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2010年6月13日 (日)

なぜこんなに違う?支持率世論調査。世論調査の仕方を仕分けせよ。

大多数の有権者の得る情報というのは、テレビ報道・新聞・ネット・雑誌・他なのだが、各新聞社・テレビ局の発表する世論調査に大きく影響を及ばされる。この数値を基準に政局が論じられるからである。有権者を誘導するには、大変大きな武器となりえるし、時によっては、危険な武器ともなりえる。

オイラ、不思議に思ったのは、総理交代後こんなにも急激にイラ菅首相の支持率が、各社横並びで60%前後以上の支持率に変わるものなのか。そんなに国民は煽られるものなのか関心をもった。

今日の日曜日の各報道番組も、この調査結果を掲げて討論をしていた。ほとんどが支持率60%前後に上がったとこれを事実として。・・・・・・・・・・果たしてそうだろうか?

まず、朝日新聞。

菅内閣支持60%、不支持は20% 朝日新聞世論調査2010年6月9日23時0分

菅内閣の発足を受けて朝日新聞社が8、9の両日実施した全国緊急世論調査(電話)によると、内閣支持率は60%、不支持率は20%だった。鳩山内閣の最後の支持率17%(5月)から大きく回復した。民主党は政党支持率で38%(前回4、5日調査は32%)、参院選比例区の投票先で39%(同33%)と伸ばしており、第2党の自民党に大差をつけた。

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緊急世論調査―質問と回答〈6月8、9日実施〉(2/2ページ)2010年6月9日23時0分

調査方法 8日夕から9日夜にかけて、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかける「朝日RDD」方式で、全国の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は1865件、有効回答は1088人。回答率58%。

突然、自宅の固定電話が掛かってきて、イタズラかもしれないと半信半疑で、それでも回答した人が1088人の結果だそうだ。

各新聞社、読売・産経・日経なぞは、イラ菅内閣支持率57%~64%。民主党支持率30%以上だった。これらは、緊急調査と称して、固定電話による調査だった。

しかし、時事通信社の世論調査によると、新内閣支持率は、

菅内閣支持41%、不支持23%=参院選「民主に」大幅増―時事世論調査6月11日19時15分配信

時事通信社が5~8日に実施した6月の世論調査によると、菅内閣を支持すると答えた人は41.2%で、5月の鳩山前内閣の支持率19.1%から22.1ポイント増加した。不支持は22.5%(前月比41.6ポイント減)だった。首相が交代し、小沢一郎前民主党幹事長が辞任、菅直人首相が「脱小沢」路線を鮮明にしたことなどから、民主党政権への期待が高まり、支持率は「V字回復」を果たした。

テレビ局・大手新聞各社の内閣支持率緊急調査結果60%前後>時事通信社対面調査の結果40%前後

おいおい、支持率に20%もの差があるじゃないか。そしてこの時事通信社の場合の調査の仕方は、固定電話によるものではなく、対面調査だそうだ。これは妄想だが、時事通信社は今回のマスゴミ談合には加わらなかったか、または連絡ミスでもあったのかと疑ってしまう。

あとその他、テレビ局の調査などは、特に毎週やっている「新報道2001」などは、首都圏の500人の固定電話に電話してのアンケート結果だと。これで有権者約1億人の判断を代表するらしい。

各メディアの支持率(順不同)

これは、過去の記事だが

なぜこんなにバラバラ?「内閣支持率」の不思議2008.08.28

以前から不思議だったのだが、なぜ支持率にバラつきがでるのか。その理由のひとつに調査方法の問題がある。現在の主流は「RDD(ランダム・デジット・ダイアリング)方式」という電話調査で、これは固定電話の番号をコンピュータでランダムに選択し、その番号に電話をかけるというもの。

しかし、若い世代には固定電話を持っていない人たちが増えているし、独身の会社員は日中家にいない。これではいろんな声を集めにくいし、調査対象に偏りがでる可能性もある。

もうひとつよく指摘されるのが、新聞社の論調に影響を受けているのでは、という見方。新聞にはそれぞれ主義主張やカラーがある。好きな新聞の調査には答えるが、そうではない新聞には答えない。こういうケースも考えられ、結果的にその新聞を好きな人の回答が多くなり、各紙の論調が調査に反映されるんじゃないかというわけだ。

そもそも、数字やデータが客観的とはかぎらない。だから全面的に信用する必要もないのだが、一方で内閣支持率は政権の命運を左右したりする重要な数字。それだけに自分なりの視点を持ってマスコミの支持率を判断することが大切なのだ。

