菅と小沢、テレビで、両者の討論花盛り。我々はこれらの発言から、何を読み取るか。
報道は政局一色なので、ニュージーランドのクライストチャーチでのM7.0の地震はどうだったのか、近く(ダニーデン)にお住まいの、でんこさんに問い合わせをしたら、以下の通り。
朝方4時35分の地震だったので、こちらは全く知らず、まず、日本大使館からの連絡メールを見て、あわててテレビをつけた次第です。
そしてCHC(クライストチャーチ)の知人と連絡が取れて、ひとまずほっ、でした。
中心部の古いレンガ造りのビルが倒壊しているので、これが日中起こっていれば犠牲者もたくさんあったろうと思われます。今の所死者ゼロ、病院に患者は集まっていますが、けがより、ショックによる心臓疾患が多いようです。
現在は市中は立ち入り禁止措置を設けたり、夜間外出禁止令を出し、陸海軍も出動、速やかに手が打たれているようです。
ただ下水道が壊れている可能性があり、トイレの水を流すな、水道水は10分沸かして飲めと指令がでているので、その点しばらく住民は不便な生活が続きそうっといった所です。
またこちらでは火災保険を掛けていると、地震保険も兼ねている(政府が10万ドル、それ以上は保険会社)ので、その点安心です。
日本ではまだまだ残暑が続きそうですね。
被害の報道写真をみると、やはり活動中の昼間なら、死者もかなり出たと想像する。しかし住宅に関しても、各戸広い敷地に建っているので、中心市街地のみが直接の被害を受けたようだ。古いブロック積みや組石造の建物は当然被害があったようだ。しかし、たとえM8だったとしても、このような環境では、そんなに大きな被害はないのかもしれない。
さて本題
土・日と午前の報道バラエティー番組録画を見たのだが・・・・・・。
小沢の主張、菅直人の主張そしてそれら陣営の手下達の主張を聞くにつけて、自民党も酷かったが、民主党はもっと劣化していて酷かったに尽きる。オイラが愛読しているブログはほとんど反民主党なのだが、怖いもの見たさで見ると、媚小沢、媚菅直人、媚民主党のブログは、火花を散らしている。しかしそれら各記事を読んでオイラを納得させるようなのにまだ出合っていない。
鳩山・菅直人がたどり着いた結論は、そんな20兆円前後のムダを恒久的に削減することなぞ出来ない。マニフェストのバラマキを実現するには、赤字国債の今以上の大量発行か、増税しかないということ。どうやらこの壮大な詐欺マニフェストを作ったのは、小沢とその取り巻き連中だったことが、今回のテレビ討論で分かった。「なーに、政権を取ってしまえばなんとかなる」というコトバは本当で、彼らは確信犯だった。
そして、特に2006年に前原から代表を奪った小沢が、民主党のカネ(公金を含む計22億円以上)を法的規制がされていない、組織対策費(民主党機密費)を使って、マスゴミ買収や組織買収をせっせと続け、昨年の政権交代を実現させた。またそのカネを使って、当初30名だった小沢グループを150名までに増やした。そして余ったカネは小沢自らの蓄財と不動産購入に励んだと推測する。いまだにこの組織対策費は、何に使われたのか使途不明なのである。これは自民党が嘗て使った手法で、小沢ではなくてはこのような発想にはならない。政治資金規正法の盲点を突いた、先祖帰りなのだろう。
そもそも、前原が代表を降りることになった例の偽メール事件も、小沢派の謀略ではなかったのかと、今にして想像する。菅直人が、テレビ討論で毎回力説する「カネにクリーンな政治」というのは、暗にこのことを指しているのではなかろうか。菅直人は首相として能力的には劣ると思うが。彼はただ一つ、クリーンな政治を目指さなくては、小沢手法(旧経世会)と同じようなことを認めたら、彼の過去からのアイデンティティーは崩壊してしまう。
オイラどちらも贔屓にしていないので、どちらが代表になるのかあまり関心がない。どちらにせよ、民主党のコップの中の争い。興味があるのは、この結果から何が始まるのかしかない。
これ面白かったのでコピペしておきます。
【政治部デスクの斜め書き】小沢氏なら20兆円の財源が出せるのか2010.8.29
「ウソはいけません」「うそじゃないよ」「じゃあ、なんなのよ」「本当にそうするつもりだったんだもの」…。
どこの家庭でも繰り広げられる、いつもの親子の会話だが、こと永田町では、誰もこの会話に「ウソ」が隠れていることを認めない。
「民主党が政権を取れば、無駄を減らして、20兆円の財源が作れる」 「民主党が政権を取れば、公務員の天下りは全廃する」 「民主党が政権を取れば、公務員の人件費は大幅に削減する」 「民主党が政権を取れば、国会議員の定数も大幅に削減する」 ここまでくると、そろそろ、本当のことを言った方がいいんじゃないか、という常識的な人たちが現れてもいいはずだが、それでもウソは続く。
「首相が替わったら、衆院を解散して、総選挙で国民の信を問うべきだ」 これも菅直人首相の誕生とともに、ウソにされた。
最近はさらに手が込んできた。 「私なら、45議席は取れた」 これは、仲介という名の「最後通告」のお膳立てのために、民主党の小沢一郎前幹事長と会談した鳩山由紀夫前首相に対して、小沢氏本人が語ったという「小沢流」参院選総括である。
言いたい放題だ。ここまで来ると、感心するしかない。これが許されるなら、
