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2009年10月10日 (土)

みんなビックリ、オバマの受賞。ノーベル平和賞って・・・だね!+出版界不況

今朝の日本テレビの「ウェイクアップ」で、出版界・本屋不況についてのテーマが取り上げられていた。コメンテーターの寺島実朗(日本総合研究所;元三井物産)が、このごろ本を読まない人が多くなった。文字離れが進んで日本人全体の知力が落ちるとかなんとか云っていた。(彼は蔵書が3万冊あるとか)

要するにもっと本屋で本を買えということだ。地震で蔵書の山に埋もれて死んだ人もいるが。オイラも自分の権威を誇る意味もあって(見せびらかし)、かなりの蔵書があったのだが、ネットの進歩でもう時代が変わったと悟り、2/3程処分した。

ありゃ、著作権者には売り上げ1割~2割、本屋に2割。あとは印刷や運送や出版社等で利益を分け合ってきたビジネスモデル。たしかに本は外出先で読むことが出来る便利なものだが、オイラの場合には、まずそのような場面はない。せいぜい旅客機の中ぐらいかな。やがてノートパソコンに変わるだろうが。だんだんデジタル本も増えて行きつつある。

これからの時代、蔵書を誇るなんてのは、ガラパゴスって言われるだろう。だいたい蔵書からの再読なんて極少量だし、調べ事も今やネット検索からのほうが、時間も早いし的確だからね。物理的時間はPCで精一杯。ましてPC画面に慣れてしまうと、印刷本は読みにくい。

文字(テキスト)については、PCなんてない昔の方が、よっぽど文字離れが多かった。だからオイラの世代でもPCに積極的に触れない者は、eメール交換しても、まともな文章を作れない。今のPC慣れの若者たちのほうが、文章読み・文章書きに関して秀でている。2CHや各ブログのコメントを見れば、一目瞭然。

やはり金を出して買う本のほうが有益という人もいるが、オイラの経験では、詐欺のような本が一杯あったよ。この寺島実朗って相変わらず現場無視のお花畑評論家だよ。

昨日のニュースで、オバマがノーベル平和賞の受賞ってのには唖然とした。とくにインテリジェンス通の人々の間で。上の番組でも寺島実朗は賞賛していたが。

一番驚いたのはオバマ本人だったりして。

このノーベル賞の中の平和賞の受賞者って時々疑問を感じるのはオイラだけじゃないらしい。オイラの浅薄な知識でも、受賞後の実績をみると疑問の人物は多い。

オイラが疑問を感じる受賞者

2007年 気候変動に関する政府間パネル、アル・ゴア(アメリカ)

2002年 ジミー・カーター(アメリカ)

2001年 国際連合、コフィー・アナン(国連事務総長)

2000年 金大中(韓国)

1994年 ヤセル・アラファト(パレスチナ)、シモン・ペレス (イスラエル)、イツハク・ラビン(イスラエル)

1993年 ネルソン・マンデラ、フレデリック・デクラーク(南アフリカ)

1991年 アウンサンスーチー(ミャンマー)

1990年 ミハイル・ゴルバチョフ(ソビエト連邦)

1988年 国連平和維持軍

1977年 アムネスティ・インターナショナル

1974年 佐藤栄作(日本)、ショーン・マクブライド(アイルランド)

1973年 ヘンリー・キッシンジャー(アメリカ)、レ・ドゥクト(ベトナム、辞退[1])

1925年 チャールズ・ドーズ(アメリカ)、オースティン・チェンバレン(イギリス)

日本では、ノーベル賞というと、上を下えの大騒ぎをするが、米国なぞは所詮北欧が勝手に選んだ賞だからと、たいして盛り上がらない。オリンピックと同じ。

しかし世界に対してのお墨付きは確実につくようだ。2007年受賞のIPCCとアル・ゴアは、温暖化CO2説を世界に定着させた(オイラは詐欺と判断しているが)。米国の破産したLTCMには、1997年にノーベル経済学賞を受けた経済学者であるマイロン・ショールズとロバート・マートンがいて、彼らの金融工学にお墨付きが出たが、ロシアの金融崩壊で計算がチョト狂い、初歩的ミスで会社は破産。この金融工学がやがて世界的カジノ的ねずみ講的詐欺的金融主義バブルの一助となった。