まぁ、あまり数%の差など問題にするほうがアホらしいという代物だ。

これ過去の例

オイラの妄想ではこの時は、多分世論調査結果の各新聞社の談合が成立しなかったのであろう。

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あと、問題は、各社揚げる調査結果を、鉛筆なめなめ調整していないかということ。記者クラブに守られた談合マスメディア世界だからね。

このように、選挙においては、世論調査の結果というのは、莫大な力を発揮する。しかし、それを言わば捏造した場合の罰則もなく、自由なのだから検証のしようがない。せいぜい選挙公示後から投票日までの20日間ぐらいしかの規制しかない。それ以前に大勢は作られてしまう。

とくに今回、野中広務・上杉隆・田原総一朗などの「報道とカネ」の暴露などを見ると、この世界も魑魅魍魎としている。

今回においての鳩ポッポ退陣に際して、自民党の時と同じようなことが発生したようだ。

鳩山前内閣、2カ月で機密費3億円引き出す6月11日18時11分配信 産経新聞

政府は11日の閣議で、今年度の官房機密費(内閣官房報償費)の支出総額は3億円とする答弁書を決定した。予算計上された1年間の機密費のうち、4月と5月の2カ月ですでに4分の1近くが支出されていた。共産党の塩川鉄也衆院議員の質問主意書に答えた。  

答弁書によると、平野博文前官房長官が4月2日と同月28日、鳩山由紀夫前首相の辞任表明前の5月25日のそれぞれに各1億円を支払い請求し、国庫から支出された。今年度の官房長官取り扱い分の機密費は約12億3千万円。  

支出分3億円のうち、使用されずに仙谷由人官房長官に引き継がれた機密費の残高については、答弁書は「内閣の政策運営に支障を及ぼす恐れがある」として明らかにしなかった。  

昨年9月の政権交代直前に河村建夫元官房長官が2億5千万円を引き出したことが明らかになった際、平野氏は引き継ぎのときには「残高がなかった」と明らかにしていた。

なんのことはない。機密費に風穴を開ける、カネにクリーンだと言い張っていた民主党さえこのザマだからね。だれでもおカネはほしい。これ定説なりか。

このカネが回りまわって、各新聞社の内閣支持率60%前後(時事通信社は除く)という好成績のご祝儀演出になったのかもしれない。必要なのは、「メディア・ディテラシー(メディアを疑え)」だね。

一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の画像

荒井聡国家戦略担当相は、11日午前の記者会見で領収書に記載されていた   キャミソールなどの衣服18点についても、レシートでは2008年度の購入とされているが、  荒井氏は「道知事選の期間中に応援に来た秘書のためのもので、選挙に突然突入して  洗濯する時間がなかった事情もあって経費として計上した」と矛盾する説明をしている。

さっそく、ネットでは、不謹慎にも、荒井聡国家戦略担当相を「キャミソール荒井」と名付け、遊びながら批判しております。まことに不謹慎この上ないことです。

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それを、彼の趣味なのか暴露して・・・・・。

報告書や領収書から判断すると、これ以外考えられないと

衆愚たちは囃し立てております。

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これでもか!これでもか!と

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そしてついに、こんなデマまでも

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取り合えず、政治家なのですから、自分の政治資金収支報告書は、常に完璧にしておかなくてならない。これ鳩ポッポさんやオザーサンの例でよく分かっているはずなのですが。

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コメント

上杉隆と田原聡一朗の「報道とカネ」についての対談より


(上杉):・・・・・ で、ついでに申し上げると、官房機密費とは関係なく、鳩山家もそのなかから、いろいろ政治評論家とか、学者さんとか、記者におカネが出てたわけですよね。ピタッと報道が止まっちゃうのは、自分たちも貰ってるから書き様がないわけです。これも官房機密費と同じ構図なのかなと。

投稿: 陳湖臭 | 2010年6月13日 (日) 16時55分

何で忙しいのでしょうか。

荒井聡国家戦略担当相 様

http://www.arai21.net/index.htm
荒井さとしHPより

「荒井さとしふれあいトーク♪2010」中止のお知らせ
6月13日から予定しておりましたふれあいトークにつきまして、公務多忙の為、やむを得ず中止することとなりました。

投稿: ahiru | 2010年6月13日 (日) 20時15分

なぜ結果が違うのかについては、電話での世論調査は聞き方の違いによるものが大きいと考えて差し支えないと思います。
言い換えれば、意図した結果が得られるような仕組みです。
今起きている問題について尋ねた後で支持するかどうかを聞いているので、
電話での世論調査での支持率というのは、現政権にはこんな問題がありますがそれでも支持しますか?
と、時事問題について問題があると答えてしまった人は、容易には支持するとは言えない精神状態になっているのです。
支持率のみを調べない限り、本当の支持率を知ることはできないと言っても過言ではないです。

投稿: 通りすがり | 2012年2月18日 (土) 06時34分

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