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2009年11月 9日 (月)

ちょっくら、高知と須崎に、30年来の旧友に会いたく行って来た。視察なのか遊びなのか。

金曜日から日曜日まで、高知と須崎にいって来ました。無料のフライト券が手に入ったのでそれを利用してでだが。旧友が須崎市で屋根材会社経営、もう一人が南国市(空港ある場所)で半退職生活。それぞれ約30数年ぶりの再会だった。オイラより4歳年下なので、多少先輩後輩に属する。

以前2回ほどこの地は訪れたことがあり。今回は3回目。東京で彼らが学生時代、よくオイラのアパートに遊びに来て、鍋を突っつき、酒を飲み交わし、青春を語り合ったものだった。ちょうど彼らが大学生・卒業・新入社員の期間だった。

2泊3日の間、2人が交代であれこれ気をつかってくれ、大変良い旅が出来感謝している。やはり青春時代の旧友はいいものだね。

この須崎(スサキ)市というのは、高知市から土佐市を過ぎたところにあり、車で高速道路を使って約1時間ぐらい。

今は人口約2万5千人の市だ。海岸線が大変複雑で、深い入り江に恵まれていて、漁港に良し、積出入港に良しで、古くから、山やま(四国カルスト)に眠っている石灰岩をここまで運び、ここでセメントを精製している。港に隣接してその工場がいくつもある。

(クリックで大)

Dscn8291_r   超深い入り江。はるか彼方で海と繋がっている。

工場の機械化・能率化が進み、必要労働者の数が減り、最高時から比べると7千人ぐらい減ったとか。漁業労働者も同じような理由で減ったらしい。しかし漁業自体は健在でここで獲れた魚貝類が高知市等の大消費地に運ばれる。

彼の会社(㈱タムテック)内にある工場を視察させてもらった。親の代からスレートを主体とした建材メーカー兼施工業者で、従来、基材が粘土の素焼きが基本だった瓦を、特殊コンクリートを基材とした工法に変えて製品を造っている。もちろん耐久性は以前と比べ数段上になる。土曜日なのにフル作業。GCMセラミック瓦のトップメーカーだ。

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また、セラミック技術に優れていて、独自にGCMセラミック瓦を開発した。様々な形状の瓦や独特の色合いもよく研究されている。オイラの趣味でいうと、この中の「アーバンフラット36」っていうのが、形状として気に入った。和風の建物にも合うし、洋風の建物にも合う。

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社長の彼は研究熱心で、様々次の開発の為に研究をしている。オイラ頭が下がること多しだった。色が半永久的に落ちないセラミック板を埋め込んだ道路境界ブロック(交通安全用)とか駐車ブロック等など。

また、瓦葺きは最低勾配は、3寸5分(横10:高さ3.5を結んだ斜線)以上の屋根用なのだが、瓦の下端中央に溝を作り、それにより、もっと緩勾配の屋根にもOKな瓦を開発している。もちろん特許は取ってある。これなどは面白いと思った。緩勾配の瓦屋根を表現できる。異次元表現だ。

関東・関西地方の瓦施工と少し違うのは、高知県は台風銀座なので、瓦上部に二つの穴が設けられ、そこにビス止めする。また屋根周辺の瓦にはクリップを咬ませる。もちろん作業はその分多くかかるが。これは、米国・カナダの瓦葺きでは常識の施工なのだ。彼の会社の製品瓦は、しっかり穴が二つ設けられ、ここにビス留めをしている。瓦が台風ですっ飛ぶ心配は無用なのだ。

関東・関西はいまでも、ビス止めは無く、ただ桟木に引っ掛け載せてあるだけがほとんど。だからテレビでよく見るが、台風時などには、瓦がパラパラ舞散って飛ぶ事例が多い。いかに日本の規制がゆるく、他の瓦会社のプロ意識が低いかを示している。

その他様々開発商品があり説明をしてもらった。興味があったらごらん下さい。

㈱タムテック:GCMセラミック瓦のトップメーカー

また彼の知り合いの会社で、「四万十ひのき」を主体とした工芸工場兼展示館に連れて行ってもらった。「㈱土佐龍」という会社なのだが。須崎の深い入り江の湖畔沿いにあった。正面の後ろには、長々と製作工場が続く。国内だけではなく、海外のデザイナーも参加して、全国に出荷しているとのこと。

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道路から見ると、どうってこと無いが、この右に製作工場が奥まで延々と続く。土曜日なのにフル作業。

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ひのきのいい香りがして、また斬新なデザインの工芸品がいっぱいあった。

