歴史を知らない軽薄議員どもに捧げる
外国人材交流推進議員連盟というのが、2005年12月に設立されたそうだ。大きな柱は、
「日本は50年間に1000万人の移民を政策的に受け入れる」と云うことだ。人口比約10%が他国家の人間で構成させよってことだ。オイラは別に民族主義者ではない。海外に知り合いの外国人もたくさんいる。だからこそ反対なのだ。
もともと、アメリカ大陸、オーストリラリア、ニュージーランド等は先住民から奪い取って自分達の国を造ってきた。ほとんどがその当時大国だったヨーロッパからの移民だった。ほとんどが訳ありで、中には、オーストラリア、ニュージランドなどは、流刑地として罪人が送られた。もちろん罪人といっても、いわゆる反体制の政治犯もいるので、やがてその地で希望に燃えて建国をしたことだろう。オイラの義従兄のサム・ニールの祖先は、その管理役人のトップだったらしいが。またアメリカについては、アフリカから奴隷として移民させた。
ヨーロッパは、世界各地にそれぞれ植民地を持ち、各国の住民を奴隷のごとくこき使い略奪をした。また逆にそれら植民地の優秀な人材をヨーロッパに移民させた。例えばフランスには多くのベトナム系がいる。現代になってヨーロッパが豊かになると、例えばドイツなどは、3Kの仕事をやらせるために、多くのトルコ人を取り入れた。中東からも見境もなく競って流入させた。
いまや、昔、貧民、無学、無教養だった移民たちが、そうではなくなり、立ち上がり自己主張する時代になった。また、もともと仲の悪かった、キリスト教系とイスラム教系の対立がますます激化してきた。これは宿命の対立で両者が、宗教を捨てない限り永遠に続く文明の衝突だ。特に最近原油高騰により、ますます不労所得が豊富になり、ドバイのような歴史的な未来都市(?)を造れるようになった(最近ドバイの不動産に関して、大疑獄が見つかり今たいへんなことになっているそうだが→ドバイ不動産バブル崩壊?)。対立はますます拍車がかかっている。
日本に関しても、朝鮮併合・台湾併合・日中戦争の負い目で、在日特ア人が「特別永住者」として確か約63万人いる。また「一般永住者」としては、これも特アが多くて約11万人いる。帰化した人々はこれ以外相当数いる。現在帰化する条件はかなり緩和されてきているようだが、帰化しない理由の中には、そのほうが都合がいいことがあるらしい。
以上の事柄は中学生でも分かる歴史だ。
日本の人口は、日露戦争のころ4000万人。昭和初期で6000万人。オイラが生まれた1948年に8000万人。1967年が1億人。2004年が1億2700万人。こんな小さな国土にこれだけ人口が増えてしまったとも云える。
2006年統計で
英国が6000万人。フランスが6160万人。イタリアが5880万人。ドイツが8260万人。これらが、昔、積極的に導入した移民政策のしっぺ返しを食らっているのが現状だ。
さて本題についてだが、
日本国の百年の計を立てる時が来た─外国人材交流推進議員連盟の発足に当たって
移民が人口減の日本を救う
私は昨年来、50年間に1000万人の移民を政策的に受け入れ、1億人の人口を維持する「移民国家ニッポン」を提唱してきた。2007年2月9日の「朝日新聞」の「三者三論」においては「今後50年で人口が仮に4000万人減るとしよう。その間に1000万人の移民を受け入れ、人口一億人の社会へ移行することなら、努力して、やれないことはないと思う」と述べた。7月3日の「日経新聞」の「岐路に立つ外国人研修制度㊦」のなかでは「外国人労働力を研修生ではなく移民としてきちんと受け入れるべきだ」と提案した。中略
なぜ移民の受け入れなのか。それ以外に人口危機を克服するための効果的で合理的な選択肢はないからだ。
