4月朝生:日本の安全保証・外交と+豚ウイルス
豚インフルエンザっての名前を変えて、日本では新型インフルエンザにしたとか。まだメキシコ・インフルエンザとは言っていないようだ。英語圏では、いまだに"Swine Flu"=豚フル=豚インフルエンザなんだが。 You swine! =この豚野郎だね。
1918年から1919年に世界中でバンデミックを起したスペイン風邪。3月に米国シカゴで発生したと。それが5月ごろ海を渡り、アフリカ西海岸で高病原性を獲得してバンデミックを起した。感染者は6億人、感染の死者は4000万人~1億人と言われているが。当時の世界人口が18億人なので約3割は感染したことになる。日本でも39万人~45万人が死亡したそうだ。
当時は第一次世界大戦の真っ最中で、各国情報を隠していたが、当時スペインは中立国だったので、一生懸命世界に情報を流した。それが逆に仇となって「スペイン風邪」という誤解され易い名前が付いてしまったとか。スペインの名誉のため、誤解なきように。一説によるとこれのお蔭で第一次世界大戦の終焉が早まったとか。
そして今回、同じスペイン語の国メキシコでだ。種類もスペイン風邪と似ているN1H1種とか。現在死者は152人とか。他国にも感染しているのに、なぜメキシコだけ死者多数なのか。ネットではあい変らずの陰謀説やガセネタも多く出ているが、今圧倒的に感染者の数が多い、高地であること、乾燥地帯であること、医療制度が充実していない、発見が遅れたなどが上げられている。まあ一般の「季節弱インフルエンザ」で日本でも年間約1万人が死亡している。米国では3万人以上だ。これで納まれば、万々歳だがね。どうなるか。
ところで、4月朝生だ。
司会: 田原 総一朗
進行: 長野 智子・渡辺 宜嗣(テレビ朝日アナウンサー)
パネリスト:
山本一太(自民党・参議院議員)
浅尾慶一郎(民主党・参議院議員)
穀田恵二(日本共産党・衆議院議員)
青木理(ジャーナリスト)
天木直人(外交評論家、元駐レバノン特命全権大使)
井上和彦(ジャーナリスト)
潮匡人(帝京大学准教授)
金慶珠(東海大学教養学部国際学科准教授)
田母神俊雄(前航空幕僚長)
手嶋龍一(外交ジャーナリスト、作家)
村田晃嗣(同志社大学教授)
森本敏(拓殖大学海外事情研究所所長)
吉田康彦(大阪経済法科大学客員教授)
活きていたのか吉田康彦よ! キター~!田母神俊雄!
第2の田島陽子候補、金慶珠。あい変らず自己矛盾の穀田恵二。
今回姜尚中がいなかったのが幸い。なんでも偉そうに首を突っ込むからね。コイツ。
面白かったのは、なぜか、田母神にヒステリックに村田晃嗣が食って掛かっていた。「ゴジラとアンギラス」の戦いをちょと思い出した。
田原はあい変らずの電波芸者。「日本はなぜ負ける戦争をしたのか?」だって。あと知恵ジャーネリスト?先のことは誰も分からない。戦争なんて一部成り行き次第の世界だからね。一部だけをとって戦争検証ってのは、無理があるんじゃないかい?
だた、ぎゃあぎゃあ意見をぶつけ攻ぎ会うことは決して無駄ではない。歴史は作られるものだからね。沈黙は金ではないのが歴史検証。これからも永遠に続く課題だ。攻めぎあいだ。
今回は全編の内の最後の約50分を三つに分けたのを貼り付けた。時間があったら観て下さい。最後のアンケート結果で田原⇒ショボーン。
その1
その2
その3
日本国内:
日本は侵略戦争をした!ヒドイ!
日本は周辺国を植民地にした!ハズカシイ!
日本は台湾・朝鮮を合併した!カワイソウ!
日本は負ける戦争を仕掛けた!バカダ!アホだ!
日本は国民に戦争を押付けた!コンナコトアッテイイノカ!
日本は世界で一番悪いことをした!ソウダ!ソウダ!ハズカシイ!!
イギリス: わしゃ知らん!
フランス: わしゃ知らん!
スペイン: わしゃ知らん!
オランダ: わしゃ知らん!
ドイツ: わしゃ知らん!
アメリカ: わしゃ知らん!
ソ連: わしゃ知らん!
世界(一部除く): こんなこといつまでやっているの? わしゃ知らんわ!
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いよいよレベル5だ!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090430-00000203-yom-int
世界保健機関(WHO)は29日夜(日本時間30日朝)、全世界で拡大を続けている新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)について警戒水準を「4」から「5」に引き上げた。
新型インフルエンザの警戒レベルは6段階あり、マーガレット・チャン事務局長が記者会見し、大流行一歩手前を示す「5」への引き上げを発表した。
投稿: ヨシリン | 2009年4月30日 (木) 07時13分
名称について:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090429-00000561-san-int
新型インフルエンザの呼称をめぐり、国際機関や各国政府の間で対応が分かれている。当初から用いられている「豚インフルエンザ」の呼び名に対し、科学的根拠がないといったものや、豚肉のイメージ悪化への懸念、宗教的理由から別の呼称を付けるよう求める声が上がっている。
29日付の英紙フィナンシャル・タイムズによると、「豚」の名称が使用された理由は、患者から採取されたサンプルを遺伝的に分析した結果、原因となったウイルスは豚、鳥、人インフルエンザの雑種であったものの、豚インフルエンザにより近かったからだ。現在、世界保健機関(WHO)、米国、英国など多数の国や国際機関が「豚インフルエンザ」を表す「SWINE FLU」と表現、中国政府も同様に「猪流感」と呼んでいる。
これに対し、パリに本部を置く動物衛生の国際機関、国際獣疫事務局(OIE)は28日、「ウイルスは人、鳥、豚を起源とする遺伝的成分を持っている」として、「北米インフルエンザ」と呼ぶよう提案した。
AP通信によると、欧州連合(EU)のワシリウ欧州委員(保健担当)は同日、「豚」の名称が養豚産業に損害を与える恐れを指摘し、「新インフルエンザ」と呼ぶべきだと発表した。ウイルスは70度以上で調理すれば、死ぬとされている。
イスラエルのリッツマン副保健相も27日、「メキシコインフルエンザ」と呼ぶよう要求した。ユダヤ、イスラム両教徒が不潔な動物とみなし、食用とすることを禁じる豚の名称を使うことは侮辱的だとの理由だ。
一方、日本政府は当初、「豚」の呼称を使用していたが、WHOが世界的流行に対する警戒水準(フェーズ)を「3」から「4」に引き上げたのを機に、「新型」と呼んでいる。
投稿: やっぱりね | 2009年4月30日 (木) 07時16分