なーんだ、諸悪の根源は人事院だったのか?天下りも操縦していた?
先日、日曜の報道番組で、人事院の谷 公士(たに まさひと)総裁ってのを始めて見た。
略歴:1964年郵政省入省。98年郵政事務次官。→(天下り)01年郵便貯金振興会理事長。→(天下り・渡り) 03年JSAT(ジェイサット)会長。→(天下り・渡り)04年人事官。06年から人事院総裁。68歳。 「渡りの品格」
彼、テレビのインタビューで人事院の立場から喋っていたが、目が鋭いね。鷹(タカ)のような鳶(トンビ)のような目だ。人によっては悪代官の面構えと云った人もいた。
政府が10年4月の設置を目指す「内閣人事・行政管理局」(仮称)への機能移管に人事院が反対し、 両者の対立が深まっている。国家公務員の給与ランク別に定員数を決める「級別定数」管理機能の 移管の当否が大きな対立点だ。公務員改革はどのように行われるべきか。これらに対するインタビューだった。
オイラにとっては、なかなか理解出来ない世界の出来事だからね。ただオイラなりに考えると、「天下りと渡り」について
1.非営利法人(公益法人・特殊法人等)に役人(官僚)が天下って、莫大な報酬(退職金 も含めて)と高待遇を受けること。これを変えることが必要だ。
⇒非営利法人ということは、何らかの税金による補助又は、独占的立場といった待遇を受けているのであるから、そこでの社員は待遇・報酬にある枠をはめることは出来ないのだろうか。営利法人より非営利法人の方が報酬も待遇も良いなんてのはおかしい。リスクがある方が高収入・高待遇は当たり前。もうこの時点で非営利法人への天下り問題は矛盾をはらんでいる。
⇒非営利法人は、定款にてトップ連の報酬規定・待遇規定を設置する。これでガラス張りとなる。行過ぎれば外部からチェックをされる。「渡りの退職金は無し」とか、「法人トップの報酬は、55歳公務員の平均所得とするとか」運転手付き車なんてもちろんない。会計検査院はもっと厳しく検査をする(手を抜いているからね)。
⇒これにより、金の欲望と待遇の欲望からの魅力を無くさせる。いわば公益法人なのだから、金や待遇でなく、公益のために働くという土壌に改良してやればいい。金や待遇がほしい人には、営利法人の方に行ってもらえばいい。但し人脈を活かした談合で活躍することになれば、ますます厳しくなる取締の餌食になるリスクを持つことになる。だからこそ高収入・高待遇なのだ。
2.官僚たちが、天下り用に増やし続けた非営利法人の数を縮小する。
⇒もちろん純粋な民間で必要なことから設立されたのもあるが、官僚が天下り先として作った法人も一杯ある。国が所管している財団法人が約3,100。都道府県所管が約9,500。社団法人となると国所管が約3,700、都道府県所管が約9、000ってところ。
オイラ昔、ある社団法人の理事・副理事長(非常勤)をやったことがあるが、無報酬で会費は余分に取られた。公益法人だからね。これが当たり前。
それが、役所から天下ってきて、理事長・副理事長になって、運転手付き車・美人秘書。その間年収1000万円、2年後渡りで別の法人へ、それにつけての退職金が800万円。そしてこれが公益法人。それも次から次からゾロゾロと天下って来る。公益法人って名が恥じていないのかね。
まあこれだけある公益法人を検査するのも大変だ。会計検査院も「不作為の行為」をし続けているが。国や都道府県が援助している公益法人を、本当に必要なのか洗いなおすことが必要だ。ただそれをどの機関が行なうのか。とりあえず会計検査院が院を掛けてやるべきだろう。このごろ胡散臭い噂が多いからね。
ところで、この「人事院」って今回の揉め事で、総裁自らテレビに出ての発言で知るところとなったが。面白いのはトップに3人の「人事官」っていうのがいて、その内1人が総裁、そしてもう1人は、1953年以降、毎日新聞、朝日新聞、読売新聞、日本放送協会、日本経済新聞と主要報道機関の退職幹部が歴任しているように、事実上の「マスコミOBの指定席」となっており、閣僚関係者からは人事院について「なにか起こっても報道機関が人事院を批判できるわけがない」と評価されているとのこと。
「人事院の主なる職務」
国家公務員の給与その他の勤務条件の改善及び人事行政の改善に関する勧告(人事院勧告)、職階制、採用試験、任用、分限、研修、給与、懲戒、苦情の処理、職務に係る倫理の保持その他職員に関する人事行政の公正の確保及び職員の利益の保護等に関する事務など、国家公務員の人事に関する事務を掌理する。人事行政の公平を保つため、その権限は内閣から独立して行使することができる。
という事は、公務員の不祥事でいつも甘い懲戒で済ませてしまうのは、この人事院のせいなんだ。約700名からの職員で構成されている独立機関。このおかげで日本は役人天国とも云える国になったとも云える。さあこれからどうしたらいいんだろう。
2 :非公開@個人情報保護のため:2009/02/06(金) 22:13:18
天下り先の維持と天下り官僚に支払われる年間予算は12兆6千億円。 蛇口をひねれば金が出くるシステムだ。 こんな制度をいつまで続けるつもりだ!
