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2009年11月 3日 (火)

口が軽く、その場の雰囲気でエエ格好発言、言語明瞭意味不明瞭、言い逃れは一級品、言質というものを無視、で育った嘘つき坊ちゃん首相について。

1日日曜日は、日本海からの低気圧で、海は大荒れ、また各所で初雪を観測した。平年より早いところが多かったらしい。オイラのみかん畑のみかんも、平年より早く黄色くなり始めた。みかんは、寒くなると黄色に色ずく。全然温暖化の傾向はありませんね。たしかに日本だけで判断してはいけないね。しかし、・・・・

前記事のように米国全体も今年10月は、寒冷化しており、各スキー場は早々のオープンとか。またヨーロッパも、

ドイツの10月、史上最低気温を記録 科学今年の10月はドイツで史上最低の温度を記録したという。 気象学者は火曜日の朝、ドイツにおける10月の気温としては史上最低の摂氏ー24.3度をドイツ南部のバイエルン州はベルヒテスガーデン自然公園にて測定した。

この気温は寒いことでも有名なバイエルンアルプスふもとの Funtensee湖で測定された。メティオメディア気象サービスの Jörg Kachelmann博士は、 アフプすのシンクホールでは−55度の温度が記録され、普段は真冬の気温だという。 地球温暖化は何時来るんでしょうね?

All-time October low recorded in Bavaria:Published: 20 Oct 09 16:36 CET

日本のマスゴミ、テレビ報道はまったくスルーですね。それでも総意としては、温暖化は進行していて、それを防ぐためにはCO2の削減は当然だそうです。まったく思考停止状態だね。

2日の衆院予算委員会を録画で観たのだが。それに対して、特にテレビ報道番組は相変わらず、鳩ポッポ首相マンセー・民主党マンセーだったような。ほとんど献金問題はスルー。

11月2日衆議院予算委員会録画

午後からの委員会は、自民党重鎮といわれるのが質問した。

大島理森・町村信孝・加藤紘一・後藤田正純が、それぞれ1時間前後で質問をした。まあ期待したほどのことはなかった。なんたって相手が鳩ポッポ。はぐらかしが旨いというか、次元以下なのか。大島理森はまあまあ迫力があったが、追い詰めることは極力避けたような。

鳩ポッポの献金問題に関しても、大森と後藤田があっさりとした質問をしたが、追求というところまでいかなかった。大島が、この問題は別途委員会を作って集中審議が出来る環境を作ってくれと要望をだし、委員長は理事会で計るとは云っていたが、のれんに腕押しだろう。

今は自民党、この問題を最終的切り札として温存しているかのようだ。

この鳩ポッポ首相ののらりくらりした答弁は一級品だよ。何を答弁しているかわからないということで。所信表明演説が約1間。従来の2倍になったが、オイラ聴いていて、余計な言葉が多すぎて、何が云いたいか、結局わからなくなってしまうというマジックに嵌ってしまった。

きっと台本に各項目あまりにも余計な装飾を施して、ボリュームを2倍にしたからそのように長い演説になったのだと感じる。

笑っちゃうのは、「これらマニフェストが実現できなかったら、私は責任を取る」という言質について、「責任を取るというのはどういうことを云っているのか?」に対して、またダラダラしゃべって、「4年間を通して結局出来なかったら、総選挙で信を問うことだ」というオコタエ。

泣いても、笑っても、途中解散が無かったら、当然4年後には総選挙だろうに。それでは「責任を取る」という回答にはなっていないだろうが。「責任を取る」ということは、常識として首相の辞任か、内閣総辞職だろうが。駄々っ子のように絶対云わないね。蒟蒻問答だよ。

野党の質問については、テレビの劣化コメンテータは、やたらに与党の非難ばかりするのはよくないとか、なんたってまだ若葉マークなのだからとか。やたらに与党を刺激しないようにとか。とにかく温情一杯。以前からの与党(自公)たたきはどっかへ行ってしまった。

2日のテレ朝のワイドスクランブルでも、なかにし礼とかいう作詞家フゼイが、いつものことだが偉そうに「野党は与党を追い詰めるような質問はすべきではない」のようなことを云っていた。お前は一体何なんだ。

政界はまさに待ったなしでしょうが。与党は若葉マークと云われている間に、どんどん選挙前に云っていたことと、違う政策を次々決めている。それも簡単には後戻りできないようなことばかり。

今回の野党側質問者、加藤紘一なぞは、思ったとおり、まるで敵に塩を贈ったようないまだに与党ボケ。延々と過去の政治の流れを演説説明。「オレって過去こんなに活躍していたんだよ。博識なんだよ。知識は自民党ピカイチなんだよ」といわんばかり。持ち時間の大半をこれに使っていた。

それでも一つ良かったのは加藤、鳩ポッポの「友愛」という言葉の解釈を各閣僚に聞きまくっていた。もちろん各それぞれ解釈はバラバラ。要するに「You I」程度のことが判明した。最後にそれについて彼が「友愛」を総括をするのかと期待しのだが、そのまま尻ツボミ。アホか?

加藤は、鳩ポッポ献金問題についても、自分も過去ばれて、議員辞職した経験をもとに、追及するのかと期待したが、この問題は当たらず触らずでおしまい。まるで自分の存在感を示すだけで終わったようなもの。もしかして、民主党に自分を売り込んでいるかのような。いまや自民党の老害でしかない印象。まぁ、子分だった谷垣が総裁だから、相互扶助を当て込んでいるのかもしれない。加藤よ、もうお前はいらない。消え去れ!