「昨年、鳩山首相ではなく、小沢氏が首相をやっていれば、米軍普天間飛行場の移設問題は簡単に解決していた」 「いや、鳩山首相ではなく、小沢首相だったら、昨年の予算編成段階で、子ども手当は満額支給、高速道路は全部無料になっていた」 国会の定数だって、もうとっくに削減されていたでしょうし、きっと、景気もすごく良くなっていて、円高もなかったし、株安もなかった。
できると思っていて、できなかったことを攻めるほど、私は悪意に満ちてはいないが、「多分できないだろうなあ」と分かりつつ、「できる」という言説を繰り返すとなると、ウソ、虚言というほかない。
「できなくてもいいや」と思いながら、「できる」と語る。それは詐欺とも呼ばれる。 9月14日の投票に向けて、菅直人首相と小沢一郎民主党前幹事長との一騎打ちとなる民主党代表選が動き出した。
選挙巧者の小沢氏に、「政策通」ばかりがそろった菅氏がどう戦うのか。2週間を超える選挙戦から目が離せない。 だが、どちらが勝っても、この「平然たる虚言」から逃れられないどころか、さらに手の込んだ虚言ばかりが膨張するとなれば、その先にあるものは、絶望でしかない。(金子聡)
前原グループだった、三島選出の細野豪志がやはり小沢支持を表明した。モナ夫批判を小沢に寵愛を受け助けられたのか、媚小沢に変わっていった。テレビでも「アー言えば、豪言う」ってオウムの上祐 史浩のように、小沢教信者になっているようだ。ネットゲリラさん、この辺のご見解を記事にして頂戴。細野は三島の婆さんたちのアイドルで、「あの子は」という愛称で呼ばれているとのこと。
今回の事変で、政治というものに一時でも、国民は洗濯されるいい機会だと思う。社民党の福島瑞穂が、政権に入ったとき、どんなに無責任で能力なしだったか。民主党の野党時代の政権批判、糾弾がどんなに無責任なものだったか。全てブーラメンで返ってきた。
テレビ報道バラエティーに出てくる、鳥越・森永・大谷・川村・落合・三反園・なかにし・崔・田原ら、またそれらを操縦する報道スタッフらが、いかに放送法違反で、視聴者を誘導していたのか。いい機会だと思う。テレビ報道がカネで買われていると疑われることが延々行われてきた。そして今やネットの世界にブログや阿修羅のようなサイトにも入り込んでいる。小沢教の信者の大繁殖といったところ。
市場原理の世界では当たり前で、法的違反ではないが、少なくても、放送法のアミのかかっているテレビ・ラジオでこれが行われたら、ナチスのゲッペルス宣伝相の世界の再来だ。
一粒で二度おいしいオイラのブログ: 今日の動画
もちろん、相手が大きすぎて、比較には全然ならないが。
ヒットラー+ゲッペルス>>>>>>>>>>>>>>>小沢+その手下
メディアを占領して、国民を洗脳してしまうと
国民は、こんな「名言?迷言?」まで信用して、
万来の喝采のもとに、
独裁者に従っていく家畜になってしまう。
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コメント
仙石は仮にも弁護士出身なのにとぼけているね。
以下
仙谷由人官房長官は6日午前の記者会見で、民主党代表選をめぐり、国政参政権が認められていない在日外国人が党員・サポーターとして事実上、首相選びに関与する問題について「これは当然、政権与党になった民主党の問題であり、党執行部で検討が今後されるだろう」と述べた。党側で議論されていくとの見通しを示した発言。
仙谷氏は「きょうの(産経新聞の)報道で初めて知った」とも語った。この問題について、党内では議論が十分に行われていないことが明らかになった格好だ。
投稿: あらら | 2010年9月 6日 (月) 16時10分
【民主党代表選】
在日外国人が参加できる民主党代表選は「違憲の疑いあり」ではなく、はっきりと憲法違反だと言い切ってよい。現行憲法下の議院内閣制は、政党の存在を前提としている。政党の党首の選挙は、衆参両院での首相指名選挙の前段階であり一部分を構成している。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/436652/
投稿: 仙人 | 2010年9月 6日 (月) 16時12分
これって、2009年2010年も合わせて13億円の組織対策費が支出されていたんだって。もちろん使途不明金で何に使ったか分からない。小沢が代表その後幹事長だった期間だ。菅首相側は数日内に核爆弾にするのか、ヘタルのか。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100831k0000m010099000c.html
記事の要約
06年12月以降の民主党の組織対策費支出を巡る流れ
民主党の小沢一郎前幹事長が党代表だった06~08年、党本部から組織対策費(組対費)名目で党財務委員長あてに計約22億円が集中的に支出され使途が明らかにされていない問題で、09、10年も同様に計約13億7000万円の支出があったことが、同党の内部調査で分かった。この使途も不明という。
組対費の主な原資は国から支給される立法事務費(公金)で、06~07年に財務委員長だった山岡賢次副代表が通常とは別の口座を開設したことも判明。同党はこうした実態についてさらに調べを進めている。【政治資金問題取材班】
投稿: 闇からの声 | 2010年9月 6日 (月) 16時54分