ジジ・ババ集合の高校時代のクラス会:定年退職や年金の話題で盛り上がる
12日の土曜日は午後、外苑前の近くにあるレストランで、高校時代のクラス会に行ってきた。オイラが常任代表幹事なのだが、その回ごとに担当幹事を決め、2年に1回の決まりで開催している。50人からコメント付き返信がきて、参加は20人前後だった。
前回出席で今回欠席や、初めて参加なんてのもいて、たいそう盛り上がった。米国から馳せ参じたのもいた。何人かと個人的に会う約束もして散会し、酔っ払いながら最終新幹線で無事帰宅した。
クラス会は、特に男同士は、昔のように名前を呼び捨てでの会話が出来るので誠にいい。すぐに昔の気分に戻れる。一般社会では、「さん」付けか「君」付け、中には「ちゃん」もある。どちらを選ぶのかで苦慮することが多くある。儒教からきているのか、我々日本語・慣習の欠点なのか利点なのかわからない。これらの違いを英語圏の人種に説明するには大変難しい。
もちろん、英語人種も初対面では、Mr、Msなんてのもあるが、親しくなればすぐ名前だけを呼び合う。またやたらとニックネームを使う。トム、スー、ボビーとか。
参考までに英語の人名:本名vsニックネーム
ビル・クリントン (Bill Clinton)⇒ ウイリアム・クリントン (William Clinton)
アル・ゴア (Al Gore) ⇒ アルバート・ゴア (Albert Gore)
ボブ・ディラン (Bob Dylan) ⇒ ロバート・ディラン (Robert Dylan)
ベン・アフレック (Ben Affleck) ⇒ ベンジャミン・アフレック (Benjamin Affleck)
デーブ・スペクター (Dave Spector) ⇒ デービッド・スペクター (David Spector)
日本の一般社会では、歳が上というだけでやたら名前を「君」付けや呼び捨てにするヤカラがいる。これは慣習的に自分が目上を表現するようで、気分はあまりよくない。そういうやつは大体皆から嫌われる。
オイラの業界での付き合いの中にも年上で数人いた。たびたびオイラの名前を「君」付けするので、「私はあなたの学校での後輩でもないし、この業界であなたの弟子でもないし、あなたの仕事の下請けをやっているわけではない。私の歳が4才年下というだけで、なんで私の名前を「君」付けするのだ。」と云ってやったら以後「さん」付けになった。この男、やたらと自尊心が強いのか、皆の前で、オイラより上なんだぞとアピールをしたかったのだろう。だから目上には「さん」付けで、「君」付けは絶対しないからね。よく社会にはこの手が多い。
クラス会に話を戻すが、あまり付き合いのなかったのが横に座ったので、「ところで、お子さんは何人なの?」と聞いたら「まだ、結婚していません」との返事だった。オイラ達、還暦+1なのだが・・・・・・・・。いつまでも若い気負いを感じた。
オイラ達、若い層から嫌われているらしい団塊層なのだが、今、それぞれ親の介護で大変らしい。オイラについては、夫婦両方、親は冥土に逝ってしまって、その大変さからは開放されたのだが。特に夫婦それぞれの親が、ご存命で90歳前後となると、幸せと感じることもあれば、・・・・と感じることもある。施設に送ったとしても、やはり定期的には見舞いを兼ねて面倒を見なくてはならない。オイラの気持ちとしたらダラダラ生きることはゴメンだね。その時がきたら、ポックリと消去していきたい(誰でもそう思っているらしいが)。
日本は世界一の長寿国だとマスゴミは、はしゃいでいるが、はたしてどうなのか。そんなにいいことなのだろうか。医療の発達で植物人間的になっている老人はもの凄い数でいる。そしてその人々が長寿人の統計に入っている。人間はただ長く生きることが「重要」でも「幸せ」でもない。
昭和初期には日本国内の人口は6千万人だった。それが戦争で数百万にも死んだのに、84年間でその倍の1億2千万人となった。同じく世界人口は、20億人だったのが、今や68億人。このままで行ったら、オイラが存命中に100億人に到達するかもしれない。自然界の法則で、ある種が爆発的に増えると自然淘汰により調整されるといわれる。それがこれから始まるのか。いやいやそんなことは起こらないなのか。オイラには解らない。
企業に勤めていたのが、ほとんど退職組となり、中には数年は嘱託なんてのもいた。給料は1/3になったなんてぼやいていた。なかには子会社の管理職に天下り?をしたなんてラッキー者もいたが。脱サラで自営業で頑張っているのもいる。大企業にいた連中は、年金生活を始めているのもいる。返信無しや欠席者の中には、倒産やその他で金銭的不幸なことになっているのもいる。
オイラ自営業者みたいなものだったので、基礎年金の比重の方が多い。建築設計業が主体だが、もうあくせく貪欲に仕事を取る気持ちはない。若い頃最盛期には血を吐くほど働いた。夜は営業、昼は設計業務と。故父と自分で造った不動産の収入と、いつ金に変えられるかわからない土地の管理もあるが。3人の娘の投資も終わったし、末娘の結婚費用の貯えもあるので、怖いこともない。金利が安くても何かに金融投資をしようという気持ちも皆無だ。
皆そろそろ、65歳になってから本格的に貰える年金が話題になっていた。現在でも大手に勤めていたのは、かなりの額をもらっているらしい。もちろんここまで毎月かなりの額を納めてきたのだから当然だ。もちろん半分は企業が払ってきたのだが。悲惨なのは、企業年金で、もとの会社が倒産かお手上げになったところだ。給付予定金額が大分落とされてしまったなんてのをよく聞いた。
また基礎年金分支給がいまのままなら65歳からだが、67歳に引き上げられるかもしれないというウワサもある。そんなことになったら国家詐欺みたいなものだ。国中大騒ぎになってそんなことにはならないと思うが。
バーバ連は、やはり孫の育児の手助けに喜びを感じているみたいだった。やがてドラマにあるような怖いシュウトメになっていくのか、いかないのか。まあ今は核家族化が進んでいるので、昔のようなことは発生しにくいとは思うが。「あの声で、トカゲ食うかやホトトギス」こりゃ場違い、失礼。
まぁ、、ジージ、バーバの高校時代のクラス会を堪能した一日でした。
一粒で二度おいしいオイラのブログ:今日の画像
若いときは、幸せを求めて、
お金や物、家族、仕事、地位、レジャー、友人等
全てを得たいと追い回して来ました。
得られないものが発生すると、
それだけで不満・不幸せを感じることもありました。
ある時期からこう考えるといいですよ。
「不幸とならないことを追い求める」ことです。
すると、たわいもないことに、
喜びや幸せを感じられるようになれるのです。
そして今が幸せだという実感を感じることができるのです。
母親と自分の子供との原点だね
自分の妻子をこんな姿にしたくないね
これが自分の子供や孫だったら悲しいね
一人でさびしいー!
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コメント
いいですね。
私の高校では、15年前に開催して以来
一切ありません。名簿の管理もしていません。
オイラさん達がうらやましいです。
投稿: aozora | 2009年9月20日 (日) 14時07分
かったのだろう。だから目上には「さん」付けで、「君」付けは絶対しないからね。よく社会にはこの手が多い。
投稿: louis vuitton | 2010年3月30日 (火) 11時44分