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2010年3月16日 (火)

普天間基地移設について考える。最後にオイラの代替案も。

昨日21年度の確定申告書を税務署に提出してきた。期限日ギリギリだ。不動産の家賃収入もあるので、節税に関しては手が抜けない。申告計算ソフトをいじくりまわして作成の毎回だ。税金も昨日ギリギリで納めた。

数年前まで、連動している地方税(住民税)はたいしたことがなかったのに、法改正で、国税が減ってその分地方税が増える仕組みに変わった。毎年、6月ごろか、請求される県・市民税の高さに怒りを覚えてしまう。国の税収が減った原因の一つにこれがある。

昨年からもめている普天間基地の移設問題。こりゃ大昔からだ。ちょとこれについて考えてみる。

沖縄には、過去数回行っている。初めて行ったのは返還後すぐの年。沖縄返還が1972年5月15日だから、多分翌年の1973年か4年だったか。自動車交通はまだ米国式で右側通行。これが本土と同じ交通体系に変わったのは、1978年だそうだ。バス停で反対側で待っていて、逆方向のバスに乗ってしまった。気がついて先のバス停で降り、途方にくれていたら、親切なオジサンが停まって、行き先の名護市まで乗せていってくれた。そのころの名護の街はこれといって観るものもなく、昼食に入ったうなぎ屋のうな重がすこぶる美味しかったのが思い出だった。

鳩ポッポ民主党は政権を取ったのはいいが、とにかく数多くの出来もしないマニフェストを掲げ、マスゴミとグルになって昨年の総選挙で大勝し、政権交代したわけだ。案の定ほとんど全てが壁に突き当たり、それでも多数の権力を使って、この矛盾に満ちたマニフェストを実現しようとしている。

この普天間基地移設問題もその一つだ。

昨年からの継続で、いまだに解決はつかない。そもそもお花畑の社民党と組むために、マニフェストに、国外・県外移設をのせ、沖縄県民に約束したのだから、県民は信じている。それが二転三転。オバマには、なんだかんだあっても最終的には、米国の要望どおりにしますよと「トラスト・ミー」。しかし翌日には反転。こりゃオバマだって米国側担当者だって怒る。「なんじゃあの男は!」といった具合。

そして、昨年12月だったか、鳩ポッポは決定すると大言を吐いたが、それは5月まで決定を延長する決定だったとか。そしてその間、1月に受入れ予定地だった名護市長選挙で、受入れ反対の新顔の稲嶺進候補が初当選。そしてもうすぐ5月。その前に下準備としては3月末までに決定しなければとっても間に合わない。社民党は国外・県外が必須条件。だめなら連立解消だと脅す。まるで牛の鼻輪を引っ張りまわしている。国民新党もキャンプシュアブの陸上案だの、何とか島だので大騒ぎ。

オイラこの問題で、不思議に思うのは、常にマスゴミは沖縄県民全てが、米軍基地の撤廃を望んでいるかの報道が全開だということ。戦後沖縄の経済発展は、米軍基地を基幹産業としてきたことに間違いはない。今の沖縄観光の下地も、米軍による、いわば米国風雰囲気にある。香港が英国風雰囲気で観光客を魅了させたのと多少似ている。

沖縄発信の音楽も、もとからあった沖縄民謡とJAZZ的なものとのミックスのようなものだ。戦前戦中時代は、サトウキビが主なる産業だったが、これとて現在は補助がなければとても自活出来ない産業となってしまっている。幸い沖縄は平地が多く、またアジアを見渡す地政学的に適合している場所なのだ。まぁ、海軍の都市米国サンディエゴに多少似ている。

だから、沖縄の米軍基地で働く日本人は数千人いて、これが沖縄の経済を支えているのは確かだ。またそれに伴う施設工事やメンテナンス工事も経済を支えている。じゃあそのような人達も米軍基地絶対反対なのか?このよな声をマスゴミは絶対伝えない。

もちろん、基地に提供している地主は絶対基地反対とはならないだろう。借地料だけで年間数億円なんてのもゾロゾロいるらしい。

よく言われるのは、本土での食い詰め者が相当沖縄本島・諸島に入っている。年中暖かいし、海外に移民するほど度胸のないのが多いとのこと。また昔の全共闘世代達が、本土で村八分になり、こちらに移り住んでいるのも多い。そういう連中は左翼系には馴染みがあるので、すぐまとまる。そこに昔社会党今社民党・共産党系がバックで支えている。