2000年 金大中(韓国) の平和賞受賞は語るに落ちるから語らない。

ノーベル賞ってのは、スウェーデンだが、この平和賞だけはノルウェイが主管なんだってね。だから平和賞授賞式は、オスロで行われる。なんでも昔はスウェーデンとノルウェイは隣同士で敵対していた時期があったとか。その後仲良くする証として、この平和賞だけは、ノルウェイ議会で選考して、授賞式も行うとか。

ノーベル財団とノルウェー国会の選考委員

ノーベル財団は、ダイナマイト=TNT火薬の発明で巨額の富を築いた上述のアルフレッド・ノーベル氏が、19世紀末に創設したスウェーデンの財団であるが、この国際的組織が各界の功労者に毎年授与するノーベル賞によって、世界に広くその名を知られている。

その中でも特にノーベル平和賞は、他のノーベル賞とは意を異にして、ノルウェー国会から選出された5名の選考委員によって受賞資格が審議選考される、国際的に栄誉ある賞である。ちなみにノーベル氏が死去した19世紀末の時代には、スウェーデンとノルウェーとはひとつの王国の元に統合されていた。

よく巷の噂では、この平和賞に関しては、札束が乱れ飛ぶと云われているが、たった5人の選考委員での審議決定だそうだ。今回、ノミネートされた人物は205人いたそうだ。池田大作さんなんて何度もとか(カルトは難しいかも)。今回その結果、オバマ大統領と決定された。オバマがノミネートされたのが、締め切りの2週間前だったとか。

今米国内では、びっくりこいて顎が外れそうだとか。賛否両論が渦を巻いている。例のプラハでの核兵器廃絶宣言が注目されてのことらしいが。まぁ、誰でも飛びつく理想は思想家なら言えるが、政治家となれば、云いたくても云えないのが定説。実行できなければあとあと口先者と揶揄されるからね。

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一般にはオバマの核兵器廃絶宣言ってのは、過去米ソ競い合って造ったもの凄い数の在庫、米国の核兵器8千発以上、ロシアのは1万発以上、この在庫管理とメンテナンスに掛かる経費が半端じゃないらしい、それの解決策だと見られている。

まぁ、実際の核戦争をするのなら、数百発でお釣りがくる。核兵器についてはもうパンドラの箱を開けてしまった。要するに、オバマは財政面でロシアにせめても数百発程度に減らしましょう、そうすればお互い財政面で助かるじゃないか。という意味が真相だと思う(政治家としての発言なら)。

核兵器のお陰で、戦後60数余年、核保有国同士の全面戦争は避けられてきた。この抑止力の実績は評価されてしかるべき。ただここに来て、ヤバイ体制の小国、北朝鮮・イラン等が開発していて、それらとのイタチゴッコが現在だ。とくにテロ集団が核兵器を所持してそれを脅しに使う007の映画のようなことが実際可能になって来た。

逆に、セイノーと核兵器を一斉に廃絶したあと、ならず者国家やテロ集団が核兵器を振りかざしたら、それこそ恐怖の世界になってしまう。また核兵器がないのなら安心して第3次世界大戦も出来る時代に戻る。今の中国・英国・フランスだって絶対核兵器を手放しはしない。核兵器を作る方法はいつまでも廃絶できないからね。

オイラ最悪死ぬのなら、刃物で切り刻まれて穴に棒を突っ込まれて死ぬのより、一発の閃光で消滅するほうがいいとも考える。もっとも少し爆心地から外れると、悶え苦しむことになるから同じか?

だから、核兵器廃絶というのは、思想家の願望であって、政治家の宣言としては口先だけ、パフォーマンスに終わるだろう。オバマは米国大統領という政治家だったね。

来年の今頃には、オバマはパフォーマンスのうまい口先男なのか、そうでないかが判明してくるだろう。

一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の画像

核兵器がない頃は、こんな戦争がいつも長く多く続いた。

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これができてから、数日で終了。・・・・・・・でも使えない!

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