エピローグとしての、鳩ポッポ首相の小沢一郎幹事長との道づれ辞任。
昨日の記事に続いてだが、とうとう辞任と相成った。なんというかこの脱力感はなんだろう。
昨日の、短時間での小沢・興石との会見のあと、部屋から出てきた鳩ポッポがニヤニヤしながら、親指を立てた意味を、テレビワイドでは取り上げていた。大部分のコメンテーターは、続投することが決まった勝利のサインだなんてやっていたが、ぜんぜん的外れだったね。
ありゃ、自分も辞任するが、小沢も道ずれ辞任の方向の道筋が立ったことじゃないか。コイツ最後まで、政治をおもちゃに、ゲームにしか見ていないようだったね。
細川政権より短かった鳩ポッポ政権となったようだ。同じ小沢がバックだった。今日テレビの報道番組を見ていたのだが、ほとんど鳩ポッポ・小沢・民主党よりだったコメンテーター、皆ハシゴを外されたようで、まるでビックルを飲み干したような顔をしていた。それでもアリバイ工作のような発言をしていたが。
早速、今日のプロパガンダ番組で有名な8時からのスパモニを以下で再生してチョロットみたのだが。
ニュース/ドキュメンタリー番組 100602 スーパーモーニング(45分)
水曜バージョンはいつもの鳥越、森永、落合、三反園訓らの媚民主党の面々が、鳩ポッポ首相は続投の決意だと囃し立てていた。そして今日10時から開かれる緊急両院議員総会にも触れていたようだったが、続投で党員を鼓舞すのではなんて話していた。
ところが番組終了時間近くなって(9時58分ごろ)首相辞任のニュースが入ってきて、皆目が点になったようで、あわてふためいていたようだった。完全に首相の辞任が話されるとは思っても見なかったようだった。その後この件について特別番組に移行していった。
【首相辞任】目に涙浮かべ「職を退かせていただく」 小沢幹事長も辞任 (1/2ページ)2010.6.2 10:17産経
鳩山由紀夫首相は2日午前、国会内で開かれた民主党の緊急両院議員総会で、「私自身、この職を退かせていただく」と、退陣を表明した。
また、鳩山首相は自身と同様に「政治とカネ」の問題を抱える小沢一郎幹事長に辞任を求め、了承されたことを明らかにした。
昨年9月に内閣が発足してわずか8カ月半での退陣となる。 首相は辞任理由について、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題と「政治とカネ」の問題を挙げた。
そのうえで「政権・与党のしっかりした仕事が国民の心に映っていない。国民が徐々に聞く耳を持たなくなった。私の不徳の致すところだ」と説明した。
また、首相は5月31日と1日の2回にわたって行われた小沢氏との会談について、「『政治とカネに決別する民主党を取り戻したい。私も退きます、幹事長も職を退いてもらいたい。そのことによって、より新しい、クリーンな民主党をつくりあげることができる』と申し上げた」と語った。
首相によると、小沢氏は「わかった」と応じた。 首相は北海道教職員組合(北教組)幹部らの公選法違反事件を抱える小林千代美衆院議員に対しても議員辞任を求めた。
鳩山政権では5月末、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題の日米合意によって、社民党が連立政権を離脱。内閣支持率は続落し、2割台を切った。
7月の参院選で苦戦が必至の情勢となったことを受け、参院民主党を中心に「鳩山降ろし」の動きが表面化した。 首相は31日と1日の両日、民主党の小沢一郎幹事長、輿石東参院議員会長と三者会談を行って、自身の進退について協議してきた。
1日の会談では、輿石氏が参院民主党内の退陣論を伝えたが、首相は退陣を拒否。2日に3度目の三者会談で改めて協議することになっていた。
首相の強い続投の意向とは裏腹に、小沢氏ら民主党執行部は、首相が続投すれば参院選での惨敗は避けられないと判断し、2日に緊急両院議員総会を招集し、首相の進退について決を採る構えをとった。
