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2010年9月 1日 (水)

トロイカ体制が、フレミング体制になってしまった。鳩ポッポよ!もう消えよ!

昨日31日の夕方5時ごろから、始まった首相と小沢の対談。それが終わって最初に小沢の会見が始まった。たどたどしい喋り方で、最初くどくど経緯らしきものを喋っていた。オイラ聞いていて、小沢が出馬をあきらめる言い訳をしているのかと思って聞いていたが、最後に出馬を再度宣言した。

それ以前の、小沢・鳩山・興石の三者会談で、トロイカ体制+興石で行こうとの結論に、その後の鳩山・菅直人首相対談で、首相も合意したとかなんとかやっていたが。その挙党体制の中身の受取り方の違いがあったらしい。菅直人側は、3人組を政策顧問的な実権なき存在。片や3人組は、政策からカネまで党運営すべてに拒否権が発動できる「最高幹部会議」。そこに焦点が絞られたようだ。

そもそも旧ソ連の権力の妥協の産物「トロイカ体制」というコトバを持ち出してくること事態、程度が低い面々ともいえる。トロイカ体制は、やがて2人が淘汰され1人の独裁に収斂される法則。フルシチョフがそうだった。三者会談が終わったあと午後2時すぎ、記者が小沢に首相との会談予定はありますか?との質問に「それはない」と言ったそうだ。その時点で決裂が決定していたと見る。

その後5時ごろ始まった、菅首相と小沢との会談では何を話し合ったのだろう。多分双方の選挙戦でのルールについてだったのではないか。例えば、小沢の過去の「組織対策費」の独善的使用についてほじくり返さないとか、その他ネガティブキャンペーンを張らないとか。もしそれをした場合には、このように報復するとか。まさに戦場で両陣営の大将同士の最後の会談というところまでいったのだろう。

まぁ、この間に入って調整役をしたのが、鳩ポッポだから、結局火に油を注いだような、マッチポンプのような、カオス状態になってしまった。ほんとうにコイツは、愚か者を絵に描いたようなことをまだ続けている。健忘症の疑いの濃いこの男。過去森喜朗を指して「首相をやめた人が、それ以後政権に口出しするのは良くない」っていっていたが、自分のことになるともう忘れている。次の選挙には出馬しないと宣言したのに、今度はそのコトバを撤回しようとしている。世論はもう呆れてコトバがでない。

フレミング左手の法則2010-09-0:三橋貴明

菅氏は31日午前、前夜に了承していた4人での会談を拒否、小沢氏との1対1の会談に臨んだ。 

一方、「仲介役」を買って出た鳩山氏は31日夕、周辺に「ボクはいったい、何だったんでしょうね」とぼやいた。首相を退いたばかりの鳩山氏の行動が混乱を増幅させた面は否めない。ある中堅議員は切り捨てた。 

「宇宙語しか話せない伝書バトはダメだ」

まあ、何でも良いですが、8月30日の時点で仲介役を買って出た鳩山氏が、記者団に左手を突き出して、「フレミングだよ!」 とか言っている時点で、一般の日本国民の考えの斜め上を突き進むと思っていました。

そもそもフレミング左手の法則じゃあ、三つの力がバラバラの方向に進んでしまうじゃないですか。 

結果的に、菅、小沢、鳩山の三氏とも、バラバラの方向に進んでいるわけなので、鳩山氏の「フレミングだよ!」は正解だったわけですが。恐らく、鳩山氏は「三つの力を合わせて」という意味で使ったんだと思いますが、何というか、疲れる人です。

中学だったか高校だったかで習ったこの「フレミングの法則」。それをなんとトロイカ体制になぞられるところで、この人なにも理解してこなかったのが、ここでも明らか。この法則は右手の法則・左手の法則があるが、どちらにしても、絶対交わらないことの比喩として使われることをご存知なかった。

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ここまで来ても、この鳩ポッポを丁重に扱っている民主党党員というのはなんだろう。全てが鳩山家のカネを期待してのことは明白なのだが。国民をバカにするのもいい加減にしてもらいたい。

