ドバイってドウナルバイ:ドバイがヤバイ!・・・・・・今ここ
鳩ポッポはCOP15の最終日に開催地コペンハーゲンに行くようだが、オバマから「嘘つきは嫌いだ」と首脳会談は断られているようだね。そういえば9日朝に、すぐ近くのノルウェイで空におかしな現象が起こったとか。
http://wiredvision.jp/news/200912/2009121020.html
色々な説が出ているようだが、宇宙から鳩ポッポに「@@PA(クルクルパー)」だというメッセージだとか、いやそれはCOP15に対してだとか、いやいや、今日のノルウェイでの、オバマのノーベル平和賞受賞に対してだとか、云われているとか云われてないとか。
弟鳩が生前贈与を認めて、その税額を納めるなんて報道があるが、兄鳩もママからもらったなんてチラリホラリ吐いてきた。なんたってそれぞれ総計11億円づつだからね。それも毎年連続してだから確信犯だよ。分からなかったとしたら両方とも「禁治産者」だね。「成年後見人」が必要かもしれない。なんか噂によると、どちらかが愛人の息子で異母兄弟と云われているが。だから、相続等金が絡んで仲が超悪いらしい。
これが、脱税額+追徴金納付だけで済んでしまったら、いままで脱税で刑事罰を食らった人達は救われないね。モラルハザードを必ず起こす。
自民党もこの際、弟鳩の自民党員離党、且つ議員辞職をせまるべきだ。二階に対しても。身奇麗にしてから、民主党に「どうする!」って迫らなくてはね。そこまで度胸はないか。
さて、昨年のリーマンブラザース破綻に象徴される、バブル崩壊のあとの金融恐慌の恐れなのだが、なんとか1年金融に関しては大きく影響のなかった日本を除いて、各国絆創膏で処置してきたのだが、まだまだ問題が片付いた訳ではない。どんどん絆創膏から血液や膿が滴ってきて、アッチこっちから大量出血という第2番・3番の危機が着そうな気がする。
昨年末ごろから、ドバイは危ないといわれていた。
ドバイにも金融危機の影…止まったクレーン・解雇の波2008年12月21日
ドバイの海岸には、上空から3本のヤシの木に見える群島が沖合に延びる。埋め立てでつくったリゾート・居住用地だ。100万人の住空間ができあがると言われる最大の木「パーム・デイラ」では、クレーンの多くが動きを止めていた。
ドバイを代表する政府系デベロッパーで、「3本のヤシ」のプロジェクトを推進する「ナヒール」社は11月30日、総従業員の15%にあたる500人を削減する方針を明らかにした。
同社で工期やコストを管理する仕事を担当してきたスリランカ人のSさんはこの日、上司に、1月31日付での解雇を言い渡された。資金繰り悪化によるプロジェクト停止が理由と説明された。「オフプラン(設計図段階)の事業の大半が停止された」とSさん。「年明けには、さらに人員削減されるのは間違いない」
ナヒール社だけではない。民間最大のデベロッパー「DAMAC」も11月、200人の解雇を発表、解雇の波は確実に広がっている。
なんていっても、王子たちの夢を実現するかのように、あの砂漠に予算度外視のむちゃくちゃな不動産投資をしていたのだから、金融が世界的に躓けば、ほとんど動かない事態になってしまうのが当たり前。
とうとう、11月末には、ドバイ・ショックと云われる事態になった。オイラから言わせれば、よくここまでもったという印象。病気の患者がもうすぐ死ぬかもしれないなんて云われても、かなり経ってやっぱりということが多いが、この金融経済の世界も理論的にはダメでも、なかなか本当のディフォルトにならないのと同じなんだよね。それほど複雑な世界だとも云える。
UAEは7つの首長国で構成されており、ドバイはその1つ。UAEの首都があるアブダビ首長国が大量の油田を持つのに対し、ドバイはもともと農漁業国家。
そこで、世界各国からの借入資金をテコに港湾や空港などのインフラ開発、オフィスビルやリゾート施設などの不動産開発を進め、中東湾岸地域の商業・交通拠点として急成長してきました。
それを可能にした要因は2つ。1つは、政府が全面的にバックアップする官民一体の開発体制。その象徴でもある政府系持ち株会社ドバイワールドの債務返済猶予申請が今回の事態の引き金となりました。