現に今回の名護市長選挙、移設反対で勝利した稲嶺進氏は1万7950票、敗れた移設賛成の島袋吉和氏は1万6362票。わずか1588票の僅差だった。このことを、マスゴミは、特に沖縄マスゴミは大きく報道しない。なるべく問題にしないようだ。

国は終戦時の悲劇から、また戦後米軍駐留の配慮から、沖縄開発庁を作って、本土以上の手厚い国費投入をしてきた。やがてそれが当たり前の風潮になっていき、とにかく沖縄の悲劇を全面に押し出して、より一層の国費投入を恫喝する地域となってきたような気がする。

日曜日にある会の旅行で両国駅近くにある、江戸東京博物館に行ってきたが、同じように東京大空襲の被害は、やはり沖縄と変わらないものがある。ある面沖縄以上かもしれない。沖縄県民も、沖縄系マスゴミもただただ自分達だけが悲劇の主人公であることのみを訴えるのは、もういい加減にして欲しいと思うことがある。

ここに問題の普天間基地の推移画像がある。戦前、飛行場が建設される前のこの地域にはいくつかの泉が存在し、それらを水源に畑作が営まれる丘陵地だった。

これを見るともともと市街地の中に基地が造られたのではなく、その反対だった。

(クリックで大)

1945_3

これは、1945年の終戦時。米軍はこの地を接取して、大至急2400m級の飛行場を建設した。回りは集落があったが、ほとんどサトウキビ等の畑作地帯だった。

1970

1970年ごろ黒く塗りつぶされたところが普天間基地(軍事機密上で基地内は黒塗り)

このころになると、米軍基地経済が発達してきて、建物がドンドン増えてきている。1953年には、飛行場は延長され2700mの滑走路となった。また基地の面積も増えていった。

2005

2005年ごろになるとこのように周囲建物に埋め尽くされた現在となる。戦闘機による騒音に対して、その被害防止のため、防音サッシ等の補助を国がした。そしてこの周囲の住宅には、基地関係日本人労働者もかなり住んで、経済が成り立っている。

2009

そして、2009年の現況。まさに大阪伊丹空港と同じ。 街の真ん中に飛行場と基地になってしまった。そして現在でも、普天間飛行場が占める土地のうち、およそ9/10は私有地であるそうだ。このため、年間61億円を超える賃借料が地主に支払われているそうだ。

まさに沖縄の繁栄は、この米軍基地とは切っても切り離せない。米国の軍関係の法律では、空港軍用地の場合、民間建物を建てられる範囲は厳格に決まっているが、なんたって、ここの場合は日本政府・沖縄県の不作為の行為なのか、かなり接近してまでも民間建物を造らせてしまった。この辺がトラブルの大元にはなっている。

また、米軍兵士達の事件には、ヒステリックに反応し、また近隣の校内の庭にヘリが墜落した事件で、なお一層普天間基地撤去が盛り上がってきた。ただオイラの知り合いの沖縄県民に言わせれば、これも一部の活動家の先導に拠るもの大で、自分達とすれば、この沖縄の米軍基地と共存していきたいと言っていた。そんなイデオロギー的なものではなく、自分達がいかに喰っていけるかが問題だと。

そこにきて、折角米国と決定していた名護市辺野古キャンプ・シュアブ地域が、民主党マニフェスト通り、県外・国外でまた振り出しで蜂の巣を突っついた状態。もちろんそれまでも、地元一派が、ピケを張って、ここは工事着工ができなかった。ジュゴンを守れのお題目だ。この海岸が素晴らしい海を保ってきたのは、民間地にならなかったからだ。米国軍は、海の自然環境の保全には日本人以上に徹底するからね。

米国軍の戦略も何も考慮しないで、アッチに行け、コッチに行けという社民党・国民新党、そして鳩ポッポの民主党。軍事に無知とはいえお花畑もいいところ。小沢幹事長はさすがだね。イデオロギー論争とは別に、予定地だった辺野古近くの宜野座(ぎのざ)村で平成17年11月に約5200平方メートルの土地を購入していた。(登記簿や衆院の資産等報告書で分かった)さすが不動産王。自民党議員さえそこまでミエミエなことはやらなかった。