今日の午前に、2人それぞれ立候補届けを出した。本来もう1人ぐらいだして、三つ巴がいいのだが、2人決戦では、決定的になるだろう。選挙戦はスタートした。

この代表選は、公職選挙法の外にあるから、なんでもありの選挙となる。札束や手形が乱れ飛ぶだろう。ついでにマスゴミにも。サポーターに関しても、日本国籍以外も参加できるという、なんでもあり。なんたって公職選挙法違反なんてのが発生しない選挙だ。それで結果的に日本国総理大臣が決定する。

国会議員数だけで見れば、現在小沢が優勢らしい。しかし無記名投票だからどうにでも操作が出来る。オイラは最終的に、菅直人が勝つ方向にシナリオが出来ているような気がする。もしも小沢が勝ったとした場合、党代表となっても総理大臣にはならない公算が強い。その代わり代表が任命権のある幹事長や財務委員長を小沢の手下にさせ、党のカネを握る。首相は軽くてパー(海江田あたり)にする。まぁ、ここまで読まれれば、実現は難しいだろうが。お得意の心臓病が世論納得の武器になるかもしれない。

だいたい小沢総理大臣なんて、考えられない。まず国会論戦をこなすことは出来ないだろう。「バカヤロウ解散」で総選挙ということになりそう(笑)。連立といっても、ここまで来て自民党が連立を組んだら、本当に自民党は消滅だ。自民党にプライドがあるのならそんなことはしない。公明党は本心は組みたいが、今度は自民党を敵にしてしまう。あとはみんなの党だが、オイラこの党は未だに分からないことが多い。あとは屁のような党しかいない。

さて、菅直人が勝った場合には、当然内閣改造になる。ここで、アウンの呼吸がどの程度発揮されるかだが、完全脱小沢派となれば、小沢の手下が離党で新党立ち上げに動くだろう。しかし、その場合今の小沢派の少数に留まると思う。いわば追い出された格好となる。

もう自民党は再起をかけて、解散総選挙の準備を始めているだろう。いやそうでなければ「死に体」というものだろう。民主党も過去の詐欺マニフェストや、詐欺公約発言からの呪縛をリセットしたいんじゃないのか。それには解散総選挙で有権者の信を問うことこそ、「国民の生活が第一」になるのではないかと思うのだが。

一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の画像

オイラとしては、

この人は政治の世界から

いますぐにでも

消えていただきたい

と懇願する。

あまりにも国民を愚弄している。

小沢一郎も今年中に引退することを

懇願する。

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コメント

小沢一朗の習性

ヒトーツ、 自らはほとんど発信せず、一方で周囲に憶測を流させ、疑心暗鬼を広める。それによって、幽霊に怯える人間の精神構造を利用して自分を実態以上に大きく見せ、譲歩を引き出す。また、事実上、何も言っていないに等しいので、後に行動を批判された際は「俺は何も言っていない」と開き直り、常に自己正当化を図る。

フターツ、 相手と「会う」「会わない」自体をカードに使い、会談が実現したら会ってやったと恩を着せ、その時点で優位に立つ。譲歩が得られそうだと踏むまでは話し合おうとしない。条件を呑まないと首脳会談に応じないという中国や北朝鮮がよくやるやり方が常套手段(※参考 「専制国家は、会うか会わないかを最初の条件として使う」by安倍元首相)。

ミーツ、 自自連立の際には、連立離脱カードをたびたびちらつかせ、山崎拓に「オオカミ中年」と仇名された。結局、小渕恵三首相が自自合流(小沢氏の自民党への受け入れ)を呑まなかったので出て行ったが、後の民主・自民の大連立騒動を彷彿とさせる。結局、自分の権力と権勢の拡大を狙っているだけ。

投稿: tikitiki | 2010年9月 1日 (水) 14時47分

鳩山がなぜ狂ったようなことばかりするのか?ただ単にバカなことだけではない。彼の頭の中には、民主党のオーナーだという自負がある。たしかに民主党設立時、鳩山兄弟のカネが莫大に投下され、ここまで花開いてきた。