もう1つは世界的な超金融緩和。大規模な資金調達を可能とし、ドバイに不動産バブルを発生させていました。しかし、昨秋のリーマンショックを契機に状況は一変。ドバイの不動産市況は過去1年で半値に下落しました。開発計画の多くが中止に追い込まれています。要するに、オフィスビルやリゾート施設は実需ではなく投機対象として建設されていたに過ぎません。
ドバイの戦略構想としては、この地を開発して世界の「観光リゾート」+「金融センター」にするためだったが、頭の中は「カジノ的ねずみ講的詐欺金融」の投資資金をあてにしていたわけだが、それらが崩壊すれば立ち行かなくなるというごく当たり前なお話。
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国の政府系持ち株会社ドバイ・ワールドが債務問題を明らかにして初めての取引が行われた30日、UAEの各株式市場は大幅に下落した。アブダビ証券取引所(ADX)株価指数は一時、2006年5月7日以来で最大の下落となった。(中略)
UBSのアナリスト、サウド・マスド氏(ドバイ在勤)は、アブダビからの支援受け入れにより、ドバイは800億ドル以上の債務の温床となっている政府系企業から財務の不健全な部門を排除することになると指摘。またドバイ金融監督庁(DFSA)元幹部のイアン・ヘイ・デービソン氏は、ドバイが金融センターの夢をあきらめ、再び貿易・サービスに特化しなければならないかもしれないと話した。(後略)』
これがどうやら債務800億ドルなんてものでは済まないらしい。そしてこれらの派手な不動産計画に、英国やロシア始めEU諸国・米国の商業銀行・投資銀行・ヘッジファンドが莫大な投資をしていたのだから、たまったものじゃない。HNKスペシャルでもやっていた。関連する日本の大手ゼネコン、韓国ゼネコン、中国ゼネコン多種多様。ここに至るとほとんどの工事がストップしたままになっているとのこと。
尚且つ火をつけたのは、この政府系持ち株会社ドバイ・ワールドの債務を政府が保証なんてしないよと宣言したこともある。やっぱりイスラム教の哲学と他の哲学は違うんだね。もともと利息という概念を持ってはいけない戒律がある民族だからね。
ドバイショックの規模はリーマンショックの規模から比べたらそんなに大きくないといわれているが、もっと大きな世界的金融崩壊キッカケになっていきそうだ。ただドバイの壮大なる構想は頓挫せざるを得なくなる。完成した不動産でも、ここは常に水道と電気がなければ、ただの廃墟となってしまう。真水を作るにも莫大な経費が掛かる。
人口のほとんどが建設工事の世界中から集まった労働者。工事中止でどんどん国に帰っているそうだ。今年の初め頃か、心配されているドバイに電波芸者田原総一郎が現地視察報道をやっていたが、「ドバイは工事真っ盛りで心配は全然ない」なんて提灯報道をしていたが。いいところだけ見せられたような。コイツこういうのが多いんだよね。
最近では、「ドバイ電力・水道局」の格下げが行われ、これは財務制限条項に接触し、この12月14日に20億ドル(1800億円)の返済義務を負う可能性が出てきているとか、この14日は「ドバイワールド」の返済期限でもあり、ドバイを巡る動きが激しくなってきているとか。
常識的にはこの返済はジャンプされる筈だが、万が一ボタンのかけ違いが起こり、ドバイ側が返済しないのも『神様のおぼしめし』と言い出せば全て吹き飛び、世界の金融市場は大混乱に陥りるそうだ。
ドバイのこれらはこれからどうなるか。もう価値としては半減以下。強烈な砂嵐がきたら、やがて埋没したりして。
かなりが完成しているみたいだが、買い手がどうなのか。
巨大ホテル、巨大パームツリーアイランド、どでかい財布ときて、今度は2億8100万ドルをかけた巨大噴水のお目見えです。かの有名なラスベガスの超一流ホテル「ベラージオ」の噴水でさえも、これには負けると思ってしまうほど巨大。事実、世界最大です。
825フィートの高さがあるこの巨大噴水(まだ名前決まってません)、ベラージオのものより25%大きくなるんだそうです。
