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2009年10月23日 (金)

長妻発「相対的貧困率」、それをそのまま発表する思考停止のマスゴミどもよ!そんなに日本人は貧困か?

まさに、鳩ポッポ劇場上演中。演出は小沢一郎。助演は藤井裕久ってとこだね。演劇はスリル満点に仕上がりつつある。概算要求が集まったら合計95兆+数兆円。このままいったら50兆円の赤字国債発行。増税なしだからね。

そこで新組織(行政刷新会議)を作って、民主党議員に「事業仕分け」をやらして、ムダを洗い出して、圧縮作業をやらせている。だけど彼ら所詮素人、補佐は民間シンクタンクに下請けをさせるのだろうが、どこまで出来るかドキドキ見物だね。特別会計では、約200兆円の中から、10%はムダを削るって、選挙前には約束していた。すると合わせて-23兆円。

きっと、50-23=27兆円の赤字国債新規発行で済ましてくれそうだ。オイラ、民主党を疑ったことを懺悔するよ。そう、国民を心配させて、結果はお見事。よ!「必殺事業仕分け人」だね。なんか「水戸黄門」に似ているね。出来なきゃまたアウト!

ところで、母子加算の問題で、藤井にダメを云われ、鳩ポッポに泣きついてお許しをもらい、藤井には今回だけだよといわれた、長妻昭厚生労働相は、20日低所得者の占める割合を示す「相対的貧困率」について、07年は15.7%だったと明らかにした。

よく、森永卓郎などが使う、目くらまし統計のプロパガンダなのだが。

政府として貧困率を公表するのは初めて。長妻氏は会見で「今後、子ども手当など、数値を改善する政策を打ち出していきたい」と述べ、数値を踏まえて貧困解消に取り組む考えを示した。  

公表されたのは国民生活基礎調査をもとに算出した「相対的貧困率」。所得を世帯人数に振り分けて高い順に並べたときに真ん中の所得(228万円)を基準に、その半分(114万円)に満たない人が占める割合を示す。  今回は、98年以降の3年ごとの数値も公表された。98年時点では14.6%、01年は15.3%、04年は14.9%だった。

まぁ、これをよく錦の御旗にする評論家や議員が多いが、名称が大変誤解され易い。

社会実情データー図録

経済協力開発機構(OECD)が発表した「対日経済審査報告書」で引用され、2006年7月に日本の格差拡大を示すデータとして日本のマスコミにも紹介された相対的貧困率のデータをかかげた(厳密には「対日経済審査報告書」で示されたデータとは異なるが同じ概念のデータである)。  

相対的貧困率という概念そのものに積極的な意味を見出せなかったのでこれまで図録化して来なかったデータであるが、新聞や啓蒙書(例えば橘木俊詔「格差社会」岩波新書(06年))などに引用され影響力をもつようになっているので取り上げることとした。  確かに日本は米国に次いで貧困層が多くなっている。

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こんな名前で発表されれば、日本は14.9%?これは大変高い貧困率だと錯覚してしまう。教養ある、外国経験のある人なら、これを日本人は貧困国家と結びつけるのはオカシイと思うことだろう。そう、これはよくある数字のトリック。

実は相対的貧困率は年齢別の所得格差によって影響されていると考えられる。生涯所得においてまったく平等な国が2つあるとする。

片一方は、若い頃200万円の年収で中高年になると800万円の年収となるが平均年収(年収のばらつきの中央値)は500万円の国であり、もう片一方は、年齢にかかわりなく年収が500万円の国であるとする。

前者では相対的貧困率は年収250万円以下の者の比率であるから一定程度の比率となるが、後者では定義上ゼロ%である。前者の国の貧困度が大きいというのは定義上そうであるにすぎない。

日本の貧困の話:新世紀のビッグブラザーへ

これだけ見ると、「ああ、日本は貧しくなったんだ・・・」と誰でも思いますよね。 果たして、日本は本当に貧困者が多い、惨めな国なのでしょうか?  

