昨夜はひさしぶりに民放を2本観た。
オイラ、通常ベッドに入るのは、8時半ごろから9時ごろ。テレビの録画を観ながら寝てしまう。起床は6時前後といったところ(寝すぎか?)。早寝早起き。健康優良児の生活だ。昔は営業の一貫(?)で、午前様まで飲み会の付き合い。それが無い時でも何か好いことあるかもしれないと、深夜までテレビを観ていた。
そのうち飲み会も大して営業として効果が無くなり、テレビも面白くなくなり、夜遅くまで起きていてもロクなことがないことがやっと分かり、十数年前から今の早寝早起きの生活をしている。すこぶる体調がいい。ゆったり時が流れている。
昨夜、ベッドからテレビを点けたら、日本テレビで8時から10時まで
日本史サスペンス劇場特別版「東大落城」安田講堂36時間の攻防戦…40年の真相SP
というのをやっており最後まで観た。終わってチャンネルを変えたらTBSの「久米宏のテレビってヤツは」をやっていて、つい観てしまった。先にTBSの方だが・・・・・・・・。
昔より久米宏って白髪が目立ってきたね。ヘラヘラしながら皮肉っぽい進行をするビジネスモデルは変わっていない。ヘラヘラしながらの物言いは、断定しないことで責任をなるべく取らない、しかし反体制で批判をするぞ、という正義づらした、いやらしいやり方は相変らずだ。
横になぜか森永卓郎。オイラにとって最悪の組み合わせ。姜尚中と並ぶ強弁者。単に論客なだけの論客だ。確かに両者に共通していることは、複雑なことを理論的に冷静に話して一瞬皆を煙に巻く能力は天下逸品だ。そして皆が知らないであろう何かを突然出し、思考停止にさせ、話題の流れを自分の方に持ってくるワザは悪魔の術だ。
それで居て、あとでその主張が間違っていることが公然と発覚しても知らん顔して次の展開に持っていく。普通の日本人なら恥ずかしくてマネできない。こういうの厚顔無恥っていうのだろう。
当日は話題の田母神氏をゲストに呼んだ。この二人なんとかして田母神氏から失言を盗ろうと虎視眈々。神!田母神氏は粛々と答えていた。失言は盗れなかった。
そうそうゲストでもう1人、宮崎県知事が出ていた。この頃お笑いタレントの時以上にテレビ出演が多い。県知事の仕事って暇なんだ。テレビタレントと二束のワラジを履けるらしい。彼マスメディアから重宝されているが、知事の本来の仕事は手腕があるのか分からない。彼の話ってよく噛み砕くと大したことを云っていない。マンゴ売りもいいが、いつまでセールスマンをやっているのか。知事って地元産物のセールスマンか?そのうちゴシップで大失態をやりそう。マスメディアはそれを待っているみたいだ。
あとレギュラーで室井佑月ってのも出ていた。よくワイドショーでも見かける女だ。家が裕福だったのか、中学だか高校に冬は毛皮のコートで通学したと云っていた。きっと家柄はいいのだろうか、はたまた成金の家の育ちなのか。こんなのがチャラチャラ、テレビのコメンテイターなのだから笑いを通り過ぎてしまう。
とにかく、4バカ対田母神って構図。記憶が定かでないが、「隣国から攻め込まれたらどうしますか?」との田母神氏の質問に、森永「世界中の国々に援助をし続けます。攻め込もうという国にも援助をし続けます。そうすれば日本に攻め込もうなんて国はなくなりますよ」だって。彼経済ジャーナリストってのが肩書きだろ?援助の金はいくらまで、財源は、まで語らなくてはペテン師だよ。
室井佑月って云う、しょんっべん臭ネーチャンは、「攻め込まれても、攻め込むのをやめてください。困ります。といい続けます」だって。こんなのをゴールデンタイムにやっている。穿った見方をすれば、反面教師としての番組なのか。もしそうなら、よほどこのテレビプロデューサーの中野伸二(MBS)ってのは視聴者・国民を愚弄していると思うよ。
「久米宏のテレビってヤツは!?」に今、田母神さんが出てるけど、 ひどいね。
久米宏、森永卓郎、室井佑月、どれもこれもひどいね。室井佑月は戦争になったら無抵抗主義でいたいって言うし、森永卓郎は日本が戦争するとしたらアメリカと戦争になるって言ったり、自分が何を言ってるのかわかってるのかね。
作り手のTBSとプロデューサーの中野伸二(MBS)の意図したのかどうか知らないが、スタジオ全体が異様な雰囲気になっていて、久米宏と森永卓郎が田母神さんからなんとかして失言をひき出そうとして極論的な質問をする。
田母神さんは自分の正論を貫こうとして孤軍奮闘しているんだけど、相手がみんなサヨク、左巻きだから普通に話をしてもあんまり通じない、特に森永卓郎はバカすぎてお話にならない (||´∀`)
東国原英夫も久米宏や森永卓郎にいちいち突っ込まれるのを嫌って、当たり障りないことばっかり言うし、挙句の果てには麻生総理の元では若者は戦争になったときについて行かないとか、スタジオの雰囲気に追随するようなことを言ってあわてて取り消したり...
