鳩山の腹案は下手な腹芸だった。普天間基地についてメディアは公平に伝えるべきだ。
一昨日は、また孫の自転車乗りの腕を上げてやろうと、自転車の国(サイクルスポーツセンター)に行った。さすがに連休のなか日、いつもより数倍混んでいた。補助輪無しで乗れるようになってから3回目。2キロコースも混んでいたのだが、後ろから指導の声を叫びながらそれでも6周した。コースで込み合っているところを、するするすり抜けて行く。5歳児としては上出来になってきた。後ろを見守るジージとしては感激した。
報道では、今年少子化が一番進んだ年になったとか。
総務省は4日、全国の子どもの数(15歳未満)が4月1日現在の推計で1694万人となると発表した。29年連続の減少で、過去最低となった。総人口(1億2739万人)に占める子どもの割合も36年連続で下がり、過去最低の13.3%となった。 子どもの数は前年に比べ19万人減った。対前年比13万人減だった2009年に比べ、減少に拍車がかかった。男子は868万人、女子は826万人で、女子100に対して、男子は105.1となった。
園内でつぶさに見ると、もちろんここは子供連れがメインだが、ほとんど2子・3子いる。結局結婚しない(出来ない)適齢者が増えているのだろう。オイラ達団塊の世代以降急激に子供が減っていったのは、1948年に優生保護法が出来、それ以降それまで闇でやるしかなかった中絶が、堂々と中絶できるようになって行った結果も大きな原因の一つだろう。また避妊具のより一般化も挙げられる。昔はたとえ望まれない出産でも、親は苦労も厭わず、その子達を育て上げた時代だった。逞しい時代だった。
今この5歳の孫を特訓中なのだ。前約束したことはすぐ破る、好奇心旺盛でいつもキョロキョロする、なかなか謝らない。ニワトリではないが、三歩あるくとすぐ前のことを忘れてしまう。誰かに似ている。しかし「努力している」なんてことをいい訳にはしないで、常に前進突っ走る。オイラ、鳩ポッポは孫以下なのかもしれないと感じるようになった。
鳩山由紀夫首相は4日午前9時過ぎ、自衛隊機で沖縄入りした。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり仲井真弘多県知事と県庁で会談する。
キャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)の沖合に、くい打ち桟橋(QIP)方式を軸として代替施設を建設、これに鹿児島県・徳之島へのヘリコプター部隊移駐か一部訓練の移転を組み合わせる案を念頭に理解を求める考えだ。鳩山首相の沖縄訪問は昨年9月の就任以来初めて。
例によって、一部始終をテレビが取材していた。しかしテレビは普天間基地反対者の声だけを悲劇の主人公にして報道しているようだが。あまりにも一方的過ぎる。基地の北側に隣接している小学校の初代校長の談話を取材していた。なんでもこの小学校は1969年(昭和44年)に出来たそうだ。このころは、ベトナム戦争でこの基地も大忙しだった時代だ。
(クリックで大)
その他にも、南北離発着コース下には、宜野湾市役所・普天間高校・志真志小学校・沖縄国際大学・嘉数小学校・北中城中学校等があり、保育園・幼稚園はもっとあるであろう。
普天間基地移設について考える。最後にオイラの代替案も。2010年3月16日 (火)
そもそもこれは、1945年の終戦時。米軍はこの地を接取して、大至急2400m級の飛行場を建設した。回りは集落があったが、ほとんどサトウキビ等の畑作地帯だった。
(クリックで大)
1970年ごろ黒く塗りつぶされたところが普天間基地(軍事機密上で基地内は黒塗り) このころになると、米軍基地経済が発達してきて、建物がドンドン増えてきている。1953年には、飛行場は延長され2700mの滑走路となった。また基地の面積も増えていった。
沖縄が返還され沖縄県になったのが、1972年5月15日。これまでは、
第二次世界大戦の講和条約で、1951年に署名された日本国との平和条約(サンフランシスコ講和条約)では、潜在的な日本の主権は認めながらも、アメリカ合衆国の施政権下に置かれるものとされ、1952年4月28日に発効した。そこでアメリカは、「行政主席」を行政の長とする琉球政府を置き、公選の議員で構成される立法機関「立法院」を設けるなど一定の自治を認めたが、最終的な意思決定権はアメリカが握ったままであった。
この結果から分かることは、現在の危険地域の建物は、米軍基地経済に集まってきた住民の居住区に対して、返還前の琉球政府とその後の県・市の施政の問題が巧妙に影響しているに他ならない。