中東の乾いた大気の中に、ポンプで吹き上げられた約450フィート程度の水の柱がたつことに。 6600個のライトと50台のプロジェクターによる音と光のショーは、急成長している都市ドバイの夜空を美しく飾ることでしょうね。
噴水に使われる22000ガロンもの水は、もちろん循環するそうです。完成は2009年の予定。
未完成で終わるような気がする。
世界経済が資本主義の滝壺へとまっさかさまに落下中でございますが、ドバイは止まらず、とりあえず行けるところまで行く覚悟なようです。
例のドバイの超高層ビル「ブルジュドバイ」は、ただ今160階分まで建設が進んでいるようです。来年の9月に完成予定だとか。
そして、ドバイでは他にもたくさんの高層ビルが建築中です。まさに雨後の竹の子のように、あちこちでにょきにょきビルが伸びていきます。
これらもどこまで完成したのか。完成してもどの程度売却されたのか。
この「Nakheel Tower」の高さはなんと1kmだそうです。完成は10年後ですが、間違いなく世界一でしょう。複合ビルの一部で、200階建て。他にも20階~90階建てのビルがボコボコ建つんだそうです。
プロジェクトを進めるNakheel社のCEO、CHrintopher O'Donnell氏は、「我々の見解では、建設中のタワーは高さ1kmを超えるものになる予定だ。これは快挙であり、世界一の高さであろう」とは言っていますが、タワーの正確な高さを公表するのは渋っているそうです。理由はわかりますよね? できるだけ長く世界一の称号が欲しいんでしょう。しかし、現在世界一のブルジュドバイや他の高層タワーと比べれば、そのスケールにびっくりです。
何度もお伝えしてきた超高層ビル、ブルジュドバイ(Burj Dubai)。 建設がもう少しで終わり完成間近だとのこと。これを祝うためにDavid Hobcoteが上空から素晴らしい写真を高解像度でとってくれました。このビルの息を飲むようなすごい迫力が少しでも伝わりますでしょうか?
これ模型ではありません。実際ヘリコプターで撮った画像です。
これってクルクル動くらしいね。砂嵐で止まってしまうことは無いのかしら。
ともかく切りがないので、こちらを見てください。ドバイ満載です。
オイラ高校時代習ったのだが
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず ただ春の世の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ
さーてと、 来年ドバイに観光旅行にでもいってくるかな。
結構安く泊まれるホテルもあるようだし!
だけど酒が飲めるのかどうなのか?
トシ坊、一緒に行こう!
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コメント
ドバイの最新ニュースです。
ドバイの崩壊が近づいてきているのかも知れません。
ドバイの投資会社でもある【イスティスマル ワールド社】が2006年に2億8200万ドルで購入しました『Wホテル ユニオン スクウェア』が競売にかけられわずか200万ドルで落札された事もあり今やドバイ関連企業には全く資金が残っていないのではないかとの懸念が出てきているのです。
金融機関はドバイ関連企業への融資は徹底的に引き揚げており、そもそもドバイ企業は殆どが借金経営であり借金が止まれば即死する状態にあったのです。
ナヒール債は既に額面の45%にまで暴落してきており今後デフォルトになれば価値を失います。
ドバイに残された時間はそれほど多くはありません。
投稿: aiya- | 2009年12月11日 (金) 13時52分
妾=総理
という話もあります。以下のサイトにて。
//www.nikaidou.com/2009/07/post_2998.php
投稿: ああああ | 2009年12月11日 (金) 21時57分
すごく面白いブログですねっ!
これからも頑張って下さい!
投稿: ネットワークビジネスマン | 2009年12月13日 (日) 21時33分