プロデューサー・MBS 中野伸二 1965年生まれ。 大阪府出身。
日本史サスペンス劇場特別版「東大落城」安田講堂36時間の攻防戦…40年の真相SPは大変面白かった。 なるべく客観的に当時の映像とドラマ仕立てで構成されていた。
今回は、誰もが描こうとして描けなかった昭和史最大の攻防サスペンス「東大落城事件」をついに完全映像化します!
2009年1月、事件発生からちょうど40年。日本中が固唾を呑んで見守ったあの衝撃の36時間!その日、東大安田講堂で何が起きたのか?大スペクタクルでお送りします!
アメリカのベトナムへの進攻が混迷を深めた1968年頃、世界中で反戦デモの嵐が吹き荒れ、日本でも各地の大学や高校などで学生たちの不満が絡んだ学園紛争が発生した。その中でも象徴的だったのが、東京大学本郷キャンパス内にある安田講堂で繰り広げられた学生と機動隊による攻防戦だ。
医学部インターン制度の問題に端を発した対立で、安田講堂に立て籠もった全共闘の学生は、全国から集まった支援部隊を含めて約400人。入学試験が中止になることを危惧する大学側は、学生たちの排除を目指して、警視庁に機動隊の出動を要請。1969年1月18日、ついに8500名の機動隊員が安田講堂に突入する――。
安田講堂での36時間に及ぶ攻防戦を、学生側、警察側双方の視点を交えながら描いたドキュメンタリードラマ。あの時、学生たちは、警察関係者は、そして、国民は、どんな思いでこの世紀の騒動を見つめていたのか。当時の記録映像や当事者の証言などを挿入しながら、40年前の熱き戦いの真相に迫る
オイラが、大学1年生のころから始まった。他世代に説明するとき面倒くさいからつい「70年安保」と云ってしまうが、実際は大学経営者側のネコババが発端の日大紛争と医学部インターン制度にまつわる東大紛争が大きな柱だった。当時ベトナム戦争反対の米国の学生に刺激されてそれが伝染してとにかく闘争をしようで、様々な大学が戦争ごっこを始めた。ブームだったんだよ。ヒッピーなんてのも流行った時代だった。
当時は今より大学生の数は少なく、そのころまだ昔を引きずっていて、大学生はエリート。そのエリート達が立ち上がっているのだから、まともな行動であるというのがマスメディアの受け止め方だったように思う。これはオウム真理教の幹部のエリート評価まで続く。この時期は中核派だの、革マル派だの、ML派なぞまるで戦国時代のヒーローが争う大迷惑な時期だった。全国の大学に広がった。
ドラマの中でも、安田講堂を舞台にして、まるで消滅させられる革命軍の悲劇を彷彿させる場面展開もあった(オイラはなぜか笑ってしまったが)。お陰で大学施設はめちゃめちゃ。地方都市の暴走族や暴れる成人式と根本は大して変わらない。野党やマスメディアに躍らせれて、ヒーロー気分を味わいたいだけだったとオイラは今でも思っている。
1968年新宿駅騒乱事件や1970年の赤軍派の起した「よど号ハイジャック事件」、1972年の連合赤軍派のあさま山荘事件まで発展(オイラこの中継を赤倉スキー場の食堂で観ていた)。ここまで来るといままで寛容だったマスメディアは青ざめた。やがてほとんどの国民からも糾弾されるようになり、縮小していった。うまく逃げれた大学生はシカトしてそれなりの企業に就職。今続々彼らは退職の時期を迎えている。
時々、バカがそのころの武勇伝をマスメディアで自慢話にしているが、簡単に「戦争ごっこ」だったとは断じて云えないみたいだね。プライドがあるらしい。60年安保の時リーダーだった西部邁がいみじくも「僕はそのころ、60年安保闘争と言われているが、60年安保条約がどんなものか詳しく知らなかった」とある討論番組で云っていた。正直でいい。そして「単に僕はアナキスト(無政府主義者)だったと思う」と付け加えていた。結局戦争ごっこがしたかったとオイラは勝手に解釈する。
