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2010年6月 4日 (金)

第94代首相菅直人閣下。オザーサン院政に入るのか?または政界引退か?

今日の代表選で、タルトコ(樽床)伸二とかいう候補者が演説をしたが、「私の政権は・・・」とやってしまい。会場が少しザワザワしたような。「私の政策は・・」の間違いだったのだろう。彼は、小沢自由党が民主党の軒先に入るとき、その調整役を果たした議員だとか云われているが。

結果、誰もの予想どおり、菅直人が得票数291:129で民主党代表となった。そして午後、衆参両院本会議で第94代首相に菅直人氏が指名され選出された。

週明け7日に、新閣僚が決まるそうだが、一部変わるだけで、鳩山政権閣僚を引き継ぐことになるであろう。

民主党の山岡賢次国対委員長は4日午後、菅直人新代表と会談し、党役員人事を7日に決め、8日に新内閣の組閣人事を行うと伝えられたことを明らかにした。

どちらかというと、鳩ポッポはイデオロギー的には、保守中間派だったように感じるが、菅直人は、市民活動家出身で元旧社会党系の旧社会連合の出身だ。棚からぼた餅ではないが「福が来た」。

もっともこの筋書きは数ヶ月前から出来ていたようで、現に菅直人は、財務大臣の立場を盾に、一切普天間や口蹄疫関係には、首を一切突っ込んでいない。国会でも、大石内蔵助ではないが、居眠りが話題になっていた。確信犯なのか。

あれがあったり、これがあったりで回りまわって、気がついたら、村山政権ではないが、日本は、左翼系の首相を頂く政権になったわけだ。微分積分の方程式のようで、大変分かりづらい。少なくとも、保守的政権と対峙する政権となった。

これ全て小沢一郎の采配の結果なのだ。小沢はただ天下取りだけが目標だと云われるのは、政権を取るために興石のような日教組系の左翼とも、票さえ取れれば、何とでも手を結ぶ作戦で、民主党に合流してからやって来た。もっとも、旧社会党が解散して、かなりの議員が民主党に逃げ込んだのだから、十分その素地はあったわけだが。

今回の代表選挙はサル芝居を国民は見せられたわけだが、国民誰もがここに来てでは仕方がないと思うだろう。民主党内の派閥では、以前から菅直人は中間を装っているが、小沢よりであったことは確かだ。だから完全に小沢筋排除とはならないだろう。

7日の役員人事で、誰が幹事長に指名されるかが、試金石となる。そんなことはないと思うが、小沢の子分と称されるのが指名されれば、小沢支配は露骨に続くことになるだろう。例えば細野豪志とか、それに準ずる面々だ。

菅直人は、ニヤニヤしながら、「小沢さんには、しばらく静かにしていただく」とか云っていたが、9月の再代表選以後は、「また活躍してください」ということなのか。小沢による参院選の準備はもう終わっているとは言え、例の2人候補者擁立問題は終わっていない。

ともかく、菅直人に社民党との選挙協力を取り付けさせることが第一目標だろう。そうしないと、なんてたって、日教組の神、参院会長の興石様が落選してしまうからね。福島瑞穂も、こりゃ、まずいことになったと、以後は素直に選挙協力体制を受け入れることになるだろう。

この菅直人の習性は、「イラカン」とも云われ、討論がヒートすると興奮して吼えまくるは、野中広務のように固有名詞まで出して反論すること。だから野党は国会討論ではやり易い。怒らせれば何をいうか分からないところがある。しっかり言質を取られてしまう。その点鳩ポッポは暖簾に腕押しで旨かった。もっとも頭が普通と違って変だったという説もあるが。

君が代を歌わない男が日本の政治を担う恐ろしさ・極左活動家から「市民」運動、所詮は左翼小児病患者=菅直人  (抜粋)

問題は菅直人である。 かれは左翼活動家あがり、いまも政治的思想は左翼、しかも経済財政政策はまったくわからない。

市場は管が「円安を主張しているから」として、やや歓迎気味だが、短期眼での判断でしかトレーダーは動かない。  

およそ世界を見渡して常識でもなく、普通の国では起こりえないことが日本でおころうとしている。すなわち政権を担おうとする政治家が自国の国歌を歌わないという異常な信念を持つ男を首班にしてよいのか?  

菅直人は或る信念を持って君が代を歌わない政治家である。 野党諸兄、国会での最初の質問は、リトマス試験紙替わりに、菅直人に君が代を歌わせることではないのか。

まぁ、政権を取って、まして内閣総理大臣になった菅直人が昔と同じとは思わないが、「三つ子の魂百まで」だから、人間過去を引きずりながら生きてゆくものだ。そうしないと過去の自分を否定することは、今の自分をも否定することになるからね。

オザーサンもとりあえず「眠ったふりをする」がそのまま眠っていると、本当に死んでしまうので、いつ起き上がるか。それとも「ふり」だから背後で画策するか。菅直人と小沢が本当に喧嘩したら、今度は大変なことになる。イラ菅は福島瑞穂の男バージョンになるだろう。