だから、民主党というアパートの大家だという考えが下地にある。弟は兄弟ケンカで飛び出したので、自分が大家。党員はタナゴという認識。だから緊張感のない発言や行動が、やすやす出来てしまう。

しかし、国民から見れば、単なる裸の王様なのだ。この党に誰がいくら工面したなんて、まったく関係がない。

普通の人間なら、ここまで恥をかいたら、逃げたくなるはずだが、そうでないところにこの鳩山の特殊性がある。

もうみっともないことは、世論から指摘されているのだから、自分の豪華な屋敷に蟄居して、残りの余生をおくりなさい。

そうそう、湯河原に細田という前首相が蟄居しているので、その傍に別荘でも建て、陶芸ではなく、ファッションショウのイベント業でも企画したらどうでしょう。嫁の幸にアドバイスしてもらいながら。

投稿: あらら | 2010年9月 2日 (木) 09時40分

以下は立候補の推薦人です。

今後どちらかが、粛清されるでしょう。

■ 菅直人氏

井戸正枝、岡田克也、岡本充功、金森正、菊田真紀子、玄葉光一郎、土肥隆一、中川正春、長妻昭、野田佳彦、鉢呂吉雄、藤田一枝、藤村修、前原誠司、牧野聖修、山尾志桜里、渡部恒三、石井一、江田五月、大河原雅子、岡崎トミ子、北沢俊美、白真勲、林久美子、蓮舫

■ 小沢一郎氏

 赤松広隆、岩本司、大久保勉、太田和美、海江田万里、川内博史、川崎稔、岸本周平、小泉俊明、武内則男、田中直紀、田中美絵子、谷亮子、外山斎、中山義活、那谷屋正義、野田国義、前田武志、松野頼久、三井辨雄、皆吉稲生、村上史好、伴野豊、米長晴信、笠浩史

投稿: 久美子 | 2010年9月 2日 (木) 11時47分

鳩山由紀夫の病名は?

『 アスペルガー症候群 』 の際立った特徴は、コミュニケーション能力がおかしいという部分と行動様式の多様性が無いという点にあると自分なりに理解しているのですが、コミュニケーション能力がおかしいというのは鳩山の場合、全く無いか、コミュニケーションが取れてもそれがまともなコミュニケーションにならないのでしょう。

鳩山を『裸の王様』という批評家もいますが、周囲が鳩山に情報を上げないので鳩山は情勢の把握が出来ない、ということではないのですよね。
鳩山に情報を上げても鳩山はそれを理解できない。或いは理解してもその理解が正常には行われない。
『 アスペルガー症候群 』の特徴だと思うのです。

まがりなりにも情報を把握できたとしても、鳩山の行動が突拍子もないものになる。行動様式の多様性が無いから。

融通が利かないとも見えますが、つまりこれがいわゆる『愚直』というものになるんでしょうが、それも『 アスペルガー症候群 』の特徴。

ルーピーというのは、現実や周囲から剥離している意味だと米紙は後付で説明しましたが、『 アスペルガー症候群 』の現実的症状ですね。

『 アスペルガー症候群 』は別名『 高機能自閉症 』とも言うようですが、まさに自閉症です。

投稿: ジジ様 | 2010年9月 2日 (木) 13時50分

鳩山が作り
鳩山が小沢を招き入れ
鳩山が最初のの首相となり
最後は鳩山のせいで崩壊するのが民主党

投稿: karamannbo | 2010年9月 2日 (木) 15時54分

小沢派の新人議員はいわば、政権交代旋風で当選したのがほとんど。だから、次の選挙では、民主党旋風が吹かなければ、ほとんどが落選だ。だからカネと人脈をつけてくれそうな小沢に必死になっているだけ。

そういえば、小泉チルドレンもほとんど全滅だったね。

投稿: 秋風 | 2010年9月 2日 (木) 16時02分

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