まず、貧困云々を語る前に、この「相対的貧困率」についてご説明します。 

相対的貧困率とは「年収が全国民の年収の中央値の半分に満たない国民の割合」を示します。 例えば、国民の年収の中央値が500万円であれば、その半分、250万円に年収が満たない国民の割合が相対的貧困率になります。 

ということは、新卒の年収が低く、年を経るごとに年々年収が上がっていく傾向が強い日本人(つまり殆どの日本人)の場合、若年層と高齢層の所得に大きく差が出てしまう。そりゃ、相対的貧困率が他国より高くて当たり前でしょう、というのが一点。

自慢じゃないですが、わたしの初任給は月に20万円位でしたので、相対的貧困率で言えば、確実に貧困層でした(笑)。大学時代は(当然)更に年収が少なかったので、相対的貧困層どころではないです。だからと言って自分が貧しいという意識は皆無でした。

中略

つまり、日本の貧困層(に位置づけられてしまう人々)の所得は、世界的に見ても圧倒的に高く、生活レベルも他国の(真の)貧困層とは比較にならないのです。  

このように、貧困層(と位置づけられる人々)の所得や生活レベルが比較的高い日本を、相対的貧困率「だけ」を見て「貧困だ!貧困だ!」と騒ぐのはおかしくはないでしょうか?  

何もわたしは、日本に貧困問題が無いとか、格差は問題ではないとか、極論を言うつもりは全くありません。上記のように、多面的な視点を国民に提供するのが、本来のメディアのお仕事ではないか、と言いたいのです。 

OECDのリリースを丸写したり、自分に都合の言いように書き直すだけなら、誰でもできますよ。わざわざ新聞刷らなくても、ブログでいいんじゃないですか? ね、メディアさん。

そうなんだよね、社民党の福島・辻元清美また森永卓郎なんかが、こういうのをよく使いまわすんだよね。そして、長妻昭厚生労働相までもが。お前、与党の練習をもうちょっとしたらどうなんだ。

そしてこれがトドメだ。

(クリックで大)

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なーんだ。これ見るとこの中では、日本が一番恵まれているんじゃないか。テレビがやたらに、ホームレス村を取材するが、テレビお得意の「カワイソウナ人」って国際的に見たらごく僅かなのですが。あんた達の寄付で救えるんじゃない?そう「愛は地球を救う」の募金を掠めないで、丸々寄付したらどうなんじゃい!「日本ユニセフ」への募金の金も丸々渡そう。ね!アグネスちゃんよ!

因みにジニ係数から見た、所得格差の国際比較。断っておくが、日本は人口1億2千万人もいる人口過多の国で、北欧諸国の1千万人以下や先進EU諸国の数千万人規模の人口少国ではないんだよ。

(クリックで大)

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2000年のジニ係数で各国を比較すると、日本は、0.314と、ほぼOECD平均0.310に近い数字となっており、先進国の中では格差の大きな国でもないし、格差の小さな国でもないという結果となっている。

日本が格差の小さな平等な国であるといった見方があったが、これは事実に基づいておらず、もともと先進国の中では中位の国だったことは図録4660でふれたとおりである。  

OECD諸国の中で最も格差の大きいのは、メキシコ、トルコ、ポーランドといった途上国的性格の強い1人当たりの所得水準の低い諸国である。

主要先進国の中では、米国が最も大きな格差の国であり、イタリア、英国がこれに続き、日本がその後に来ている。  

逆に格差の小さなことで目立っているのは、デンマーク、スウェーデンといった北欧諸国である。ドイツ、フランスは、北欧諸国と日本、英国の中間ぐらいに位置している。

オイラが付け加えると、北欧諸国は大きな政府だ。高福祉高負担。国に召し上げられる金は、収入の6割7割。だから仮に年間収入500万円の所帯は、可処分所得が200万から150万円。そのなかで、衣食住・レジャー・海外旅行・贅沢品のやりくりをしている。日本人のようにパチンコや、スナックで無駄がね使いなど考えられない質素な生活なのだ。