当時住民としては、基地労働者がメインだったので基地になるべく近い地域に住居を構えたい。商店・歓楽街も米兵経済・多くの住民で潤いたい。だから基地周辺はますます建物が竹の子のように発生してきた。こんどは住民の子供たちのために、保育園・小学校・中学校・高校も便利のためここに集中してきた。
本来、ベトナム戦争当時のこの基地の騒音や危険性は十分分かっていたのに、それを知っていて、移り住んできたり、公共施設を建てたりなのに、テレビ取材では騒音・危険性を挙げて泣き叫んでいる声だけを取り上げている。なかには、この地域に住むと、何らかの保証が得られると確信的に来た人々もいる。また、これらの危険な場所にある施設の移設にも、反対運動が起こり、それも出来ないで来た。まさに確信犯。もちろんこの歴史はいたし方がない事だとも思うが。
問題はこれまでの施政だ。米軍側では、都市計画や建築制限を米国並みにして-米国本土の飛行場運用基準(AICUZ)においてクリアゾーン(利用禁止区域)-騒音や危険性を排除してもらいたいが、琉球政府や県・市はいっさい聞き入れず、返って危険性をアピールできると、建築制限すること無しに、民間の建物を建てさせてきた。もちろんバックには、今に続くいわゆる左翼勢力の力があり、沖縄メディアも含めて正当化してきた。住民を餌食にしてきたのだ。またそれを口実に、沖縄開発庁などを通して、他の県より莫大な開発予算を取ってきたのも事実だ。なにか韓国や中国のやり方に少し似たような。
これじゃ、ヤクザと同じ手法だと言われてもしかたがない。テレビ取材では、基地の中に自分の土地があると嘆いていたが、高額な土地使用料(地代)を毎年貰っていることは、一切言わない。なんでも、借地の面積は膨大に膨らまされて、実態の数倍に登録され、それにもとづいて、地代が払われていること。例えば実際は500坪なのに1500坪あることになっているってこと。
この地域の人々は、本当は普天間基地がなくなることは、望んでいない人が多いとも聞く。豊田市からトヨタの会社が無くなるようなものだからね。ただ、イデオロギー集団から、基地が撤去されたら、その生活保証を取ればいいとほのめかされている。政府はもしこの海兵隊基地が撤去されても、基地自体は自衛隊が後を引き継ぐ計画もあるそうだ。閑散とした飛行場に変わることを、住民は望んでいるのだろうか。経済は半減以下になるはずだ。
新経済特区なんて夢物語もあるが、こんなのバブル経済を前提にしなければ実現は非常に難しい。捕らぬタヌキの皮算用なのだ。この普天間の海兵隊基地は、騒音・危険性を再度検証して、大改良(リノベーション)をするのが一番の得策。
そのためには島の中央を縦に設計されている滑走路をスリムに横にして、両端を海まで伸ばす設計で、この地域を区画整理して、騒音から遠ざけ、危険性も遠ざけるよう空地を配慮するほうが、全て今の問題をクリアーできると思うが。それにより2分されるが、交通は南北地下トンネル数本で繋げばいい。公共施設も既存のままでよいことになる。
また今回鳩ポッポは、ここにきて、自分もお勉強したら、海兵隊の抑止力についてやっと理解することが出来たなんて、ホラのような弁解をしていたが、いかにこの鳩ポッポ首相が、オイラの孫以下なのではないか、とまたまた察したわけだ。地政学を何も理解していないという無知な証拠だ。
米軍の陸・海・空軍は出陣に際して、米国議会の承認を得なくてはならないが、この海兵隊は、急場に際して、議会承認なく大統領の命令で動ける軍隊なのだ。
よくテレビ番組で、「殴りこみ隊」だから攻撃専門だから、抑止力ではないと、鳥越・落合・森永・川村らLOOPYコメンテーターらが、泡を飛ばしてほざいているが、真っ先に殴りこんで、自国民や同盟国民を救援することも大きな仕事。小規模ながらも、陸・海・空オールマイティーの戦力部隊なんだよ。この力が大きな抑止力になることが、いつまでたっても解らない、解ろうとしない文化人気取りの面々に乗っ取られたLOOPY番組が多すぎる。
一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の動画
自民党から、民主党に乗り換えた田村耕太郎議員
オイラここまで、国会議員として劣化した発言には同意ができないのだが。
森永卓郎曰く、海兵隊は抑止力にはならないそうです。
お前は敵が攻めてきたら、竹やりで死ぬんだっけね。
そして日本が滅亡しても
憲法9条をしっかり守った、
美しい国という歴史で評価されればいいとまで言ったね。
お前だけ死んでください!
