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2010年9月18日 (土)

弁護士さん、あんたらまったくいい商売をしているね。正義をいっても一皮剥けば・・・

ようやく、第2次イラ菅政権発足というわけだ。やはり原口総務相は降ろされ、代わりに民間ということで、片山義博となった。彼の発言は毎回納得のいくものが多い。これは正解かもしれない。もう原口をテレビに出すな!

しかし、納得がいかなく、アゴが外れそうに驚いてしまったのは、

仰天人事、岡崎国家公安委員長 反日デモに参加、在日朝鮮人から献金… (1/2ページ)2010.9.18 01:35

菅改造内閣のサプライズ人事といえば、警察の「総目付」役である国家公安委員長に、岡崎トミ子参院議員が就任したことだ。首相経験者の一人は「仰天した」というが、岡崎氏の過去の“特異な”言動を振り返るとそれも納得できる。

岡崎氏は通常国会の会期中の平成15年2月、ソウルの日本大使館前で韓国の慰安婦問題支援団体主催の反日デモに参加し、韓国人と一緒に大使館に向かってこぶしを振り上げた。このデモに日本の国会議員が加わったのは初めてだった。

岡崎氏は当時、「反日デモではなく、日本政府に謝罪と補償を求めるデモだ」と釈明したが、現場では日の丸に「×印」をつけた看板も並べられていた。このときは、民主党の役職停止処分となっている。 

平成16年3月には、女性国会議員のメールマガジンで、こんな独特の見解も表明している。「外国人犯罪が増えているというが、日本人が犯した場合には立件もされないような軽微な犯罪が多い」 

同年4月には、岡崎氏の政治団体が13年に、外国人からの寄付を禁止した政治資金規正法に違反し、北朝鮮籍で朝鮮学校理事長の男性と、韓国籍のパチンコ店経営者からそれぞれ2万円ずつ寄付を受け取っていたことも発覚した。 

岡崎氏は当時、この理事長とは、朝鮮学校の運動会に出席するなどで「日ごろから懇意にしていた」と説明した。パチンコ店経営者からの寄付は、産経新聞の指摘を受けるまで「違法と気付かなかった」としたが、こんな国家公安委員長で本当に大丈夫?(阿比留瑠比)

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イラ菅も何を考えているんだろうね。旧社会党時代にしっかり北朝鮮弁護派と認識されている人間を、よりによって国家公安委員長だよ。もっとも、その前が、舌入れ路上チュの中年独身「中井ハマグリ」だったから、もう怖いものはないのかも知れないが。「毒をもって毒を制す」ってわけなのか?この人選は仙石ならではというところだろう。

まぁ、小沢の子分どもが納まらない。挙党体制と言ったのにとか、ノーサイドと言ったのにとか。分かりやすくていい。とりあえず海江田以外は、細野、原口、樽床は、左遷みたいなものだ。これは仕方がない。

ところで、小沢の子分のヤメ検弁護士、郷原信郎がなにやら、週刊誌のネタになっている。それをまた小沢信者達が一生懸命弁護している風景が面白い。この弁護士については、このブログでは、昨年記事にした。けっこうアクセスがあったのだが。

小沢問題・3月朝生・郷原弁護士って?2009年3月30日 (月)

民主党・小沢をスポンサーにしている弁護士のようで、各テレビ局では、なるたけ彼を報道番組コメンテーターには出さないようにしていると、田原が言っていた。自分の番組には出すがとも付け加えていたが。

その週刊誌の記事とは、 

(以下、郷原氏のツイッター)

明日発売の週刊文春の早刷りを入手しました。東京医大第三者委員会に関する私に対する批判記事が載っています。大変心外な記事です。見出しに6200万円請求などと書いてあたかも私が高額報酬を請求したかのようですが、私が実際に受け取っている報酬はその中のごく一部です

記事にも書いてあるように、報酬の大半(4200万円)は、調査チームの8人の弁護士に支払われたもので、私とは無関係です。また、私の報酬が5カ月間で1000万円の予定だったところ、”抵抗勢力”によって改革が進まないとの理由で、報酬の半分を放棄し契約を解消したことに関し

週刊誌の取材を知って「批判に対して先手を打ったと見えなくもない」としていますが報酬半額の500万円を放棄したのは、第三者委員会報告書の趣旨に沿って抜本改革を行うという契約の前提条件が充たされなくなったためで、週刊誌の動きを知ったのは、請求放棄の意思を伝えた後です