グルメのオイラとしては、料理が気になるところ。到着日の須崎の夜は、彼の馴染みの料理屋(田舎レストラン 山さき)で三人で懇親会。大きな伊勢えびの刺身に、もちろん「戻りカツオ」のたたき。こちら名物の「目光(めひかり)」の丸干し。全てコリコリと口の中で飛び跳ねていた。

また土曜の昼食は須崎のご当地食となっている「鍋焼きラーメン」。この同経営の「ぼっちり」という店で食した。女将が気を利かせて話し相手になってくれた。なかなか美人で話上手。サービスでカツオのたたきも出してくれた。今こちらで流行っているのは、酢醤油で添えるのではなく、にんにくスライスを載せ、塩をまぶしてカツオを食べるそうで、試したら、しっかり旨かった。

2日目の夜は、高知の繁華街にある「さくら」という四万十ひのき材をたっぷりデザインにつかったナウイ雰囲気の居酒屋。やはり女将が美人で料理も最高だった。

Dscn8300_r カツオのたたき。好みで塩が添えられている。

Dscn8301_r  こちら名物「目光」の丸干しあぶり。オイシーイ!

帰りの日曜日は、高知城に向かう大通りの片側を歩行者専用にしての「日曜街路市」。朝から夕方まで賑わう。なんでもこの高知の街路市ってのは、江戸時代から300年続いている歴史ものだそうだ。

Dscn8305_r  延々と約1キロぐらいあっただろうか。そしてその通りと連携して、広場にはオープンマーケットがあったり、アーケード街も催しをしたりで、1日中いても楽しめる雰囲気だった。

高知市の日曜街路市

Dscn8307_r  様々な特産物が列をなして売られていた。

Dscn8311_r  こんなカニもこちらでは取れるらしい。オストラリアで食したマッドクラブに良く似ている。これ大一匹7000円ぐらいの高価もの。

オイラは、こちらで有名な「フルーツトマト」を買った。なんでも海岸の近くのトマト畑を台風の余波が襲ったそうだ。地面は塩まみれ。あーこれじゃあ全滅だと思ったが、その後いつまでもトマトが生っている。そして食べてみたら、あらなんと甘い、糖度の高いトマトになっていたそうで、それ以後、地面に塩を撒く方法で栽培して「フルーツトマト」として全国に出荷しているとのこと。「人間万事塞翁が馬」を絵に描いたような事実だ。

なんでも、塩分のお陰で、実の成長が大変ゆっくりになり、その間に異常なほど糖度の高いトマトに仕上がったそうだ。

あと、こちらでは、生姜とミョウガの生産高は日本一とか。カツオの叩きには必需品だからね。にんにくについては、他の県に取られているそうだ。しかし消費量は多いのは確実だ。とある保冷庫には、数億円分の生姜が全国出荷を順番に待っているとか。

また現在「ごっくん馬路村」という、はちみつとゆず汁を混ぜた小ビンの飲料が人気だ。彼から土産におもらった。馬路村公認飲料と書かれていた。旨かった。

その他、サバの姿押し寿司、きなこ饅頭、釜揚げしらす、四万十海苔、芋かりんとう等など、どこかのおばさんみたいに買い込んで帰路についた。2人の旧友からは、さらに土産をもらって。帰りのフライトもほぼ満席、ANAはこの路線では確実に儲けている。

一つ気になるのは、須崎の彼が、オイラの顔が「坂本龍馬」にそっくりだと云う。高知城を2人で見学したとき、龍馬の等身大の写真の横に並ばせられて写真を撮られた。そんなことは嘗て一度も云われたことがなかった。今そのスナップ画像をみているが、似ているのか半信半疑。喜ぶべきか?どうなのか。その画像は内緒で、ここには出せません。

楽しい旅だった。

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コメント

お疲れ様でした。半退職状態のぽんたくんです。
友人の現役の社長とはかなり違いますが・・・
日曜日は毎週 農業大学で勉強しています。
楽しい時間を過ごしました。
空港では すぐにわからず失礼しました。
時間の経過はすぐに埋まりました。
龍馬の土佐にまたのおこしをお待ちしています。
次回は奥様もご一緒にお願いします。

投稿: ぽんた | 2009年11月 9日 (月) 21時44分

遠路ご苦労様でした。

バンクーバー、シアトルにぜひ行きたいです。

今度は機会があれば北さんも仲間にいれてあげたいです。

投稿: しげおちゃん | 2009年11月10日 (火) 20時54分

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