マスコミが馬鹿なのは、日本に地政学・軍事学がないからか。
今回はノンポリのオイラにとって大変難しい案件なのだが、薄っぺらな脳ミソを引っ叩きながら挑んでみる。
戦後我が日本でタブーとなった学問がある。それが地政学と軍事学と聞いている。その内軍事学は誰でも一目でだいたい解るだろうが、あわせてこの地政学というのもGHQによって封印され、ほとんどの大学・高校また研究所もこれを設けることは、いまだにタブーとなっているそうで。これは並みいる国々のなかで日本だけだそうだ。イギリスでは植民地経営学なんてのがいまだにあることをご存知か。
だからこそ結論として、わが国の国益を考えるうえで、地政学的見地から、また軍事学的見地から国際政治・国内政治を考えることができない。特にマスコミ関係者からのオピニオンにはとくに多い。それを反映してこのごろはネット社会では朝日・毎日なぞのマスコミは滑稽を通り越して、馬鹿にされる要員になっているのではないかと思う。
地政学、英語ではジオポリティクス(Geopolitics)、ドイツ語ではゲオポリティク(Geopolitik)という。wikiで拾ったのだが概要として簡単に云うと、
地政学とは地理的な環境が国家に与える政治的、軍事的、経済的な影響を巨視的な視点で研究するものである。イギリス、ドイツ、アメリカ合衆国等で国家戦略に科学的根拠と正当性を与えることを目的とした。「地政学的」のように言葉として政治談議の中で聞かれることがある。
歴史学、政治学、地理学、経済学、軍事学、文化学、宗教学、哲学、などの様々な見地から研究を行う為、広範にわたる知識が不可欠となる。また政治地理学とも関係がある。
おいら昔悪の論理―ゲオポリティク(地政学)とは何か (1980年) を読んで、このことを知った。まだ今とは違って左翼系論壇が大手を振っていた時代だ。渡辺昇一・西尾幹二なぞ馬鹿にされていた時代だった。戦争に関する事だから封印しよう。核戦争に繫がるから核爆弾の研究は封印。自衛隊がサリン等の研究なぞもってのほかだ。常に平和に話をすれば、日本を攻めるような国はない。ずっとこの空想的平和主義・一人お花畑主義がこの日本を覆ってこんにちまで来ている。
その結果、いつまでも日本は朝鮮・中国を侵略した反省のない国家だと60年を過ぎた今日でも、恫喝、脅迫されている。それも特に中華人民共和国・南朝鮮・北朝鮮に限ってが多い。またどういう訳か、経済援助が絡む時に糾弾が多くなる。しまいには中国の核は良い核なんていう不思議な論調になってしまう。・・・・狂っている。
またこのごろ思うには、これらの裏には戦後面々と米国の戦略も見え隠れするのを感じる。南京の虐殺30万人説も裏では、米国が戦時中日本に行なった無差別空襲による死者10数万人、広島長崎20数万人と対にして、米国への恨みをみごと帳消しにさせるためのプロパガンダだったという説もかなり信憑性がある。オイラは南京の数十万人に及ぶ大虐殺はなかったと思っている。もちろん一般戦争としての民間人の死者はいたと思うが。
英国人はインドを植民地にして、当地の織物産業(産業競争に勝つため)を崩壊するためおびただしいインド人の手首を切った(当時の方法での織物が出来ないようにするため)り、中国人をアヘン漬けにして中国を統治したり、フランス・ドイツ・オランダ・スペイン・ポルトガル・ソ連・米国・中国等々も、いまの物差しでみたらとても許せない残酷なことをやり放題してきた史実がある。
少しでも世界歴史書を読めば、無限に残虐な史実を指摘することが出来る。想像力を働かせれば、もと残虐なシーンが目に浮かんでくるであろう。
征服された人々は畜生のように扱われた。しかし今、かの国ぐには過去のこととして、政治・マスコミ・教育も日本のような自虐史観はもたない(特例はあるが)。それは過去はその様な時代だったからなのだ。またそのように毅然としないと自国民を守っていけないからだと思う。それには社会のなかに、きちんと地政学・軍事歴史学もあり、政治家もマスコミ人も国民も共有しているものがあるからだと思う。
その日本で最近またまたタブー発言で話題になっているようで、またまた繰り返しだ。
航空幕僚長:「侵略国家は濡れ衣」と論文 政府が更迭 :毎日新聞 2008年10月31日
航空自衛隊トップの田母神(たもがみ)俊雄・60)=空将=が、日本の過去の戦争をめぐって「我が国が侵略国家というのは濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)だ」と主張する論文を執筆していたことが31日、分かった。侵略と植民地支配を謝罪した95年の「村山談話」などの政府見解を大きく逸脱する内容。このほか、集団的自衛権の行使を禁ずる憲法解釈などを「東京裁判のマインドコントロール」と批判しており、事態を重視した政府は31日夜、田母神氏を更迭し、航空幕僚監部付とした。