若くて妻子もなく、責任もない学生で一人身のときは、とかくそんな風になるものだ。はけ口といっていいかもしれない。番組最後で佐々淳行は、「今の若い人達は、皆お行儀が良くなって、昔のような気迫がなくなった。挑んでみたらどうですか」煽っていたが。
世の中もっと豊かになり、様々趣向の範囲が広くなり、またバックを支えていた野党(共産党・社会党)やそのまたバックの、当時のソ連・北朝鮮・中国等の工作も少なくなったし、大学生達は史実としての教訓を黙示録的に共有しているのではないかとも考えられる。良いことだ。お利口になって。
日本がリセッションで貧民国になったら、また繰り返すかもしれないが。
一粒で二度美味しいオイラのブログ:今日の画像
お金があるか、はたまた無いかで、
同じシチュエーションでもパフォーマンスは変わる。
オイラ
(クリックで大 )
金のない男 金のある男
| 固定リンク
コメント
要するに「久米宏のテレビってヤツは」は視聴率は上がればいいんだ。視聴者がどんな気持ちで観ているかなんてどうでもいい。とんでもないことを言わせて話題になればいい。
昔の悪役レスラーみたいなものだ。
このプロデューサー・MBS 中野伸二って工作員か?みみっちいことをするなよ。さもしいね。王道をなぜ行けない!
久米宏お前はもうゴミだ。これ以上金を稼ぎたいのか。視聴者をバカにするなよ。
下の画像、腹がよじれたよ。貧乏人のオヤジの床には安い紙幣が一枚。
こんな画像どこから探してくるのですか?感心します。
投稿: aiyaaa | 2009年1月15日 (木) 15時14分
要するにブログ主は田母神が偉いってのを見たいのね。でもって全然そういう感じでなかったのでがっかりした訳ね。お可愛そうね。
あのね、教えてあげるけど田母神さんはあんな感じですよ、言う事は言うけど、それ以上はない。だから憲法で自衛隊は軍隊じゃないでしょ!って言われれば、ハイそれまでよ。
やっぱあの人はダメね。
ただ一つ気になるのはブログ主が森永さんの言う事を理解してない事ね。森永氏の言ってることは常識ね。日本政府も外交政策としてはこの通り、まず話し合いましょう、という姿勢。それでこの60年平和が保たれてきた。
そういう現実を認識した方がいいんじゃないかしら。
投稿: naokora | 2009年1月16日 (金) 15時30分
べつに田母神を偉いとは真面目に考えていません。
ただ勇気があった、それだけ。そしてモヤモヤしていた一部の日本人に再度考える機会を与えた。ただそれだけ。
森永の全てがオイラは嫌いなだけ。ゴメンネ。オイラなりに彼の本性(営業的部分まで含めて)を理解しているつもりです。
投稿: オイラ | 2009年1月16日 (金) 17時05分
「獨協大の森永卓郎。年収300万時代と言いながら、ご自身は数千万の高額所得者であるそうだ(テレビでのご本人の弁)。テレビのギャラも去ることながら、講演料は文化人でトップ・クラスということである。どこかのタレントのように、自らの貧乏体験をネタにするのならまだしも、他人の貧乏話で儲けるのは言語道断だ。反則技である。この人の品性も疑いようもない。」
それでて、難しい経済を簡単に断定し、戦争については不可能なことを、喋りまくりのお花畑。
こんなの信じているヤツアよっぽど勉強がたりないよ。
人のいひょうをつくことで、売れっ子ぶっている。
テレビ局も獨協大学も劣化の全開だよ
投稿: 一般感覚 | 2009年1月19日 (月) 17時02分