このような情勢から、首相は続投は困難と判断した。2日朝、党幹部や渡部恒三元衆院副議長らに退陣を決断したことを伝えた。
今年選挙の日教組のドン、興石東参院会長にとって、社民党の票が無ければ当選はおぼつかないので、ケツに火がついている。他の改選組みの議員も、このままで行ったら地獄への行進をしなくてはならない。少しでも票を増やそうと打開策をねじ込んだ。それは首相の首をすげ替えるか、社民党と旨く選挙協力が出来る環境を整えること。全て選挙の為だけ。
オイラこれまで散々、鳩ポッポ・小沢一郎・閣僚・民主党の無能ぶりや危険性を指摘してきたので、もうここでは云わない。
結局、「政治と金」について国会で証人喚問のなかでの説明責任を果たさなかった。つまり逃げた。鳩ポッポは自分の件でも脱税に関する容疑や、政治資金と云われる自分の金をどのように使ったのか。これについて負い目があることが明白になった。
小沢についても、嫌疑不十分の不起訴とはなったが、小沢本人も「政治と金」の問題について罪を自覚していることが、鳩ポッポの会見で明白になった。テレビ番組で大谷や郷原や高野や細野や、沢山いて名前が出てこないが、「小沢は起訴に該当しない、これは検察の強権捜査だ」と批判を繰り返して擁護していたが、あまりにも政治的でありすぎて、検察トップや幹部らの配慮で嫌疑不十分の不起訴として、あとは検察審査会に下請けさせたようなものだ。
そうでなければ、小沢ははっきりこの件は除外させ、別の理由に変えさせたはず。まぁ、鳩ポッポは小沢を道ずれだから、これは譲れなかっただろう。国民が知らされていない何かも沢山あったのだろう。
山岡国対委員長は、首相辞任なら全ての役員は解職だから、小沢が道ずれとはおかしな言い方だといっていたが、あえて小沢も辞任と云った意味について、わざとぼやかしている。鳩ポッポがオレも戦犯なら、小沢も戦犯だと云ったことを。まったくいつも詭弁を弄するやつだよコイツは。松の盆栽にオジヤぶっ掛けたようなコイツのツラはもう見たくない。
ぼんやりだが、社民党のケツは北朝鮮。民主党のケツは民団(韓国)ということもあり、極東の緊張状態も、そしてこれから起こりそうなことも絡んでいるかもしれないね。いつの間にか、日本は日本共産党系以外の左翼系組合(自治労・日教組等)、そして在日系に支配されていたとも云える。
少しでも鳩ポッポに良心があるとすれば、その危険性も感じて来たとも云えるのかも知れない。そして民主党内の相対する自民党的議員もその圧力にヤバさを感じていたが、親分の小沢に逆らえない状態で萎縮せざるしかなかったのではないか。
今の状態では、次期首相候補は菅直人との噂だが、市民派を気取ったこれも左翼系活動家出身。彼が首相になったら、鳩ポッポよりもっと早く自滅する可能性がある。答弁でも喧嘩ごしだからね。知能はもっと低いし。やがて民主党でも良識ある人材は党を離れることになるかもしれない。今の寄せ集めではまた同じことを繰り返すだろう。
民主党の菅直人副総理・財務相は2日、鳩山由紀夫首相(民主党代表)の辞任表明を受け、後継を選ぶ民主党代表選に出馬する意向を固めた。同日午後、首相官邸を訪ね、鳩山首相との会談に臨み、出馬の意向を伝えたもようだ。
まず、民主党の首相・閣僚は徹底的な身体検査が必要だろう。カン・ガンスこと菅直人さん。女関係は整理しただろうね。要職候補者よ、各人胸に手を当ててしっかり事前に処理しておいておくれ。もうこの世界はネットの時代になっているからね。綺麗ごとをいっても、直ぐばれて、掲示板やブログの総攻撃を浴びせられるよ。
多分オイラのブログでも、鳩ポッポ首相問題はこれでエピローグ(最終章)となるかもしれないが、鳩ポッポ問題の後処理は引き続くかもしれない。 つづく・・かも。
一粒で二度おいしいオイラのブログ: 今日の画像
エピローグ
さようなら、鳩ポッポ内閣総理大臣!
八ヶ月間、お疲れ様。
今夜は嫁とカレーライスなぞ、いかがでしょうか。
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コメント
あとちょっと粘れば細川さん抜けたのに!