この鳩ポッポ首相。幼少期から「嘘は絶対ついてはいけない」という教育がしっかりなされていなかったのではないかと疑う。普通大人は幼少時代から、親・周りからこの教育をされてきたのだ。だから軽々しく嘘はつけない。あとでバレテしまうことを口先三寸で云ったらどういうことになるか、実体験しているからだ。

だがこの鳩ポッポは違うようだ。宇宙人と云われる根本はそこにあるのだろうと、このごろ彼の言動を見ると感じてきた。一例をあげると、

来日中の豪外相、妻のクジラ料理を拒否した鳩山氏を称賛2008.6.26

 「幹事長は私より勇気がある」。民主党の鳩山由紀夫幹事長が26日、来日中のオーストラリアのスミス外相との会談で、夫人のクジラ料理を拒んだエピソードを披露し、外相から称賛を受ける一幕があった。 

鳩山氏は会談で、「実はけさ、家内の手料理にクジラが出た。私はクジラを食べない主義なので拒否したが、日本の食卓ではクジラは好かれている現実がある」と話しかけた。スミス外相は「私は妻の出すものはすべて食べる方針だ。幹事長は私より勇気がある」とジョークで応じた。

彼が軽率にウソツキであることは、これからも分かる。もちろんスミス外相は日本人ではないので真に受けることだろうが。

だいたい、長年連れ添った女房が、夫の大嫌い(絶対食べない)と分かっている鯨を料理してだすか?それも朝食にだ。明らかにシラーっと話題として嘘をつく。これがいままでの彼の言質をみると一貫している。

だから、選挙前に云ってきたことと、選挙後首相になった後とでは、ほとんどがひっくり返ってしまう。いままでは、野党人であり、大金持ちで民主党の金銭的スポンサーだったから、嘘を付き捲っても窮地に追い込まれることはなかった。献金問題でも白々今は誤魔化せている。これからどんどん追求されて、果たしてどうなるか。

欧米では、嘘つきというのは、徹底的に嫌われるし、排除される。普通人の世界でさえそうなのだが、まして政治の世界で「You are a liar(お前は嘘つきだ)」と云われたら致命的になる。

首相、ずさん資産管理 株売却益7200万申告漏れ11月3日7時56分配信 産経新聞

鳩山由紀夫首相が平成20年、個人所有していた株の売買で約7200万円の売却益を得たにもかかわらず、税務申告をしていなかったことが2日、分かった。鳩山事務所が公表した。

すでに修正申告したという。事務所は「証券会社のアドバイスに従って20年に売却したが、確定申告時に手違いがあった」と説明している。    

鳩山首相「完全にうかつだった」  国会議員に報告義務のある所得等報告書についても、同様に株の譲渡益についての記載はなく、首相側は同日、同年分の所得等報告書(21年4月30日提出)の訂正を届けた。首相のずさんな資産管理が改めて露呈した格好だ。

まぁ、政治資金規正法違反に今度は、株売却益の申告漏れ。嘗て政治家としての資質で首相就任2ヶ月でこんなに問題になったのは、宇野首相しか知らない。

あれは愛人とのお手当てをケチってのトラブル(セックススキャンダル)から発展した。あの当時テレビは来日したサッチャー首相が女性として、果たして宇野と握手をするか話題になったくらいだった。まぁ、握手はしたようだったが。セックススキャンダルは英国でもお盛んで、ヨーロッパでは大目に見てくれるようだったからね。

ネットから情報を収集している国民は、鳩ポッポ首相のこの問題がいかに深刻かは分かっているが、テレビが主のひと達は、ほとんどこれらの情報は伝わっていない。テレビ報道では詳細を報道しないからね。もし日本が「人治国家」ではなく、「法治国家」なら、もうすぐ鳩ポッポ首相献金問題で大騒ぎになるはずだ。

検察は12月を目処に捜査を進めている。明日からの予算委員会では、そろそろ本格的に野党(自民党)は厳しく追求していってもらいたい。

一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の画像

前から云われていたことだが・・・・・・・。

Manimani4

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コメント

今回の株売却益に関する税金未納については、なんでも20歳代に親が買ってくれた株の売買も含まれていたようです。
幼少⇒少年⇒青年⇒壮年⇒老年とこの人は、まわりからちやほやされて育ってきたようですね。関係者の告白ではウソが余りにも多かったと証言されていますよ。

米国留学中に人の女房を寝取ってしまった。それが今の女房なんでしょう?

最近でも田母神さんが、一緒だったパーティーでのことで、鳩山はウソを堂々と言っていたと告白しています。

三つ子の魂百までと言われますが、この鳩山由紀夫は、恵まれ過ぎた環境で、甘えて育った坊やが、とうとう62才にして首相までにもなってしまった。それを国民が圧倒的に支持しているという、喜劇のような悲劇なのです。

投稿: aiyaa | 2009年11月 3日 (火) 21時00分

今、ネットで流行っている「後世に残る名言」


「鳩山由紀夫が幸運だったのは、日本国の首相になれたことだ。

そして、鳩山由紀夫が不幸だったのは、日本国の首相の職を務めなければならなかったことだ」

投稿: ブスッコクラブ | 2009年11月13日 (金) 09時58分

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