もう共和党はお手上げであきらめ。マケイン巻き返しはならず。

今日は船釣りをした。スルメイカ３杯・ヤリイカ５杯（不漁）。北西の風が強くよく揺れた。いまだにオイラの頭はユラユラ揺れている。いつも係留しいる場所が風の通り道になっていて、両隣の船の位置が変わりなかなか入れない。他の船にぶつけないように、また付近のロープにペラを絡ませないようにと大変難しい状態になった。強風が納まるまで安全エリアで待っていたが、一向に納まらない。仕方なく決行した。いつもの助手のケン坊にロープを持たせ、前進後進を繰り返し、隣の船に飛び移らせそこを力点としてなんとか無事係留することが出来た。一瞬だったが小さな冒険だった。喉がカラカラになってしまった。

以下は数日掛けて書き溜めて、「下書き」に入れていたものだ。

いよいよ米国大統領選挙日（４日）だ。ここにきて全てが共和党・マケインにとって裏目に出てしまった。今年夏まではまだまだ最後の追い込みで、マケインの勝利の可能性もなくは無かった。民主党内でヒラリーが負けてオバマ一本になり、ブラッドリー効果の可能性や、まだまだ米国は白人特にWASPが牛耳っている国。オイラもぼんやりマケインの勝利を感じていた。

しかし、夏以後危惧されていた米国金融危機が奈落の底に落ち込むように、あちらこちらからまるで打ち上げ花火のように打ち上がり、一匹狼だったそして共和党の変わり者のマケインでさえ、とても大勢をひっくりかえすことは出来なかった。

ＣＮＮの今日（３日）発表の世論調査では、オバマ支持が52％マケイン支持４８％だそうだ。

９月１０月になって、大物が次々オバマ支持を打ち出し、また従来から共和党を支えてきた大企業も資金面でマケインを支えなくなった。というより詐欺的金融であぶくゼニで潤ってきた企業にその軍資金が不如意になって支えることが出来なくなったのが多くなったというのが真実であろう。

軍事産業・オイル産業も沈没する船からねずみが逃げるように、マケインから離れていったことであろう。カリフォルニア州の有名知事が声高らかにマケインを謳いあげても無理となってしまった。

米国民は今回の金融危機は日を追うたびにいかに根が深いかを思い知らされてきている。グリーンスパン前ＦＲＢ議長が「１００年に一度の信用（危機）の津波の最中にある」と指摘し、「金融機関が自己利益を追求すれば、株主を最大限に守ることになると考えていた。私は過ちを犯した」と自己反省をした（しらじらと）。

米国民はビックラした。規制緩和のキッカケはクリントンの時代に種は撒かれたとはいえ、８年間に渡る共和党・ブッシュ政権のもとで、あとから思えば誰でも解る今回の詐欺的カジノ金融経済がすくすく育って、とても簡単に修正出来ないここに来て仇花が開花してしまったのだ。

そもそも昨年のころから、共和党はそのことに懸念していて、共和党内反体制派で反ブッシュだったマケインで一本にしぼったのだろう。９．１１の恐怖からブッシュ政権に米国を守ってもらおうということで、アフガニスタン・イラク侵攻も我慢してきたのに、ここへ来てこれまでの米国の繁栄は砂上の楼閣だったということが全てバレテしまった。

この共和党・ブッシュ政権の８年間はいったいなんだったのだろうということになる。明るい話は一切ない。欧州・アジア・中東を巻き込んで全て奈落の底だ。ブッシュが大統領に就任してたとき、影でささやかれていた「アイツは馬鹿だ」というのが本当だったのかもしれない。

大量票を動かすキリスト教原理主義を取り込むために、副大統領をペイリンに選んだのも、玉を間違えた。一説によると共和党はとてもじゃないが今回の危機を乗り切る自信は党としてまったくなくなり、確実に負けの原因になるだろうペイリンを副大統領候補を選んだという「トンでも話」まで出ている。

オイラのブログでもこの危機は日を追って激しくなってきていることを取り上げてきた。この専門外のオイラでさえネット情報（特に金融・経済系ブログ）から推測できて来た。米国民はこれからしばらくの間は、確実にいままでよりはるかに低い水準の生活をせざるを得ないであろう。いままで無謀に買った中古品でしばらく過ごすことになろう。

また世界の国々も引きずられ、いままでとまったく違った貧しい経済環境で我慢しなくてはならないことになろう。まあ数十年前の時代の世界に戻ったと思えば気は軽くなるかもしれないが。あっちこっちで国家破綻ワーニングを見ることにもなるであろう。

多分何事もなければ、今の予想通りオバマが大統領になることになるが、オバマでも誰でも、いや神でもこの危機を救うことは出来ないであろう。オバマの米国はこれから社会主義国家のような体裁にならざるを得ない。さらなる戦争も起こるかもしれない。そして下手をすれば、本当の大恐慌の世界に再び、いや前回よりもっと酷く起こることになるかもしれない。

オバマに託した米国民の期待が裏切られないことを祈るしかない。ただ一つだけ云えることがある。米国は今回の詐欺金融で、公的高級住宅を、公的インフラを、世界の金を使っておびただしい数造り、自国民に超低価格で（差し押さえ物件）提供することになるとも云える。住宅は数十年は健在するからね（100年はもつ）。トラブルで多少住宅が痛んだとしても、ちょこっと修理すればすぐ元通りになるからね。

マケインが勝つとすれば、オバマの国籍（憲法上の規定に依る資格）に関する疑惑が現実になり、判決で判断された場合になるが、勝利すればなかなか難しいだろう。

また共和党・ブッシュ一丸となった投票操作だ。これも難しいことだろう。

ブラッドリー効果は規模的に難しい。

マケインはマケた・・・・・・・・・・・・・か。

オバマ氏が大統領になれば、米国に進出している日本企業にとっては、断じてのんきに構えていられる状況ではない。　

（私のコメント）
アメリカ人は単純な国民であり、中国は豊かになれば常識の通用する民主国家になると信じてきた。しかし中国人ほど信用が出来ない国民は無く嘘つきばかりだ。アメリカは歴史的にも中国に騙されてきましたが、中国はアメリカにエージェントを沢山送り込んで連邦議会議員やマスコミを取り込んでアメリカを騙し続けている。

民主党は特に中国びいきの連邦議会議員が多く、対日非難決議も民主党のマイク・ホンダ議員が主導している。もしオバマ大統領が誕生すれば再びジャパンバッシングの嵐が吹き荒れて、ドルを買わされて９０年代の二の舞いになるのだろう。しかしアメリカは中国に騙されてアメリカは没落して、ロシア政治経済ジャーナル によればロシアと中国の時代がやってくる事になるらしい。つまりオバマ大統領を選ぶアメリカ人は馬鹿なのだ。

さあオイラ達日本人は自分達を守ることに一丸となってまい進しよう。もうお花畑の時代は終わったよ。

一粒で二度美味しいオイラのブログ：　　　今日の画像

この時代は終わった。

オイラのフォルダの在庫一掃

ブッシュからオバマへ。共和党から民主党へ。

なにか不吉なことが起こらなければいいが。

↓おまけ。　　　　　ペイリンの瞬間芸