これ、おまけ
再度使用画像
| 固定リンク
コメント
沖縄に新基地を作成するというのなら、民主党の公約違反であろう。
そして鳩山首相自身が「自分の発言の重み」と理解されているなら、辞任されるのが筋だろう。さらに、かつて自民党が首相のすげ替えをしてきたことに解散を求めてきた民主党のことだから、これで解散、衆院選挙をすべきだろう。
しかもことは、郵政国営化や高速道路重税化といった各論ではなく、国家安全保障上の問題である。実際、隣国で戦争が勃発してもなんら不思議ではない状況になっている。
この政権では国民が困る。幸い、国民もこの政権への期待は薄くなってきており、突然政権が空中分解してももう驚くほどのことはない。
投稿: 闇からの声 | 2010年5月 5日 (水) 16時09分
寺島実朗が分からないのは、「わざと分からない振りをしている悪者」か「本当に分からない愚者」のいずれかだが、多分両方で、結局は「アホな悪党」だろう。
日本の溶解を促進して中共にお供えしようという国賊もどきで、「東アジア共同体と日米同盟見直しはクルマの両輪だ」なんて妄想をほざいている。
類は友を呼ぶ、ハトは寺島実朗を呼んだ。60を過ぎてもアホはいつまでたってもアホで、アホがたくさん集まっても文殊の知恵にはならない。今回の普天間問題もこの寺島実朗の延長線上にある。
寺島実朗のように、肩書きがいくつあってもアホはアホという、いい例である。
投稿: 陳湖臭 | 2010年5月 5日 (水) 17時03分
ほらほら、沖縄は現在でもこれほど優遇されているんです。沖縄人はこれらの優遇は当たり前、麻痺状態なのです。沖縄自体の自主財源って30%しかないのです。
http://www.cao.go.jp/yosan/soshiki/h19/zei/zei_okinawa.html
(1)沖縄振興特別措置法関係
沖縄振興特別措置法に基づく観光、情報通信産業、中小企業、離島などの振興等特例措置の延長及び拡充
● 観光振興地域に係る特例措置(法人税(投資税額控除)、特別土地保有税の非課税、事業所税の課税標準の特例)〔延長・拡充〕
●沖縄型特定免税制度に係る特例措置(関税の免税)〔延長〕
● 航空機燃料税の軽減措置(航空機燃料税の軽減)〔延長〕
●情報通信産業振興地域・情報通信産業特別地区に係る特例措置(法人税 (所得控除、投資税額控除)、特別土地保有税の非課税、事業所税の課税標準の特例)〔延長・拡充〕
● 金融業務特別地区に係る特例措置(法人税(所得控除、投資税額控除)、特別土地保有税の非課税)〔延長・拡充〕
●産業高度化地域に係る特例措置(所得税(特別償却)、法人税(投資税額控除、特別償却)、特別土地 保有税の非課税、事業所税の課税標準の特例)〔延長〕
●自由貿易地域・特別自由貿易地域に係る特例措置(所得税(特別償却)、法人税(所得控除、投資 税額控除、特別償却)、 関税(選択課税)、特別土地保有税の非課税、事業所税の課税標準の特例)〔延長〕
●中小企業者の経営革新の取組支援のための沖縄特例措置(所得税(投資 税額控除、特別償却)、法人税(投資税額控除、特別償却)〔延長〕
●経営基盤強化計画を実施する沖縄の中小企業者に対する特例措置(所得 税(割増償却)、法人税(割増償却)〔延長〕
●沖縄振興特別措置法に基づく電気の安定的かつ適正な供給の確保に係る特例措置(石油石炭 税(免除)、固定資産 税の課税標準の特例)〔延 長〕
