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2009年11月13日 (金)

ジャパンホームショーで、いろいろ拾い物をしてきました。住宅に関しては北米のほうが優秀だね。

NHKの国会中継に関して、なぜ11月5日の衆院予算委員会が中継されなかったのかについて、ネットブログで話題になっていた。NHKって良い番組も多いが、受信料を捕っている公共放送としては、時々信じられないことをするんだよね。

重要審議を中継しなかったNHK

NHKへは視聴者からの質問に答えるべきかと思いますが、筆者の検証委員会へも明快な回答をいただいていません。与党側の意向を受けてのことか、意図的な「中継」無しの疑いは濃厚、と観て差し支えないでしょう。

多くのみなさまがご存知の通り、かの8月12日も、麻生総理(当時)と鳩山代表(民主党)の直接討論が行われましたが、その時も、何の理由からか、確たる理由を視聴者に示さずに、自民党からのノーカーっと中継の要請を無視するかのように、このNHKをはじめ、各局は番組表に掲載せず、放送は一切無かった。メディアの欺瞞と指摘して差し支えなく、今般の出来事も軌を同じくするものと認識できます。

衆院TVネット中継は、集中しすぎて繋がらず、オイラは最後のほうでチラット観た。まあライブラリーのほうで、録画をみることは出来るが。一般の視聴者はそこまで観ることはない。NHKの情報隠し、または不作為の行為なんだろうね。何がNHKにとって都合の悪い質疑答弁だったのだろうか。

昨日12日は、東京ビックサイトで開催されているジャパンホームショー2009に行ってきた。毎年1回この11月に開催されている。オイラの今回の拾い物は・・・・・・・。

国内の新設住宅着工戸数は昭和を通してどんどんうなぎ上りに上昇して、1989年(平成元年)には、約166万戸、翌年1990年には170万戸。そこから減速はしたが、また1996年(平成8年)には164万戸を数え、そこからバブル崩壊後の影響から、どんどん減速してきて、2008年(平成20年)には、109万戸と最盛期から比べると64%に落ち込んでいる。

(クリックで大)

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まだ東京ビックサイトが無い頃、晴海の会場のころから、このジャパンホームショーは、毎回ではないが、オイラも参観している。だからその変遷も感じることが多い。やはり出展企業は最盛期と比べると減少していて、少し寂しい限りだ。

最近では、インターネットのお陰で、費用の掛かるこの会場での出展より、HPでの宣伝効果に期待することが多くなったことも理由の一つかもしれない。それでも参加企業は数百を数える規模だから、丸一日掛けても見終わらない。

最近はエコエコとなんでもエコを詠ったものが多く、太陽光発電設備、断熱関係の発砲材吹き付け施工、床暖房関係が多かった。もちろん従来からの建築材の新商品も多かったが。

海外からは、カナダ・米国・ドイツ・フィリピン・ポーランド・韓国・中国が出展をしていた。オイラは、カナダのある企業の担当者2人に久しぶりに会えることも楽しみの一つだった。2006年にバンクーバーで、その会社を訪問し、担当者に数日間色々お世話になった。カナダに本社がある建材の総合卸会社で、日本にも建材を送っている。

2006年の時は、まさに米国(カナダも)が住宅バブルで狂っていたので、米国にも相当出荷していて、特にこの頃ハワイへの出荷でテンテコマイだった。かなり雑談をしたのだが、その中で今の景気を状態を聞いたのだが、カナダのバンクーバーの住宅バブルは一向に収まらないなしい。だから景気は良いのだが、米国が惨憺たる状態で、合わせるとまあまあという状態らしい。カナダには移民がかなり増え、その為の住宅需要が切れないらしい。

2000年代に入ってから、特にバンクーバーでは、新規住宅、タウンハウス(北米風長屋)が目を見張るほど建築されてきている。中国系移民が猛烈に増え、韓国系も大変多くなっている。

米国のエリアでは、シアトルの会社の出展ブースに行った。この担当者は米国建材普及の為の国内セミナーに必ず講師役で出てくる人で、一級建築士でもある。米国の建築事情のエキスパートだ。屋根の熱気を解消する新製品の説明をしていた。