これで、テレビ報道番組は昨年の今頃のバージョンに戻って、参院選までまた民主党マンセーに専念するのか。

問題の朝の番組、鳥越のスーパーモーニングなのだが、今週当たりから、政局問題については、これまでのスタイルを変えて、「井戸端論議」と称して、テーブル囲んで、鳥越を中心としたコメンテーターらとゲストらが立ち話をする演出に変えた。

この番組、あまりバイアスの掛かった発言でネットでの批判の多いなか、誰が何を言ったのか、ぼやけてしまうような立ち話形式に変えたのか。旨い手だね。おまけに途中で漫才師を入れて謎賭け問答などを設けたようで。「これはシリアスな報道番組ではなく、娯楽ショーなんですよ」という印象を与えるように変えたのか。まさに政治工作番組と受取られても仕方がない。

また民主党は詐欺的マニュフェストを掲げ、テレビ報道番組では新生民主党マンセーを繰り広げることになるのか?形勢が悪くなったら、また芸能事件を大騒ぎして選挙報道を低下させ、詐欺的世論調査を巧妙につくり誘導し、公正中立でない報道を撒き散らすのか。

しかし、今回は鳩ポッポルート・小沢ルートのカネも、もう以前程回ってこないし、民主党になっても、それほどマスゴミ界には利点がないことが分かってきた。今回の放送法改正法案は、マスゴミ界でも非難轟々とか。ザマー・・・。

とにかく、今後を楽しみに、イロイロ妄想するオイラなのだ。

一粒で二度おいしいオイラのブログ:  今日の画像

菅直人総理大臣就任

おめでとうございます。

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おまけ

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さらにおまけ

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コメント

「国民の皆さんが聞く耳を持たなくなってしまった」退陣表明で出たこの発言ほど、鳩山由紀夫という人物を端的に表しているものはありません。

自分の失政を棚に上げ、「しっかりとした仕事が必ずしも国民の心に映っていない」と述べ、「私の不徳の致すところ」と残念がったのにはまさに国民を愚弄した言葉であり驚愕の一言に尽きます。

どこまで国民をバカにすればいいのだろうか。国民目線の政治といいながら最後の最後まで国民を舐めきった鳩山総理、あたかも国民の無理解、無教養が退陣理由のように語ったことを考えれば今までの謝罪はいったいなんだったのでしょうか。

お得意の場当たり的な逃げ得謝罪としか考えられません。強いて言うならば鳩山首相は自分の為に謝る自己愛性格者だったと断言できるのではないでしょうか。

長い野党暮らしのせいか、批判だけは一人前そして自分達の失政を全て前政権に押し付ける責任転嫁はある程度ならば、いやある期間内では許されるかも知れない。しかし国益が軽んじられ言葉に責任を持たない政治が当たり前のようになってしまったからにはそう簡単に鳩山総理を許せるものではありません。

トップリーダーとしての信念も、見識もないまるで感覚的な政権運営を行ったきたご都合主義政権は場当たり的な対応に終始し、沖縄においては事前に根回しすら出来ない素人集団と化しなんら解決方法を見出すことは出来ませんでした。

投稿: 国民の声 | 2010年6月 5日 (土) 13時11分

6月2日の首相辞任表明と何らか関係あるのか。由紀夫氏の「言葉が軽い」ことは、今さら誰も驚かない。

自身の資金管理団体を巡る偽装献金問題については、「裁判が終わった暁には、できる限り使途を説明したい」と話していたが、結局「検察が判断して結果を出した。基本的には資料の提出などは必要ない」とあっさり撤回した。

由紀夫氏は、10年6月4日の首相退陣にあたり、退陣会見を開かない、という異例の対応を取った。こうした問題についての質問を避けていると受け取られても仕方がない。


朝日新聞によると、上記記事の内容について鳩山由紀夫事務所に質問したのは、6月2日の首相辞任表明前だとしている。辞任表明の直近まで「続投に意欲」と見られていた由紀夫氏の心境の変化に、朝日新聞の取材が関係していたのだろうか。

ちなみに、2日に由紀夫氏とともに幹事長職の辞職を表明した小沢一郎氏を巡っても、翌3日発売(首都圏など)の週刊文春(6月10日号)に、小沢氏に関する自民党時代の派閥のカネを巡るスキャンダルが報じられている。


鳩山由紀夫事務所に電話で取材すると、「朝日にも答えたように、当時の事情が分かる者がいないのでコメントできない」との回答だった。

http://www.j-cast.com/2010/06/04068103.html?p=1

投稿: 闇からの声 | 2010年6月 5日 (土) 14時45分

これでも、法の上の平等なのか?

鳩山兄弟は逮捕されないのに民間人は逮捕される不合理


ダイエーの故中内氏次男を逮捕 2億数千万円脱税の疑い 2010年6月3日(木)14:27


ダイエー創業者の故・中内氏から生前に贈与された数億円を申告せず、約2億数千万円の贈与税の支払いを免れたとして、さいたま地検は3日、中内氏の次男の中内正容疑者(50)を相続税法違反(脱税)容疑で逮捕した。正容疑者は旧福岡ダイエーホークスの元オーナー。

鳩山や小沢が逮捕されないのが納得出来ません。

投稿: アイヤー | 2010年6月 5日 (土) 15時05分

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