山田農水副大臣:過去のパチンコ業界擁護に国会で励む動画
口蹄疫バンデミックの影響はどうなるのか、宮崎県内だけで収まるのか、嘗ての英国のように、全国的になり、損害が1兆円を超えるのか。もっとも英国の場合は圧倒的に羊が多かったとか。
まぁ、東国原知事の初期対応にも問題があるが、これを統括するべき赤松農水大臣の結果的的には、これのバンデミック時に外遊中で、適切な指示が出来なかったこと。それもバンデミックの兆候が現れてきた時点が外遊出発の10日前。ところが、旧社会党時代のプリンス赤松は、若い頃からあこがれていた、カストロに会いたさ一途で外遊を強行。その間、臨時代理大臣だったのがアンポンタン福島みずほだったのも最悪。ほとんど東京にいて、他人事でいたことが判明。
そして、本来この流れを熟知しているはずの農水副大臣。糞の役にも立たなかった。以前からの彼の言動(朝生や討論)を見ていればさもありなんといったところか。これでも弁護士なんだね。過去牧場経営で失敗している。今回の動きの鈍さは、過去の失敗のトラウマのせいかもしれない。まぁ、いろいろ九州地区の牧場経営者との繋がりもあるし、豪腕な決断に躊躇したのかもしれない。まぁ、副大臣の立場からなのか。今の段のなっても、彼が今回の責任について一向に指摘されないのは、なんか理由でもあるのか。ちょと不思議なのである。
ところで、パチンコってオイラしないので、あまり興味がなく、このブログで初めて取り上げる。あまりにバカバカしいので取り上げなかったのだが、これって結構大きな問題なのだ。そして、なぜかこの山田正彦も関係が多いようだ。パチンコ業界族議員なのかもしれない。
大学浪人時代には、オイラもパチンコはかなりやった。アパートの隣部屋にいた同僚が、これに嵌っていて、ほとんど毎日のようにやっていた。そのころは、今のように自動打ち出しではなく、いちいち左手で玉を流し込んで打つ。手の器用な人のその様は芸術的だった。出玉は、缶詰・チョコレート・タバコに交換といったところか。みな小さな店舗だった。
しかし、いつのころからか、特殊景品というものが現われて、それを現金に換えられるという法の曖昧さを突いた方法が取られることで、パチンコ業界はマンモス化していった。三店方式(四店方式)とも云われ、現金交換所を他の法人資格で造り、それを店外(駐車場)に設ければ、そこでの現金化はOKだと。
そんなこんなで、一大産業となり、テレビのCMも大企業と並ぶほど多い。そのCMも訳の解らない内容が多く理解に苦しむ。これはテレビメディアを広告料の金で縛っているといっても過言ではない。だからパチンコ批判も中途半端な報道が多くなる。
法というのは、あくまでも実態がどうであるかなのだが、これなら賭博法にはかからないという、常識的ではない解釈で今日まで来ている。
日本において賭博は刑法で禁じられており、公営ギャンブルをはじめとする別の法に定められたもの以外では金銭を賭けた賭け事を実施することはできない。パチンコについては特に風俗営業法第23条により遊技場営業者が「現金又は有価証券を賞品として提供すること」が禁止されており、そのためパチンコでは出球を現金ではなく景品と交換している。
しかし、実際は特殊景品と呼ばれる景品を介在させることで、事実上出球を金銭と交換することも可能になっており、この特殊景品を用いた営業形態を「三店方式」という。これによりパチンコはギャンブル的な要素を持つとされている。
特殊景品はかつてはボールペンやライターの石、ゴルフボールなどだったが、1990年頃に金商品が導入された。三店方式による営業の流れは概ね以下のとおりである。
パチンコホールは客の出玉を特殊景品と交換する。
客が特殊景品を景品交換所に持参すると、古物商である景品交換所は特殊景品を現金で買い取る。
景品問屋が景品交換所から特殊景品を買い取り、ホールに卸す。
ホール、景品交換所、集荷業者、卸業者と四店を経由する場合もあり、この場合は「四店方式」という。
