世界金融恐慌・ワーニング - 今ここ
スロットばくちで、777って最ラッキーナンバーなんでしょ。$777の暴落ってイヤミなのかね。-777っていうことは、最アン・ラッキー。世界大恐慌を暗示しているのか。オーコワ。
日本のアホコメンテイターが、「これも日本特有の党利党略で・・・・」なんてシタリ顔してよく云うが。こんなの日本だけじゃない。人間社会どこにもあるんだよ。いつの時代も。
下院議会、最後の土壇場でひっくり返った。予想に反して、世界の金融界は、青天の霹靂で目が点になった。オイラも!(ビックリ)こいた。
メルトダウンの始まり。
アメリカ議会下院は29日、最大7,000億ドル、およそ75兆円の公的資金を投入する「金融安定化法案」を採決したが、反対票が多数を占め、法案は否決された。(09/30 06:17)
この金融安定化法案の否決は、ニューヨーク株式市場でろうばい売りを誘い、ダウ平均は史上最大の下げ幅を記録した。
金融危機対策の目玉が否決されたことで、市場には失望感と先行きへの不安感が広がっている。
ウォール街で働く人は「とても残念だ。明らかに議会が協調しなかったからだ」、「通さなければならない法案なら、きちんと通すべきだ!」と話した。アメリカ発の金融不安は、ヨーロッパにも広がりを見せており、ベルギー、イギリスなどで経営不安を抱えた金融機関の国有化が相次いでいる。
アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)は、ヨーロッパ、日銀など世界各国の中央銀行との通貨スワップ協定で、ドル資金融通額をおよそ65兆円に増やすと発表し、市場にドル資金を大量供給する姿勢を明確にしている。
しかし、金融システムの安定の鍵とみられていた金融安定化法案が否決されたことで、世界の金融市場に動揺が広がるのは必至の情勢となっている。
米下院は29日、最大7000億ドル(約75兆円)の公的資金による不良資産買い取りを盛り込んだ金融安定化法案を、賛成205、反対228で否決したとのことだが、面白いのは、共和党議員の方の反対が多数だった。 なんでも11月4日の大統領選と並んで、行われる下院選挙(2年に1回)と上院選挙(1/3の改選)で、これに「巨額税金を投入」に賛成したら共和党議員は地元で説明が出来なくなるとのこと。まさに選挙を睨んでの党利党略だ。世界の金融界がどうなろうと、庶民感情の善悪論で来た。かつての日本の住専問題での税金投入時の騒ぎと同じ次元だ。
おい、森永卓郎、堀紘一、本間 正明 ら、何か言ってみろ。
オイラのブログテレビに出てくる評論家は半数以上がクソだよ。金融バブルの崩壊
また不幸にも大統領選真っ最中、民主党候補のバラク・オバマ上院議員は、下院での否決を厳しく批判。一方、共和党候補のジョン・マケイン上院議員の陣営は、オバマ氏と民主党が「国より政治を優先した」と批判した。
民主党のペロシ下院議長姉さんは、法案可決を促す演説の中で、7000億ドルは莫大な数字であるものの「ブッシュ政権の経済政策の失敗のつけに過ぎない」と発言して共和党にケチをつけた。共和党は法案否決後、共和党の支持を「毒した」とペロシ議長の発言を批判した。 ペロシ姉さん正直でいいのだが。
まさに、共和党、民主党。党利党略全開だあー。
再度修正して審議のやり直しとなるであろうが、スピードが一番大切な今の時点を逃すことになるので、この影響は全世界の金融界に地震波のように伝わっていく。現時点でまともでいられるのは、日本の金融界だけとも云われているが。さあ先々どうなるか。
今回主役のヘンリー・ポールソン財務長官についてなのだが。この財務長官っていう役職は、日本でいうとどんな役職なのだろう。財務省事務次官のような財務省政務次官のような財務大臣のような。オイラの脳ミソでは分からない。
↓ブッシュの隣がヘンリー・ポールソン財務長官
前身がゴールドマンサックスの会長兼CEOで、年収約3,800万ドル(約40億円)だったのを捨て、薄給の財務長官に就任したとのこと。また彼はすでにゴールドマンサックスの会社株を300万株以上持っているとか。とどのつまりは、財務長官に転進しる際に、退職金を4億ドル(約420億円)もらっているんだって。 日本人一般庶民よ、こういうのを格差社会っていうんだよ。
米国のシステムってこんなケースは多ありで、かつてのルービン財務長官も同じゴールドマンサックス、他にもたくさんいる。米国一般庶民感覚からすれば、今回の法案は、儲けるためにはなんでもありの投資銀行を助けるため、またついでにその最大手ゴールドマンサックスをも救済するための法案と見抜いてしまったからだろう。日本の方がまだ清貧って感じだ。
今回の事態を受けて、ブッシュ米大統領による金融安定化策に関する声明の発表は、米東部時間30日午前8時45分(日本時間午後9時45分)に変更された。多分涙目で、すがる声明となるかもしれない。
これから、この余波はEU各地を襲って、金融機関がますます逝っているようだ。ユーロが安くなって今150円。英国ポンド188円。もう少し下がったらヨーロッパ観光旅行だ。
韓国も再度IMFのご厄介になるかもしれない。ウォン安どんどん進行。数年前までは超ウォン高で韓国人観光客が、オイラの地元にもぞろぞろ来ていた。韓国9月危機説は結局なかったが、最後っ屁の9月末にそのきっかけが発生したか。
中国人もだ。彼らも日本観光にはしばらく気楽には来れないと思うよ。せっかくオイラの地元では道路サインに中国語・韓国語を入れたのに。株暴落、バックに国際的投資銀行の影が見えていた中国不動産バブルも、五輪花火とともにはじけ散る。
何か、イヤミ一杯のオイラにとって、興奮してワクワクしてくるような気分だ。
こんな時、日本は衆議院選挙で、1ヶ月も政治空白を作っていいのか?
来年にしろ。来年早々に。
一粒で二度美味しいオイラのブログ: 今日の画像
ドバイの不動産バブルも崩壊かもしれない。原油市場も暴落だよー。
10年後この地がどうなっているか観てみたい。
なんたってバブルが前提の開発事業だからね。
ツアーを組みますので皆で往きましょう。
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コメント
とにかく、預金を全て下ろして、タンスの中にしまいました。
あ、そうだ。火災保険に入らなくては・・・AIG系?
投稿: アイヤー | 2008年10月 2日 (木) 17時10分
Investment Bank(投資銀行) というアメリカに生まれ、アメリカで栄え、世界の金融を支配したビジネスモデルがついに終焉した。
さあ今年限りの投資銀行ベスト5だ。
懐かしい記憶として留めておこう。
1位ゴールドマンサックス
2位モルガンスタンレー
3位メリルリンチ
4位リーマンブラザース
5位ベアースターンズ
投稿: daikyoukou | 2008年10月 3日 (金) 11時11分