たしかに、現役の航空幕僚長が民間の懸賞論文に応募したことはまずかったのかもしれない。しかし異常な状態だった村山政権の時代の産物「村山談話」にいつまでも縛られているというのは、大変危険なことだとオイラは思う。
東京裁判とは言っても戦勝国による復讐であり、本来ならば、イラクでイラク人判事がサダムフセインを裁いたように日本人によって裁判が行なわれるべきであった。しかし日本人は戦争責任を自ら明らかにしようとはせず、占領軍に任せてしまったのだ。もしサダムフセインをアメリカ人やイギリス人が裁いたら世界はこれを裁判とは言わないだろう。
しかし日本の国会ではいまだに思想統制が行なわれて、大東亜戦争に肯定的な見解を述べると首が飛ぶ。学界も首になるのを恐れて日本の近現代史の研究は停滞したままだ。もし戦争責任を追及していくのならば、天皇の戦争責任の問題を避けて通る事はできませんが、天皇自身は全くそのことには触れずに亡くなられてしまった。
他にもネット世論では、この件について様々なブログに取り上げられている。
どれもこれも大変分量が多いので、興味のある方は「秋の夜長の読み物」としてください。各、寄せられたコメントも含めて読むと解りやすいです。
最初に戻りますが、この日本でも地政学・軍事学を一般の学問として復活させて頂きたい。戦争をするためでなく、戦争を避けるため、国民を守るためにです。
一粒で二度美味しいオイラのブログ: 今日の画像
ヘーゲルの言葉
「現実には、正義と邪悪との対決なぞはない。
あるのは常に正義と正義との対決なのだ。
だから人間は永遠に悲劇なのだ。」
だから人間にできることは、この悲劇をなるべく小さい時に解決することしかない(オイラ)
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コメント
アカが書き
ヤクザが売って
馬鹿が読む
まさに朝日は売国新聞か?
朝日てチョウニチと読むんだってね。
投稿: 青空 | 2008年11月 3日 (月) 00時38分
今朝の朝ズバでみのもんたが、この問題を取り上げていた。
田母神俊雄氏が、退職ということで始末をつけたが、やれその退職金が6000万円だったとか、どうたらとか庶民の味方の振りして糾弾をしていた。TBSからの指令だったのか。
しかし田母神俊雄がそれでも私の考えは変わらない(日本は侵略国家ではない:発言)と記者会見の述べたのは立派だった。
特に「村山談話」について勇気をもって火をつけたことは、大変いいことだ。壮士とは彼のような人物をいう。
今日各新聞のネットニュースをみたら、ほとんど取り上げていない。テレビが大騒ぎをしているみたいだった。
今日のネットニュースは、もっぱら小室哲也の逮捕のニュースで満載。一芸に秀でていたがその他は頭がカラッポ成金でで、やたらセックスだけが優先したスケベ男のことなど関心はない。
投稿: 陳胡臭 | 2008年11月 4日 (火) 09時33分
朝日・毎日・福島瑞穂・辻元清美らお花畑の連中よ、
いまだこんな国が山ほどある。イスラム教のような問題のある宗教との戦いも山ほどある。ほまえらこれについて真剣に考えたことがあるのか。
http://chiquita.blog17.fc2.com/blog-entry-3748.html#commenttop
投稿: 闇からの声 | 2008年11月 5日 (水) 10時32分
陳胡臭さんへ
小室哲哉です。
お邪魔ですが、彼のオンナ遍歴とその他を。
*********************
小室の趣味は、ベチャっとした鼻なんだろうか?
ナヨナヨして気持ち悪い小室には、程よいんだろう。
~小室哲哉と関わった人間の不幸履歴~
・華原朋美・・・薬物依存、自殺未遂、鬱病
・安室奈美恵・・・母親が殺害される、離婚
・KEIKO・・・路上で何者かに顔面蹴られる、整形失敗
・DOS・・・2,3曲適当にだしてすぐ解散、KABAちゃん性転換失敗!
・観月ありさ・・・母親が覚醒剤所持で逮捕
・宮沢りえ・・・拒食症による激痩せ
・内田有紀・・・離婚
・マークパンサー・・・ネズミ講へ手を出す、妻麻薬で逮捕
・YOSHIKI・・・車上荒らしにあう
・鈴木亜美・・・レコード会社とトラブって数年休業
・小渕恵三・・・沖縄サミットテーマ曲依頼直後に死亡
・堀江貴文・・・小室とのユニットを計画していたが逮捕
投稿: arara | 2008年11月 5日 (水) 17時44分