画が出来、そこからだから、3・5年以上は掛かるだろう。

もちろん他国(チリ等)からの大津波も受けやすい地域であることを考えると、将来は中高層の鉄筋コンクリート造の共同住宅やメゾネット型長屋が多くなるだろう。津波危険地域では、木造禁止区域が設定されることになるだろう。

再度の大津波を心配するだろうが、今回のようなプレート境界型巨大地震は、今回のでエネルギーを使い果たし、半年は余震が続くであろうが、もう数百年はここには発生しない。つまり、日本でプレート境界型巨大地震が起こらない、もっとも安全な地域となってしまった。これ大変重要な利点だ。これから危ないのは、西日本の太平洋岸地域なのだ。

一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の画像

西日本太平洋岸の皆さん

日頃からこれを

頭に焼き付けておきましょう。

36958

3659895698

369

|

« 鬼の首をとったかのようにはしゃぐ、朝日新聞系アエラなど。風説の源流の流言飛語の被害は大きい。 | トップページ | 巨大地震の前兆は必ずあるはずだ!それは何か?オイラが見つけたその前兆 »

コメント

コイツはここまでバカだったとは。2週間もたってから、阪神大震災の対策を聞くとは?もう犯罪者と言っていい次元。

******

菅直人首相は25日、官邸に平成7年の阪神大震災当時、内閣官房副長官(事務)だった石原信雄氏を招いた。「阪神大震災での政府の復興支援態勢を聞きたい」というのが理由だが、東日本大震災発生から2週間も経過しての相談に、石原氏は「原発問題もあって大変だが、緊急救援対策も念頭に置いた対応を考えたらいいのではないか」と苦言を呈した。

投稿: アイヤー | 2011年3月26日 (土) 17時00分

曾野綾子さんの連載エッセイ「小説家の身勝手」(WiLL2011年4月号)より

 ユダヤ律法を集大成したマイモニデスによると、施し方には八段階があるという。

 以下、程度の悪いほうから並べる。

(8)いやいや施す人
(7)施すべき金額よりも少なく施す人
(6)乞われてからはじめて貧者に施す人
(5)貧者から乞われる前にちゃんと気づいてその貧者に施す人
(4)寄付を受ける人が寄付者の名前を知っているが、寄付者は与える人の名前を知らない場合
(3)寄付者が寄付を与える人の名前を知っていて、寄付を受ける人が寄付者の名前を知らない場合
(2)施す者と施される者との名前が知られない状態で施しがなされる場合
(1)まず金を与えて貧者を援助するよりも、ローンを貸与して彼を貸主の商売仲間に入れ、仕事を提供して自立できるようにしてやること

投稿: 久美子 | 2011年3月27日 (日) 11時59分

衆院予算委員会でも、一時的に交通の便のよい旅館・ホテルに国家予算で、避難者を収容することだ。年寄りは体育館では凍死をしてしまう。それも大至急だ!

投稿: hyoutann | 2011年3月27日 (日) 15時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 鬼の首をとったかのようにはしゃぐ、朝日新聞系アエラなど。風説の源流の流言飛語の被害は大きい。 | トップページ | 巨大地震の前兆は必ずあるはずだ!それは何か?オイラが見つけたその前兆 »