北欧は大昔はバイキングで、あっちこっちから食料・財宝を強奪してきたが、「バイキングの掟」というのがあって、村に帰ったら全ての略奪品を公平に分けるという歴史的文化があったと聞く。決して共産主義とは違う。だから今でも公平な中間層を目指すと云われている。

今、民主党は政策公約を集合させると、明らかに大きな政府になっていく方向を歩んでいるかに見える。北欧が十数年この高福祉を維持できて来たのも、米国・EUの云わば金融・経済バブルに支えられてきたことが大きい。人口少国であることも有利だった。

しかし、北欧等福祉国家もこれからの世界経済の行方によっては、どうなるか分からない。

日本はこれまでも、可処分所得の多い、絶対格差の少ない、医療制度もほどほどに良い国で来たのだよ。もちろん欲を言えば切がないが。まさに中福祉国家だったと云える。オイラ、高福祉高負担の政府はお断りだよ。それは、日本の国情には相応しいとは思えないから。

長妻がプロパガンダとして、「相対的貧困率」なんてマスゴミに流すなら、マスゴミも中身をもっと検証して、尚且つ、他の統計と見比べて合わせて報道してくれよ。これじゃ思考停止の瓦版(カワラバン)ってところか!

一粒で二度おいしいオイラのブログ:  今日の画像

オイラなぜか、この画像気に入って、好きなんだ。

ガンバレ!若者たち!

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コメント

マスコミは格差格差とたいして広がってもいないもののキャンペーンを行って小泉竹中叩きをしていたのは記憶に新しい。しかし、その実は根拠のない捏造が主である。
 自分で調べたり考えることを放棄した国民を騙すのなんて簡単だ。数万人に1人しかいないような特殊な人を取り上げて、社会全体がこんなにもおかしくなっていると報道すれば、簡単に洗脳されるものなのだ。

 日本ではホームレスの数は20000人弱だ。その中の一人を取材して、日本は今とんでもないことになっているなんて番組を作るのは簡単だが、他の国なんてこんなもんじゃない。

 正しいかどうかは置いておくとしても、WiLLという雑誌を鵜呑みにすれば、アメリカは200~300万人。フランスは73万人、ドイツは55万人、イギリスは10万人。福祉大国で人口900万人しかいないスウェーデンでも1万人と書いている。

 おまけに、総務省「家計調査」による2000~2006年での日本の所得変化を所得10階層別で比較した数字では、最上位層10%の所得÷最下位層10%の所得は7.0→6.59倍に縮小してしまったのだそうだ。ちなみにアメリカは24.9→34.1倍と拡大したと書いている。

 こういった結果を考えれば、格差拡大というのは幻想だったと言い切ってもよい。

投稿: hyoutan | 2009年10月23日 (金) 16時52分

日本は現在どれだけ偽装離婚した生活保護母子家庭がいるのか? 役所は一度徹底的に調べてもらいたい。

投稿: 癇癪餅 | 2009年10月23日 (金) 16時59分

本当に低脳児たちだね。


鳩山由紀夫首相は20日夜の横浜駅前での街頭演説で、2006年の相対的貧困率が15.7%だったことについて、「大変ひどい数字だ。何でこんな日本にしてしまったとの思いの方も多いだろう」と述べ、改善の必要性を訴えた。

 首相は、相対的貧困率が初めて公表されたことに関しては、「正しいこと、間違っていることを全部国民の皆さんにお知らせしたい。新しい制度を作り上げたい」と情報公開に努める方針を強調した。