21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/08(日) 22:22:38
いかにも悪代官て面構えだよな。 自分に都合のいいことしか考えない、税金は自分らの物、権利は主張、批判は無視、 それを「御理解いただけないのは残念」云々・・・ あきれ返るな。
34 :非公開@個人情報保護のため:2009/02/09(月) 22:01:50
谷総裁は総理主催の会議にボイコットした。 そんな、職員は普通、首だろ。 総理と憲法にも記述のない組織の責任者とでは、あまりにも格が違う。 甘利大臣と対立する事自体生意気だ。 民間なら、上司に”不遜”だなどと言われる社員はよっぽど”利益”を生まなければ左遷であろう。 谷さんが”利益”(国益)を生む仕事を今後するとは思えない。 こんな人物を左遷できないような内閣はいかがなものかと感じるのは私だけだろうか。 人事院総裁といえど、国の幹部職員というだけで国民に選ばれた人ではない。 ただ、お勉強ができて、面接でのイメージがいいだけだ。 国民から選らば得た大臣・国会議員等のは格が違う。
47 :公務員の中立性とは?:2009/02/10(火) 12:49:34
公務員の「中立性」という言葉を役人の皆さん使いますが、 これは、(能動的には)政治的に偏向する立場をとるなかれ! 常にニュートラルな立場であれ! (受動的には)上司である政党内閣の閣僚の指示に従え! ということであり、 官僚連中が使っている意味とは本来逆の意味なんです。 役人連中もこのことをわかっていて「しろうとだまし」を やっているのです
6 :名前をあたえないでください:2009/01/28(水) 17:53:46 ID:YVY1Ojj0
こんなやつの言い分など、聞かんでいい 谷 公士(さとし)(64) 総務審議官⇒貯金局長⇒官房長⇒電気通信局長⇒事務次官(01/1退官) ⇒(財)郵便貯金振興会・理事長(01/1-03/3)⇒(財)日本データ通信振興会・理事長(01/7-03/1) ⇒JSAT(株)・会長(03/6-04/3)⇒人事院・人事官(04/4-現在) 天下り先の給与 1億557万円 現在までの生涯給与 6億3597万円 http://www.kyudan.com/opinion/yuusei.htm ノーパンしゃぶしゃぶ「楼蘭」 顧客名簿 谷 公士 (電気通信局長) http://www.rondan.co.jp/html/news/roran/
8 :名前をあたえないでください:2009/01/30(金) 13:00:25 ID:JwGKeAfl
人事院があるからコネとか関係なしに公務員採用試験ができるのだが。 人事院や人事委員会が関与しない試験は(昔の外務省が実施した外交官試験や教員採用試験 )みたいに世襲やコネや不正が横行することになる。
17 :名前をあたえないでください:2009/01/31(土) 02:15:51 ID:b6NcMgrj
この人事院総裁を辞めさせるためにはどうすればいいの? この人が居座っている限り公務員改革は一切進まないね。
18 :名前をあたえないでください:2009/01/31(土) 04:19:17 ID:Ji04hQxv
総理大臣主催の会議をボイコットとか、どんだけ調子づいてんだ人事院は。 自分達にはボイコットする権利があると思っちゃってるんだろうな。 今回の事ではっきり分かった。人事院の腐敗は思っていた以上だった。
19 :ブラック エンジェル:2009/01/31(土) 06:23:17 ID:DmYXEVE0
国民は知らされていないだけ、雲の上ではすき勝てよ。 全国にある訳のわからない公共機関はすべて天下り先、その親玉がココです なんせ、行き先を決めるのだから、 採用から退職後の斡旋まで
41 :名前をあたえないでください:2009/02/02(月) 00:05:57 ID:QCBsNu+p