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専門的になるので、詳しい解説は省くがこの施工をすることで、軒から通気が入り、屋根の仕上げ材の下を登り、棟に設けられた排出隙間から出て行く構造になっている。屋根にたまる熱の遮断に効果がある。

余談になって、なんでも米国では最近、壁のハウスラップの施工に規制が入ったそうだ。一般には、建物の躯体工事の次に外壁合板に防水シート(ハウスラップ)を張るのだが。日本でもハウスラップは米国デュポン社のタイベックシートがほとんどになっている(よくその工務店の名前を入れたりして)。昔はアスファルトフェルトという真っ黒いシートを張ったものだった。

両者とも、いわゆるホチキスの大きいもの(ステープル)で留めていくのだが、特にタイベックシートの場合、雑になるとステープルがシートを突き破るとき隙間が出来、そこから湿気や水気がシートの裏側に浸入して問題を起こす原因になっていることが発見され、多くの悪い事例が挙げられたことから、必ずそれを処置した方法を取らなければ検査にパスしなくなったそうだ。

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上画像のタイベックシート上にあるブルー色の小丸は、その処置がされた方法でのステープル留め。そしてそれに使う道具が以下。

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「Dupont Tyvek Wrap Caps」と書いてある。同じデュポン社の製品なのだ。横になっているのは、それを打つスティンガー・キャップ・ハンマーだ。タイベックシートは薄いので、このような処置にしないといけないとのこと。日本の施工現場では、こんなことはお構いなしで、バンバン従来の方法で留めている。長い年月の間には問題になるだろうとの事でした。昔からあるアスファルトフェルトのほうが、厚いのでこの問題はあまり気にしなくてもいいらしい。困ったもんだね。日本の建築施工は!

またこんなことも聞いた。今北米もそうだが、日本も外壁の通気工法というのが主流になっている。簡単に説明すると、外壁の構造体面と仕上げ材の間に通気層を儲け、壁内部にやがて溜まるであろう、湿気をこの通気層で抜くというものだ。

これにも、タイベックシートが使われている。このシートは裏表で通気を通す(水は通さない)わけだが、通気工法では、外からの湿気がかなりこの通気層に入ってくるわけで、これが壁内に進入して問題を起こす事例が次々発見され始めている。現在では北米の現場では、通気工法の場合には、アスファルトフェルトか新商品の「外部からの湿気は通さず、屋内から出る湿気のみを逃がす」ウェザーメイトプラス(Weathermaite Plus)等に変わってきているそうだ。

その他、北米の古新聞を原料とした、壁内吹き付け断熱材施工なんてのも興味を引いた。北米の新聞は全てバージンパルプなので、繊維が寸切れていないのと印刷が植物油であることの利点を応用したとか。日本の新聞は繊維の切れた再生紙がほとんどで、且つ印刷も化学油が多いのでこれには使えないとのこと。

いろいろ面白い知識に遭遇した一日だった。

一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の画像

北米での連続住宅の主流は、この「タウンハウス」というもの。

大変な勢いで各地に造られている。4戸または5戸で1棟となる。

これ表側。2階建てに見える。

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しかし裏側は、ガレージを備えた3階建てなのです。

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コメント

ウェザーメイトに 「外部からの湿気は通さず、屋内から出る湿気のみを逃がす」なんて機能はありません。米国のダウ社に直接、確認しました。
某並行輸入業者がペンで書いて「片側しかにじまないでしょ」とかやってますが、単なる毛細管現象です。湿気移動の方向性とは無関係です。
米国でタイベックが使われなくなったというのは、その平行輸入業者(DOWの代理店でもなんでもありませんよね)が言っているだけですよね。米国に問い合わせたら、「何の話?」と聞き返されました。
Webでコメントするなら、最低限、話の裏を取ってからにすべきと存じます。

投稿: 船津 桂(本名です) | 2010年10月20日 (水) 22時15分

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