●離島の旅館業等に係る特例措置(所得税(特別償却)、法人税(特別償却)、特別土地保有税の非課税)〔延長〕
(2)沖縄の復帰に伴う特別措置に関する法律関係
沖縄の復帰に伴う特別措置について、本土諸制度への円滑な移行を図るための特別立法による特例措置の延長等
●沖縄県産酒類に係る酒税の軽減措置(酒税)
●揮発油に係る揮発油税及び地方道路税の軽減措置(揮発油税、地方道路税)〔延長〕
(3)多極分散型国土形成促進法関係
地域振興の拠点となる地域(振興拠点地域)において当該地域の特性に即した特色ある機能を集積させる開発整備の総合的かつ計画的な実施を促進し、地域主導による地域づくりを支援するための特例措置の延長
●多極分散型国土形成促進法に基づく振興拠点地域に係る特例措置(事業所税の課税標準の特例)〔延長〕
投稿: 本土人 | 2010年5月 6日 (木) 11時09分
ルーピーが総理に任命されるという異常事態を招いた任命責任の所在は誰にあるんでしょうかね?(w
★ 長年、鳩山由紀夫を取材しながらそのの本質を見抜けなかった情弱マスコミと意図的に国民を誤誘導した鳥越みたいな民主党お抱えコメンテーター他工作員。
★ その情弱マスコミの報道を鵜呑みにして政権交代を実現させた情弱国民。
★ ルーピー鳩山みたいなクルクルパーとダーティー小沢みたいなヤクザをマンセーしてる民主党議員の面々と他党に潜伏してたそのお仲間。
鳩山由紀夫が嘘付きで無責任でカルト脳で世間知らずの世襲の最悪な例なんて事は政権交代以前から分かってたことで、今更「総理の資質が無い」とか言って叩いてもしゃあないわけで、問題の本質は
明らかに総理の資質が無い人間が総理に
任命されてしまう日本の民主主義の欠陥
なんですね。それが政権交代により露見してしまったわけです。(w
投稿: こらら | 2010年5月 6日 (木) 11時46分
日本にある米軍基地は、沖縄が78%と談合マスゴミは騒ぐが、本当は24%。自衛隊と合同で使っている基地は入れていないからね。だから佐世保等は入っていない。
沖縄の実態をもう少し検証してみろ、マスゴミ共よ!
http://www.youtube.com/watch?v=K73C27neZHQ&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=zIbLMO0GPks&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=U_9zerE3wPY&feature=related
投稿: アイヤー | 2010年5月 6日 (木) 14時13分
ちょっと一言。
海兵隊が、大統領が議会の承認なしに動かせる「唯一」の部隊、というのはよくある誤解です。
実際には米国大統領は議会承認なしに、陸海空軍・海兵隊・沿岸警備隊すべてを動かせます。
そもそもヘリでは足が短すぎて、戦略機動には海軍の揚陸艦か空軍の輸送機が必要なんだから、
海兵隊だけ動けても意味ないでしょ?
投稿: | 2010年5月 8日 (土) 10時32分
だいたい血統とかそういうのは右の人の発想でね。
左の人にはそういうのはいらないの。
鳩山さんはその責任感から政治家をやっているの。
頭がいいのではなくて不器用だからやっているの。
投稿: ルーク | 2010年5月24日 (月) 00時29分