景品交換所は、ホールとは別の法人が各都道府県の公安委員会に古物商の許可を受けて営業する。これは風俗営業法第23条は遊技場営業者が「客に提供した賞品を買い取ること」も禁止しているからである。よって三店方式により、あくまでホールが提供した「景品」をホールとは無関係な「古物商」が買い取っているに過ぎないという建前にしているのである。
これによりパチンコ業界は違法性を逃れている。実際はこの形式は形骸化しているが警察などはそれほど問題視しておらず、景品交換所に偽造景品が持ち込まれた詐欺事件の被害届がホールから提出された事例もあるが賭博や風営法違反などの捜査は行われていない。
しかし、これには異論もあり、たとえばジャスダック証券取引所は「出玉の景品を換金する業界慣行の合法性があいまいなため、投資家保護を果たせない。」としてパチンコ店チェーンの上場を認めていない。だが、パチンコを賭博として起訴した例は過去に存在しないため、裁判所によってパチンコ及び三店方式が、刑法の賭博罪に当たるかどうかについての判断は示されていない。
いわゆる、国会議員のなかのパチンコ族議員というのが、各政党の中にいて、パチンコメーカー側議員、パチンコホール経営者側議員、両者に関係する警察官僚系側議員。これらが入り乱れて今日まで来ている。また業界は在日朝鮮系・民団系・台湾系・日本系が戦争のごとく客を奪い合っている。国は、誰が見てもパチンコは賭博であるという現実を全く直視しないし、できない状態なのだ。
オイラの知り合いに、パチンコホール経営者が2人いた。このごろは付き合いはないが、壮絶な世界らしい。しかし当たれば無限に儲かるので止められないとか云っていたが。
監視は国家公安委員会を通して、細かいことは県の警察の裁量も多く、射幸心を煽りすぎる機種が出ると、出玉を押さえる機種に交換させるとか。そのイタチゴッコ。その機種の交換だけでも相当な金額がかかるらしい。そこに数々な不正なことも多く発生するようだ。
名古屋の経営者は帰化者で民団系列だった。数億円でパチンコホールを開いたが、最初のころは経営も順調だったが、朝鮮系のパチンコホールが付近に建ち、豊富な資金力で、この周囲の客を奪っていった。玉の出をよくすれば、客は自然にそちらの方に行ってしまう。10年ぐらい前に仕事の関連でそこを再度訪れたら、あまりの閑散に驚いてしまった。200人は入るそのホールに客は5人程度。まもなく他業者にホール貸しをしたらしい。そしてパチンコ業は止めてしまった。
オイラの地域の中心街に昔からある、もう一人の経営者は日本系。駐車場の確保(台数の50%以上)が出来ないので、もう一店舗、隣町に農地だったのを借りて大規模なパチンコホールを開いたのだが、10年そこそこで、やはり朝鮮系店舗の攻勢に会い、客減少で閉鎖となってしまった。
パチンコが大変収益の大きい商売だからと、一時は金融機関の積極的な融資もあり、全国あちらこちらに出来すぎた結果も大きい。そこに来て不況の連続、バブルももうしばらくは起きないし、北朝鮮に対する敵対心からその矛先はパチンコに行き、大衆はパチンコから離れる現象が続いている。またコンピューター制御の胡散臭さや、出玉の大幅制限規制などで、惨たんたる状態になっている。
そんな中、それぞれの利益誘導をするパチンコ族議員が活躍するわけだが。偶然この山田正彦議員の国会質問の動画を見つけた。これは平成19年6月15日の衆議員内閣委員会での質疑。まだ彼が野党だった時代だ。
↓パチンコホール収益源の減少で、倒産やリストラ続いていることに嘆いてその原因を追究
↓警察・公安委員会の規制裁量により、新機種への取替えの強制が原因だと恫喝。
↓国側が、射幸心を煽りすぎた機種にダメを出し、新機種にさせた対処に反論。以前の機種には射幸心がなかったといえるか?といい直る。なぜ後追いで新機種に変えさせるのかと国を恫喝。だんだん蒟蒻問答化していくような。
↓急に厳しくしたのがおかしいとのこと。許認可権と取り締まり権が一緒というのはおかしいと思わないかと、内閣法制局に恫喝。本来なら管轄は経済産業省がふさわしいと思うと。機種を検査する機関(保通協-保安電子通信技術協会)に警察の天下りが多いと暴露。そこの検査体制の遅滞等不具合の結果が災いをもたらしていると。