どのみち、新しい移設基地を造れば、またその周辺に民間建物が竹の子のように密集してきて、反対闘争の種になる。現在の日本人労働者はそれに合わせて移動するからね。また普天間米軍区域の、移設後の土地の活用はどうするのか。

これで鳩ポッポはこの問題が解決できなければ、政権を降りるそうだ。しかし彼の場合、息を吐くように嘘をつく癖もあるし、鳩の様に三歩歩けば、前のことを忘れてしまう。どうしよういもない資質を持っている。

最後に、オイラの妄想の一つの案だ。

2009年の普天間基地の画像を見てくれ。この飛行場を縦から横にする。そして両端海まで伸ばす。もちろんそこに掛かる土地は、上下の余る土地と交換。民間地の上下交通は地下トンネルで繋ぐ。また騒音予測地域は緑地帯とする。ね!こうすれば全てが解決するじゃないか!航空機は海からの離発着になるし海の埋め立てもないし、造成費も少なくてすむし、土地の問題もなんとか解決がつく、米軍は引越しをしなくて済む。これは区画整理事業の一環で可能だ。もちろん発案者として、オイラにも設計の仕事を回してもらう。公衆便所の設計でもなんでもいい!(笑)

そもそも、米軍も終戦のドサクサで大慌てで造った飛行場なのだ。先のことなぞ考慮しないで造った結果だ。今ここにどうしても造るなら、オイラ発案の構想になるはずなのだが。

一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の動画

普天間基地問題の、これも本音のひとつ。

本土マスゴミ・沖縄マスゴミに出てこない実態です。

これも沖縄県民の声の一つです。

少し長いですが、以下動画をご覧ください。

その1

その2

その3

その4

その5

小沢幹事長はこの徳之島にも土地を買ってあったと。(動画後半)移転先にこの徳之島も候補にあがったが。こりゃ金丸信と同等の利権政治屋だったようで。

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コメント

わざわざ、反対派の稲峰氏を当選させておいて県外、国外移設案を 膨らませて、
結局は名護市にもどってきて名護市民は2倍の甘い汁を吸える用な 仕組みを創るというあらすじなのですね。。。

投稿: aiyaya | 2010年3月16日 (火) 15時36分

沖縄のみなさん!本土だってこんなことは日常茶飯事起こることなのです。沖縄だって、米国兵の事件だけでなく、日本人の犯罪は、もっと沢山あるでしょう。

福岡県内で英会話学校を経営する米国人の男(69)が、教え子の小学生女児に性的暴行をしたとして、婦女暴行容疑で福岡県警に逮捕されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。

男は別の女児の裸を撮影したとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)容疑ですでに逮捕、起訴されている。
県警は、男が十数年前から、児童を中心に40人以上に性的暴行を繰り返していたとの疑いを強め、余罪を追及している。

投稿: あれれ | 2010年3月17日 (水) 15時32分

ところでこの問題について、ようやく産経が裏の実態を書き始めたようだ。1日の3面に『同盟弱体化』という連載があるが、移設候補地に挙げられた徳之島では土地の買占めが行われているという。


 今までこじれてきた辺野古沖移設でも、名護市がこれを受け入れると表明したことに伴い、「政府は沖縄本島北部地域への振興策として、道路、港湾の整備などのため毎年100億円を投じ、既に770億円が使われた」と報じた。


 野党時代の民主党はこれを『アメとムチ政策だ』として批判してきたが、政権をとると「北部活性化交付金」という名目で22年度予算には70億円のアメを盛り込んだ。
 在沖縄米軍基地の土地所有者に支払う借地料としては約910億円が計上され、事業仕分けの対象にもならなかった。そして防衛省元高官の次の指摘が実態の一部を表している。


「国からさまざまな名目で、沖縄に落ちる金は他の地域の反発を恐れ、総額は公表されたことはないが、年間6千億円以上に上るだろう。国会議員も地元業者達もみなこの利権が目当てなんだ」


 ある県議は「結局は利権の付け替えなんだ。勝連半島沖の埋め立て案を実施すると大規模工事になり、巨大な利権構造が生まれる。現政権は県民の負担軽減より、普天間移設でうまい汁を吸おうとしている」

投稿: 陳湖臭 | 2010年4月 3日 (土) 11時28分

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