あるブロガーの死 第2章
昨夜、いつもチェックするブログで、このことを知った。 合掌。
このブログ、2009年の前半までよく読ませて頂いていた。
「日々是チナヲチ」という変わったブログ名だった。副題に
「素人による中国観察。web上で集めたニュースに出鱈目な解釈を加えます。「中国は、ちょっとオシャレな北朝鮮 」(・∀・)」とある。
2004年の7月からブログを開始していた様だ。かなりの中国通で、マスメディアに載らない中国の解説と批判記事が多かった。オイラ、自分の記事を作るのに、よく参考として読ませていただいた。
病名はよく分からないが、2009年あたりから急速に進行していたみたいで、その頃の記事を見ると、かなり悪化していたようだった。
中国共産党独裁による、人民・自治区民への弾圧、また日本国内の自虐史観による靖国神社否定に憤慨していたようだった。別に右翼思想ではなく、戦争で尊い命を失った、兵士達の心情にも、もっと愛情・思いを注いでくれという、どの国の国民も持っている心情なのだ。
09年8月選挙までの、マスゴミによる民主党勝利になるような煽り方にも憤慨していたし、民主党の持つ偽善性、危険性も指摘していた。
しかし、2009年後半あたりから、実際は病状がますます悪化して、記事の更新も途絶え勝ちになっていった。またその頃から、たまにの更新もスポーツ記事や私的記事も多くなり、オイラとしても、だんだんこのブログを開くことが少なくなっていった。
最後のタイトルが、「店仕舞い」。これは、事前に用意した原稿を彼の協力者がUPしてくれたようだった。そして、最近の、まれに更新した記事は、自分の死を意識した記事が多い。自分の死を上から眺めて客観的に表現しているという、大変お洒落な記事にしている。
謹賀新年⇒最後のヨイ!ヨイ!ヨイ!⇒原風景⇒散骨の浜⇒ひとつだけ⇒サヨナラ⇒店仕舞い。 と続いた。
彼は病のなかで、きっと、これら記事は体力の限り、這いつくばって仕上げたものだろう。
日々是チナヲチ。:店仕舞。: 2011-01-21 08:41:10
御家人(河井森太郎)さん!行年44歳じゃ、若すぎるよ。
「今生の つとめを果たし いまはただ ただ寄り添いたし 彼岸の君に」・・・いい句だね。
記
オイラが愛読していたブロガーの死はこれで2人目。だから記事のタイトルを第2章としました。
一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の画像
謹んで、貴君の自画像を貼らせて頂きます
合掌
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