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2008年11月13日 (木)

今は、わかりやすくていい。「定額給付金」

麻生首相は結構ケンカ上手なのかもしれない。以下はオイラの妄想なのだが。

今朝も朝ズバで、「アホのもんた」が、定額給付金について糾弾していた。所得1800万円以上の給付制限についてだが。ただこの所得1800万円以上というのは、大雑把に云って、全体の2%、額にして400億円/2兆円の世界なのだが。

オイラこんな高所得とは関係ない世界。くれれば喜んでもらう。みのもんたはそりゃ対象をはるかに越えた所得はある。テレビのコメンテイターらも批評して「私なら貰った金は寄付する」だって。本当だろうな!「金持ちほどケチだ」というのはオイラのオヤジの遺訓。

高額所得者への給付制限?、給付方法は各市町村の裁量に任す?。振込みにするらしいがその手数料?、通知ハガキ代?

なんでも世帯別はやめて一人12,000円、子供と老人には8,000円プラスの2万円。テレビでの街頭インタビューで笑ちゃったのは、「こんなばかな政策はない」と云って、「でも貰う」というのがほとんど。そりゃ本音だ。常識だ。定説だ。

オイラが今回任せてもらえるなら、名称を変えるね。名称はその本体の中身を表すからね。どういう風に?「消費税定額戻し金」だ。ね!どうせお金におは印がついているわけではない。当初「定額減税」としたから、気分が所得税を基本に考える。だからごじゃごじゃになってしまう。こうすれば貧乏人(彼らも消費税は払っている)にも金持ちにも難なく支払うことが出来る。所詮「サルにどんぐり」だよ。

以前にも扱った。サルにどんぐり。朝三暮四(ちょうさんぼし):2008年10月30日 (木)

今回の政策は公明党からのごり押しが出発点なのだが、オイラふと想った。麻生君は二つのケンカに出ているんじゃないかと。以下オイラの妄想。

一つは、米国からの、お金援助請求書にうまくお断りする手段。今回の米国発金融危機で当然米国は途方もない財政援助をしなければならない。現状では無限の金が必要だ。FRBがお金を刷って配ればいいが、その裏づけに同額の米国債をどこかに買ってもらわなければならない。当然日本は狙われる。どうなるか解らない米国債を買わされるなら、国民に撒いてしまおう。

ほら知人友人が困ってお金を無心に来たとき、いやいや子供の学費にこれだけ使った、じい様が痴呆になってこれにお金が要るとか口実を作ってお断りするでしょう。これと同じ。

つまり内需拡大より(多少なりとも効果はある)、米国を中心として国際的な無心に、「いや、ずーっと不景気だった日本も真水2兆円の景気刺激策などして汗を流しているんです」という口実。日本の国益を守るため(どうなるか結果は解らない)。

もう一つは、選挙対策。この政策は不完全でいろいろ物議をかもし出したほうがモアいい。マスコミでもテレビでも「アホのもんた」も猛烈になじる。野党もそれに合わせて大反対。衆議院は軽く通るが、野党優勢の参議院では反対多数。社民党の瑞穂たんなぞ舌を噛むほど野次ることになる。

そこで反対多数で、すぐ否決になってしまってはもったいない。だってすぐ衆議院にもどって可決でケリがついてしまうからね。願わくば60日条項まで引っぱって行きたい。そしてその間に解散総選挙。ばかな政策でも金は金。人間もらえる金が貰えないとなると苛立つからね。長引けさせられて、もらえるのか貰えないのか曖昧になるともっと苛立つ。「貰えないのは野党のせいだ。」まあ結果がどうなるか分からないが。  名づけて「サルにどんぐり作戦」だ。  成功を祈る。

今日のオマケ。AIGはどうにもならないところまで行きそうらしい。

テレビ局はいつ潰れるかわからないアリコのCMを流し続けているが、アリコが潰れたらテレビ局が代わりに保険料を支払う覚悟があるのか?:2008年11月12日 水曜日

(私のコメント)
AIGがさらなる公的資金の注入を余儀なくされて、まさに砂漠に水を撒くような悲惨な状況にアメリカはなっていますが、AIGは9月に12兆円の公的支援を決めたばかりですが、15兆円に拡大されて実施されるようです。このように公的支援は拡大する一方のようですが、アメリカの財務省やFRBには公的支援を求める企業で門前市をなすような状況になっている。
中略

このようにアリコの親会社のAIGはいつ破綻してもおかしくは無い状況であり、子会社のアリコも売却先を探している状況だ。しかしテレビを見ればアリコのCMを派手に流していますが、日本のテレビ局はAIGの経営内容を知ってCMを流しているのだろうか? 終身医療保険などかなり有利な保険ですが、保険料を払い続けて倒産ではやらずぶったくりになる可能性がある。

テレビ局はソフトバンクやアリコなどの大スポンサーの悪いニュースはほとんど流さない。だから「株式日記」で注意を呼びかけているのですが、ソフトバンクやアリコの客層はネットや新聞をほとんど読まないB層の人たちが対象だから性質が悪い。テレビ局は消費者金融のCMやパチンコメーカーのCMを流しては顰蹙を買っていますが、それくらい今のテレビには良識が通用しない。

テレビ局も商売なのだからアリコやソフトバンクのCMを流すのは自由だ。しかしニュースやワイドショーなどでアリコの親会社がどうなっているとか、ソフトバンクの経営内容はきちんと報道すべきだ。そうでないとアリコが倒産したりソフトバンクが倒産して携帯が使えなくなればCMを信用して買った客が被害を被る。その辺は自己責任とでも言うのだろうか?

一粒で二度美味しいオイラのブログ:   今日の画像

「お金もらって嬉しいな!ヨイヨイ」

「サルにどんぐり」→今年の流行語

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