投稿: 低脳児たち | 2009年10月23日 (金) 17時01分

貧困拡大の原因は、デタラメな教育政策です。
受験競争で時代遅れの知識を詰め込まされ、世界最低となった大学に進学すれば、生活に困窮し自殺者が出るのは当然です。
各地の母親グループやPTAが「『おバカ教育』の構造」(阿吽正望 日新報道)を読む活動を始めたのは、教育の危険に気付いたからです。
すべての子供に、不登校、引きこもり、ニートとなり、犯罪や暴力に巻き込まれたりする危険があります。すべての親にとって、子供が低所得者となり、結婚できず、ホームレス、ネットカフェ難民になることが、現実の問題となり始めています。
そのため、子供を守り、家庭を守り、生活を守るために、教育システムを根本改革しなければならないと、多くの人が気付きました。
教育の改革を求める親や若者の行動は、全国に拡大していきます。
なぜなら、質の高い教育を受けることが、生存に必要な時代となったからです。必要が、発明も革命も生み出します。

投稿: 暇人 | 2009年10月23日 (金) 19時29分

そうだね。半分は当たっているかもしれないが。

しかし、なんでも社会のせい、教育のせい、周囲のせいにしてしまうマスゴミや、暇人さん達も悪い。

中途半端な裕福や平和ボケがそれを促進したんじゃないか?質の高い教育改革って具体的になんなんだい?答えと言えるものは山ほど出てくると思うよ。

まあ一つは、たいした勉強をしなくても、卒業できる大学のシステムは、おおいに改革するべきだよ。

そしたら、多くの数の落第者がでる。するとそのお陰で就職できなかったと大騒ぎが始まるよ。

こんなのが現状なんでね。

「貧困拡大の原因は、デタラメな教育制度」と考える時点で、お粗末だよ。

ある程度豊かになると、社会がハングリー精神を失っていく。マスゴミが甘やかすからね。それが原因の一つだよ。

投稿: こんなの聞き飽きた | 2009年10月23日 (金) 20時29分

今日のサンプロはおもしろかったね。
斉藤次郎の日本郵政社長決定についてだが、
竹中VS大塚副大臣+榊原英質だった。

その後、あの派遣村の村長湯浅誠と田原の対談。
なんでも、出世して内閣の参与になったんだって?

そのなかで、田原はフリップを出した。そこには貧困率15.3%なんて書いてあった。

いまや、マスゴミは、「相対的貧困率」を「貧困率」と称して統計を使っている。まさに捏造この上ない。

知っている人はプロパガンダと理解できるが、知らない人は、日本社会は世界でも有数の貧困国家になってしまったと、誤解してしまう。

完全に放送法違反なことを、堂々とサンプロは行っている。田原君、君は知っているのかい?

投稿: テロ朝 | 2009年10月25日 (日) 12時59分


貧しいと辛い。まるで病気のよう。物質面だけでなく、倫理的に人を苦しめる。人間の尊厳を蝕み、すべての希望を奪い去る。
 (モルドバの貧しい女性)

お偉いさんたちには、貧乏人が目に入ってないようだ。貧乏人の何もかもがバカにされているし、何より貧乏なことがバカにされているのだ。
 (ブラジルの貧しい男性)

http://www.jimmin.com/2001a/page_110.htm

  

投稿:    | 2009年10月25日 (日) 14時05分

「日本は、生涯年収格差があるから貧困率が高い」というのは、詭弁だと思います。
勤労世代の貧困率をとると、日本はアメリカに次いで貧困率が高い。
しかし、税・社会保障による再分配前の所得の貧困率だと、日本はそれほど高くはなく、イタリアやフランスの方がはるかに高い。
イタリアやフランスは、年齢による賃金格差はどうか知らないが、移民などが多く、同世代内の賃金格差もあるからだろう。
それほど移民などは多くなさそうな他の国でも、北欧なども含めて日本より高い国が多い。
ところが、税や社会保障による再分配後の可処分所得だと、日本の貧困率が高くなる。
この点を考える必要があると思う。
それと、年功序列賃金が貧困率の原因なのだとすれば、昔の方が貧困率は高かったはずだと思う。
なぜ、貧困率が上昇してきているのか、賃金体系の問題では説明できない。

投稿: ゆうくんパパ | 2009年10月30日 (金) 20時25分

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