人事院総裁、辞任を 自民・菅選対副委員長 自民党の菅義偉選対副委員長は1日、フジテレビの報道番組で、公務員制度改革の 工程表作成が人事院谷公士総裁の抵抗で遅れた問題について「本来なら罷免すべきだが、 (法律上)できないので辞任を要求する」と述べた。 人事院は「内閣人事・行政管理局」への機能統合に反発。工程表を決定する予定だった 先月末の政府の国家公務員制度改革推進本部会合への出席を拒否、会合が延期となった。 菅氏は「抵抗のまさに抵抗ではないか。公務員制度改革は国民の声だ」と強調した。 一方、デフレ対策のため政府が直接、紙幣を発行すべきとの主張については「一つの政策 ではないか」と述べた。 http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009020101000135.html
53 :名前をあたえないでください:2009/02/03(火) 23:12:05 ID:eIj5WSCj
「ミスター渡り」谷人事院総裁 得意の説得工作術とは 「内閣人事・行政管理局」への機能移管をめぐり、政府と徹底対立した人事院。そのトップである谷公士 (まさひと)総裁は平成13年に郵政事務次官を退任後、財団法人などを渡り歩いてきた人物で、政府・ 与党内からは「ミスター渡り」との声も出ている。
その組織防衛への執念は徹底しており、今後も法案作成 過程での抵抗をにじませる。人事院が得意とするメディアや政界への説得工作術とは-。 「私は人事院を代表し、人事院の立場に今後もご理解いただけるように努力するつもりです」 3日朝、国会内で開かれた政府の公務員制度改革推進本部で人事院の機能移管が決まったが、谷氏は余裕 の表情を見せた。
谷氏は昭和39年に郵政省に入り、平成10~13年に郵政事務次官を務めた。退官後は同省所管の財団法人 「郵便貯金振興会」(現ゆうちょ財団)理事長へ天下りし、同時期にさらに2つの財団法人の理事長を兼任。 15年6月には有料CS放送の関連会社会長となり、16年4月に人事官に就任、18年4月から人事院総裁 を務めている。
長く折衝してきた甘利明行政改革担当相は「あんな不(ふ)遜(そん)な官僚は見たことがない」と憤りを 隠さない。甘利氏が話をしようとしても、谷氏は「事務方と同じ見解ならば会う必要はない」と面会を度々拒否。 交渉過程では、甘利氏との電話での会話を無断で録音するなど抵抗戦術を続け、「われわれを総務省や財務省 などと同列にしないでほしい」と言い放ったという。
谷氏が強気の姿勢を崩さない背景には、人事院の特殊な身分制度がある。総裁を含む人事官3人は弾劾裁判 でなければ罷免されず、閣僚の意向を気にする必要はない。加えて人事官は国会同意人事なので、総裁が辞任 すれば新たな人選は困難を極める。 メディア対策も秀でている。
甘利氏との直接折衝の度に、谷氏らは担当記者に入念な説明を行い、人事院側 の主張を展開。3日の決定までに計5回の記者ブリーフを行ったほか、論説委員へも説明会を続けた。 また、昭和28年以降、人事官3人のうち1人は報道機関の幹部経験者の指定ポストで毎日、朝日、読売、 NHK、日経の退職幹部が歴任してきた。閣僚経験者は「報道機関が人事院を批判できるわけがない」と打ち 明ける。
谷氏は4日朝、民放情報番組への生出演を決めた。いよいよ反撃ののろしを上げたといえるのではないか。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090203-00000623-san-pol
一粒で二度美味しいオイラのブログ:今日の画像
ねえねえ!人事院の谷総裁ってこんな顔だった?
違う? じゃあ!こんな顔だった?
こんな顔!・・・・だったよ!怖かった。
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コメント
いよいよ最終局面の無駄遣い摘発光熱費ポリ袋いらないキャンペーンと公共事業と官僚や公務員や議員に国務め紙幣だな
投稿: オリンピックは二次抽選で落選 | 2009年10月 3日 (土) 01時34分
天下り死刑及び財産没収法を制定すべきだ。
投稿: 月光仮面 | 2012年12月27日 (木) 19時07分
諸悪の根源は長州史観による脳科学洗脳でしょう。
投稿: ひらめ | 2022年7月24日 (日) 10時58分