宇野宗佑 69日 1989年6月3日- 1989年8月10日
細川護熙 263日 1993年8月9日- 1994年4月28日
羽田孜 64日 1994年4月28日- 1994年6月30日
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鳩山由紀夫 259日+アルファ 2009年9月16日 - 2010年6月2日+アルファ
投稿: あられ | 2010年6月 3日 (木) 09時45分
民主見てると
戦前、国民が政治家に幻滅して軍部支持したのがなんかわかる
投稿: カンスケ | 2010年6月 3日 (木) 09時46分
テロ朝川村(川豚):
すべて鳩山総理の計画通り
これで社民との選挙協力もうまくいく
投稿: カンスケ | 2010年6月 3日 (木) 09時48分
プロパガンダ・テレ朝:川村
「原稿を読まずに率直に自分のことばを述べた」
「他人のせいにせず、率直に自分の責任として話した」
やっぱこいつら耳聞こえてないや。
投稿: hyoutann | 2010年6月 3日 (木) 10時04分
現在まで鳩山演説纏め
1.私は悪くない
2.国民が効く耳を持たなかった
3.私が辞めるから小沢もやめろ
4、20年先を見据えた宇宙人だった
5.政策実現できなくてすみませーん
6.We are the one
7. 道連れ
8. 政治資金規正法に巻き込まれた
9.ムクドリとヒヨドリを間違えてすみませーん
別説のまとめ
1.必死で実績をアピール
2.実績はあげたが国民が聞く耳を持たなかった
3.普天間問題で社民党に迷惑をかけた
4.さらに普天間問題で言い訳を続ける
5.社民党を政権離脱に追い込んだ責任
6.政治資金疑惑→自民が悪い→自分の問題は知らなかった
7.みなさん、いかがでしょうか?
8.小沢にも問題あっただろ→小沢も辞めろ→小沢も辞める
9.小林も責任を取れ
10.クリーンな民主党に戻せば国民も聞く耳を持つよ
11.私は宇宙人→私は数年後に評価されるよ
12.地域主権から官僚批判、(中央集権の批判?)
13.さらに”私は5年・10年先に評価される”と自画自賛
14.東アジア共同体の話→訪韓して中韓の首脳と会った
15.〆の挨拶開始(ムクドリ→ヒヨドリ)
16.ご静聴ありがとうございました
投稿: アイヤー | 2010年6月 3日 (木) 10時08分
>山岡国対委員長は、首相辞任なら全ての役員は解職だから、小沢が道ずれとはおかしな言い方だといっていたが、・・・・
そのとおりだが、深読みすれば、新内閣でも、小沢は幹事長にはならないということ。
しかし明らかに、今度は院政を敷いて、裏から操作するだろう。だから、新幹事長は小沢の子分がなるだろう。
ここ20年、表裏から政治を歪にしてきたのは、小沢一朗だということが、いまだにわからない、おめでたい国民。それを金や便宜を貰ってきた、マスゴミ特にテレビ報道ワイドショーは大変罪が深いです。
「政治と金」もさることながら「メディアと金」の問題をもっと大きく糾弾してほしいです。ネットメディアしかもう信じることが出来ません。こちらの方が多様性が無限で自分でチェックが出来ますからね。
このブログにも期待をしています。
投稿: 一国民より | 2010年6月 3日 (木) 10時52分
すでに、31日夜には、輿石氏や高嶋良充参院幹事長、平田健二参院国対委員長らが開いた会合で、菅グループ幹部に対し、「首相が辞めた後は菅さんで決まりだ。輿石さんが幹事長で、選挙(の責任者)は小沢さんにやってもらう」との密約すら囁かれていた。
まさに首相は裸の王様だったのだ。
投稿: aozora | 2010年6月 3日 (木) 13時45分
麻生首相の退任演説
「私は日本と日本人の底力に一点の疑問も抱いたことはありません。
これまで幾多の困難を乗り越え発展してきた日本人の底力というもの信じております。
日本の未来は明るい。
未来への希望を申し上げて国民の皆さんへのメッセージとさせていただきと存じます。」
鳩ポッポの退任演説
「国民が聞く耳を持ってくれなかった。結果として私の秘書が政治資金違反をしていて、巻き込まれてしまった」
解説
最後の最後まで他人のせい。まぁ、日本人の集団無意識を象徴する男ではあったな。日本人が一番見たくない自分自身の真実の姿を無理やり見せられていた。だから拒絶反応が出たのだろう。
投稿: runnrunn | 2010年6月 3日 (木) 15時03分