東京医大との契約を解消した経緯については、第98回コンプライアンス研究センター定例記者レクの後半部分で十分に説明しました。その概要をHPにアップしており http://www.comp-c.co.jp/pdf/100903reku.pdfこれを読んでもらえれば御理解頂けると思います

一般的に、私の報酬の請求は、依頼者側に十分に貢献できたことを前提としています。依頼者側の事情によるものではありますが、十分な貢献ができない状況になった以上、当初予定していた金額を頂くわけにはいかないと判断し、残額の請求を放棄したものです。

なお、私は、総務省に関連する仕事として、日本郵政ガバナンス検証委員会、年金業務監視委員会、その他顧問としての様々な業務を行い膨大な時間をかけていますが、その報酬の月額は数万円です。官公庁の仕事は、ほとんどボランティアのつもりで行っています。

今回の文春の記事は、率直に言って何を悪いと言いたいのかわからない記事です、東京医大側の「抵抗勢力」からの働きかけによるものだと思いますが、それにしても、なぜ、こういう時期に、このような記事が掲載されるのか不可解です。

彼あまりにも、小沢擁護、検察批判にバイアスが掛かった発言が多いので、他のヤメ検弁護士からも、相手にされないことが多いように見える。

しかし、郷原の言葉通りとしても、弁護士さんは儲けるね。うらやましい。なんでも2004年に弁護士会の定めた報酬規定は廃止され、自由に自分の報酬金額を決められるようになった。もちろんガイドライン、相場表示が出ているが、それはあくまでも目安。以前は報酬規定以下に下げてはいけないということだった。

オイラの分野では、各団体の建築設計監理報酬規定というのも昔あったが、これが独占禁止法に触れるというので、たしか1979年頃撤廃され、同年ごろ、建築士法25条で、大臣が、報酬額を勧告するというように変わった。もちろんこれは勧告だから、単なる相場を示しているにすぎない。それより以下でも以上でもかまわないわけだが、とてもとてもそんな金額はもらえない。まけさせられることになる。

オイラそのころ、それじゃあ、なぜ弁護士だけは?と不公平を感じたものだ。規定を逆手にとって、請求する。安くすると弁護士会で怒られるんですなんてやっていた。それが25年もたってから、2004年に各弁護士会の報酬規定が撤廃されたわけだ。自由競争の時代に入ったわけだ。

儲ける弁護士は、ウハウハだよ。上記でも郷原は、「私の報酬が5カ月間で1000万円の予定だったところ・・・」って、月200万円だよ。多分顧問的業務で、毎日、毎日それに専念するような仕事ではないだろう。他の仕事も十分併用できたと思う。500万円にまけたとも言っているが、それでも月100万円。その仕事にどのくらい時間を要したかがまず報酬の基本となるのが、世の常識だ。

というのも、オイラもやはり、裁判を起こしたことがあり、弁護士に支払う報酬について、憮然としたことがある。はっきりいって弁護士の報酬というのは、場合によってはボッタクリに近いようなことが多い。

ここで、オイラが昔経験した裁判を恥を忍んで披露しよう。何かの参考にしてください。

オイラの場合は、3年に渡る設計業務報酬と監理業務報酬の一部をめぐるものだったが、訴状金額2,700万円を、オナーが融資の関係からか建設できなくなり、請求権時効まで引き伸ばしているのが分かってきたので、本裁に提訴したものだった。もちろんこの金額は値引いた金額を流用したものだ。

クライアントは、当初の高級ホテルとしての設計が終わったのに、同じ土地で方針転換をして、高級分譲マンションの設計に変えさした。もちろん契約書も交わした。その為の業務としては、下請け、従業員の人工(にんく)含めても延べ約1300人工(にんく)は掛かった仕事だった。そこで昔の知人の弁護士に依頼した。知人なので裁判について安心できたことは良かった。

1993年から始まって、1996年地裁判決。判決は1950万円と法定金利6%。その間12回の公判(口頭弁論)。そして双方控訴で、1997年に高裁で和解勧告で終了した。金利分を含めて2300万円の和解が成立した(年6%の金利って結構なカネになった)。

公判に当たって弁護士からは、裁判官はまず中学生だと思いなさい。その中学生でも分かるように、本件の陳述書をつくりなさいと。まぁ、彼も、建築や建築設計業務等の世界はまるで知らない。ほとんどの公判用資料はオイラが作った。もちろん準備書面は彼が、それをまとめて作ったが。

だからその間は辛かった。本業以外に本件関係の参考書での研究(判例等)また膨大な裁判用資料つくり。損失分のカネの調達のために融資を受けたりで。公判日も全て出席した。