↓射幸心の問題で新機種に替えさしたということは、従来の施行規則は適正でなかった。ということは、国家賠償法の規定で、パチンコ業者に国家賠償をしろと恫喝。
↓パチンコ風営店の三店方式が法に触れることなのかどうかについて。内閣法制局はオラ知らんと。現金交換所と銀行の強盗被害の数は同じ。三店方式は社会的に定着しているので正当な業務行為となっているから、これを認めて、上場も出来るようにしていくのが望ましいと主張。
まぁ、山田議員の言うことは賭博法を改正して、パチンコホール内でも、出玉を現金化出来るようにしろということだ。そして上場も出来るようにしろということ。パチンコホール経営者の利権で喰っているといわれても仕方がない。
こんなのは、自民党にも沢山いるし、民主党にも沢山いる。ただパチンコメーカー側、パチンコホール側、警察等天下り側のそれぞれの「思い」が交差して利権争いをしている。なんたって、国の国防予算の数倍の産業になっているからね。大変な利権だ。
そして、各政党の議員にそれぞれの団体から表献金・裏献金が充填される。そして大幅に減少したとは云え、今も北朝鮮に金が渡っているのは、周知の事実。特に民主党のオザーサン、民団系からの金が相当いっているんじゃありませんか?旧社会党は北朝鮮から総連を通じてキックバックの歴史が続いたからね。社民党が引きついているとか。だから半分が旧社会党からの民主党もその流れにあることは必然。自民党議員だって相手がちょと違うだけだよね。
(クリックで大)
世の中、人は「飲む・買う・打つ」に分類されるらしいが、オイラこの「打つ」には全く興味がない。知人に数十年パチンコに通っていることを自慢しているのがいるが、バカじゃないかと思う。人生での大事な時間を無駄に浪費しているようで。まぁ、これは趣味と人生観の違いだからどうしようもない。木枯らし紋次郎が博打をやるのは仕方がないが、民百姓が博打に嵌っちゃいけないってこと。
韓国では、このパチンコというのは、最近法律で禁止されたらしい。韓国にはウォーカーヒルに本格有名カジノもあるし。パチンコというのが悪いのは、民間経営賭博なのに、賭博ではないと偽ってきた歴史が続いていること。在日経営者と北朝鮮が一蓮托生で経営していること。施設場所が民間の自由裁量で決められること。これの認定地域内ならどこでも建設開設許可がOKになる可能性があること等など。
結局、賭博は公営で規則で縛って運営するしか最善の道はないと考える。その中では、世界中どの国にも必ずあるカジノも、一つの文化として取り入れるほうが、返ってパチンコのような中途半端なものに頼るよりはるかにいいとは思う。
パチンコは、ここまで既得権が出来ると、韓国のようにパチンコ禁止にはとても出来ない。厳格運用で現金化一切禁止、三店方式を違法として現金以外の景品のみとするだが、それもいまやできないだろう。じょじょに衰退化していく方向に持っていくしかない。そうパチンコを一時の流行で終わらせること。
あと、ここまで来て、今から日本でも本格カジノ解禁では、数周遅れの出発になり、果たして構想として成功するかはわからない。ともかくパチンコの実態は三店方式といえども、賭博法違反だと思うし、今、これら事業規模が年々減少してきているのは、よい方向に向かっているとオイラは考える。
一粒で二度おいしいオイラのブログ: 今日の動画
庶民はついつい忘れやすいので備忘録にしてちょうだい。
もうすぐ、金豚王朝は崩壊に進んでいるようで。
それにしても時間が掛かるものです。
「2006年 07月11日 金正日体制を支える 北朝鮮「送金ルート」を断て」
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コメント
福島さんには、アホらしさしか感じません。
数人の議員が当選し、与党になったからって、天下を取ったように振舞って、身の程知らずも良いところ。
以前、社民党の支持者に言ったことがありました、「何か勘違いしているね。 国民は社民なんか支持していないよ」、と。 党名も変えた方が良いと思いますね。 「ウーマンリブ党」って。 実態を映しているでしょう?
投稿: とら猫イーチ | 2010年5月23日 (日) 20時33分