和解終了後、オイラの口座にそのカネが振り込まれた。金額が少ない。一旦、弁護士の口座に入って、報酬料金を差し引いての振込みだった。なにも説明がなく、これが常識みたいなやり方に、少し腹が立った。そして後から請求詳細が送られてきた。着手金やら、途中支払った分を合わせると、印紙代を除いて、約430万円の報酬金額だった。2300万円を得るために、430万円その弁護士に支払うといことに。

その間弁護士が要した仕事量から推定すれば、ボッタクリに近い金額と感じた。しかししょうがない、今度は弁護士を提訴しても勝ち目はないのであきらめた次第。原因は、そのころまだ使われていた、弁護士会の報酬規定を根拠にしていたからだ。

簡単に言えば、3億円の提訴で、着手金が3%=900万円。報奨金が6%=1800万円。それでは、500万円の提訴では着手金が5%=25万円。報奨金が10%=50万円。3億円と500万円、実際そんなに仕事の量は36倍も違うのだろうか。そんなことはない。

また、オイラの場合には、仮指押や、債権執行等のオプションも、報酬規定で決められた金額が提示され、各半額にしてくれたが、それでも40万円とか30万円とか、実際に掛かる労費から見れば、信じられない多額だ。せいぜい延べ数時間で処理できるようなオプションなのに。

また、控訴となると、また上乗せ金額がかかってくる。それだけで200万円だ。高裁では、これは4回で終了したが、金利を含めた金額2300万円に10%を掛け、238万円を200万円にまけますだ。高裁に行けば、また別報酬を請求される。

そんなこんななのか、2004年に、弁護士の報酬規定が撤廃され、こまごまオプション金額に対しての報酬%が撤廃されたので、今はこのようなことはないと思うが。そして事前にクライアントに詳細見積もりを出すよう指導されているとのこと。

まぁ、彼ら昔の報酬規定を頭においているから、そんなに安くはしないと思う。彼らの頭には、一日その件に使った日当は、最低10万円を基準にしているとか。

一応弁護士への報酬料金のガイドの一例

市民のための弁護士報酬ガイド PDF

さて、2004年の改正で、弁護士の顧問料も自由になった(元は最低5万円が決められていた)。名を売れば、青空天井の時代になっている。弁護士にとって、多額の顧問料を得ることが、一番楽でおカネが儲けられる。だから積極的にテレビに出て、顔と名前を売るようになった。2004年からだよ、弁護士がやたらにテレビに出るようになったのは。

今回の週刊誌ネタの郷原の報酬料については、その仕事の内容の詳細が分からないが、当初月200万円だそうだ。多分民主党筋や小沢筋からそれを頭に置いた金額を貰っているのだろう。一般の弁護士は、最低5万円~50万円~100万円が相場だそうだ。

相当アッチコッチから、仕事の報酬を得ている人気者。テレビでの発言も正義から言っているように見えるが、海千山千のオイラから見ると、やっぱりクライアントからの報酬で動いているとしか見えないんだよ。

弁護士さんたち、もっと報酬を下げて、可哀想な庶民を助けてください。庶民を助けるなんて言いながら、正義を守るなんていいながら、ヤクザと同じような報酬請求をしてはだめですよ。

一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の画像

岡崎トミ子さん

嘗ては、もっともっと激しかったです。

日本を常に叱っていました。

この人が国家公安委員長だって!

信じられない!

冗談ポイ!でしょう。

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Tomiko

おまけ

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コメント

一難去ってまた一難。
千葉法相の次はこれかよ。

民主党政権はできた当初から、
公安委員長は朝鮮半島シンパだからな。
前のおっさんもそう。

公安警察(公安調査庁)に監視される
公安委員長という冗談が現実のものに

まあ、トミ子にアクセスする奴はマーク対象ってことで
仕事しやすいじゃん公安の人たち
SPつけて厳重警備の名の下に厳格監視下におくようなもんだ

投稿: あらら | 2010年9月19日 (日) 09時10分

そういえば、厚労相の長妻。

結局野党時代糾弾してたことを、自分がやるとなると
殆どできないし、トンチンカンな結果となった。

今度の内閣改造では、細川律夫に代わった。
マスゴミはこの件については、なにも大きく取り上げない。

以前の言質をしっかり取られているこの口先男を
屁のように消し去ろうというのがミエミエで笑っちゃうね。

投稿: aiya | 2010年9月19日 (日) 10時01分

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