海外から移民を受け入れなければ、人口激減で地域住民が一人もいなくなって消えてゆく農山村が相次ぎ、人口の減少に比例して経済と社会が縮小してゆくだろう。一方、移民受け入れ政策を採れば、「移民」の地位で入国が認められた外国人は、日本に骨を埋める決意で仕事に励み、人口減の直撃を受けて元気のない日本経済に活を入れるだろう。例えば、第一次産業地帯では定住外国人の力を借りて農林業がよみがえり、荒れる一方であった日本の歴史遺産である水田や山林が守られ、食糧と資源が確保される目途が立つだろう。
この構想の強化が、
2008年1月7日の「ワシントンポスト」に「人口危機をロボットが救う?―労働人口が減少する日本は移民を拒み、テクノロジーに頼る」という記事が掲載された。ワシントンポストのブレイン・ハーデン東アジア総局長の東京発のリポートである。
この記事は、人口減少に悩む日本が選ぶのは日本人の好きなロボットであって、苦手な外国人ではないだろうと皮肉っている。未曾有の人口危機に向かいながらもなお出生率が上がらず、移民の受け入れにも踏み切れない日本にとって、ロボットこそが最後の救世主というわけだ。
いつものパターンだ。外国の新聞社の記事に取り上げさせる→世論を形成させる→法案化する。だいたいワシントンポストなんて最近中国系プロパガンダをよくする新聞じゃないか。日本は技術立国。外国人を移民化してロボットとして働かさせるより、本当のロボットを作って、単純労働を補填させるのがなぜ悪い。
日本国民が豊かに、安全に暮らせることは、人口を多く維持することとは違うと思うのだ。中国のチベット・ウィグル等に対する侵略も、漢民族をどんどん送り込んで、やがて人口で支配してしまう戦略。これがカナダでも米国でも現在起こって大問題なのだ。バンクーバーなぞ人口の30%以上が、中国人・韓国人になってしまって、多くの問題が次々増えてきている。
バンクーバーで移民しているオイラの知人に、なぜカナダ国籍をとらないのか?と聞いたらカナダでは、国籍をとるときには、英国女王陛下に忠誠を誓う宣誓書にサインしなければならない。それがいやだ、と云っていた。どちらかというと日本で左翼系だったので、なおこだわるのかもしれない。
また移民してきた外国人達が老齢化してきたとき、日本はどのようにその人達の面倒をみるのか。日本人の国民性とまったく違う人々を。日本の移民に対する現状の体制は「バスに乗り遅れる」ではなく、国際的世論が人間尊重のこれからの時代においては、先を行っている知恵かもしれない。日本人の素晴らしさは、社長でさえ掃除したり、雑巾かげを厭わない国民性だ。他の国に比べたら、ぜんぜん階級社会ではないことだ。
この構想を進めていけば、もしかして四国は中国人の自治州になってしまうかもしれない。対馬なぞ竹島のように占領されてしまうかもしれない。前例としてオウム真理教が、ある人口の少ない村に信者の移住させ、乗っ取られる寸前までいったこともある。
左翼は盛んに「武力の侵略」に反対するが、人口移住にたいする「平和の侵略」には賛成なのか。もともと頭がお花畑だから相手にしないが。辻元さん・福島さん元気かい。
ともかくこれに賛同して法案化しようというのが、外国人材交流推進議員連盟らだ。
次の選挙で落すべき議員があぶりだされた。
役員
メンバー
衆院議員
- 森喜朗(衆 石川2区)
- 衛藤征士郎(衆 大分2区)
- 河村建夫(山口3区)
- 大村秀章(愛知13区)
- 阿部俊子(比例中国ブロック(岡山3区))
- 猪口邦子(比例東京ブロック)
- 伊藤公介(東京23区)
- 石崎岳(北海道3区)
- 大塚拓(比例東京ブロック)
- 大野松茂(埼玉9区)
- 大前繁雄(衆 兵庫7区)
- 岡本芳郎(衆 比例四国ブロック(徳島1区))総務大臣政務官
- 岡部英明(比例北関東ブロック(茨城5区))
- 奥野信亮(奈良3区)
- 小野晋也(愛媛3区)
- 亀岡偉民(衆 福島1区)(亀岡よしたみ)
- 木村義雄(香川2区)
- 木挽司(衆 兵庫6区)
- 塩崎恭久(愛媛1区)
- 塩谷立(静岡8区)
- 清水鴻一郎(衆 比例近畿ブロック(京都3区))
- 下村博文(東京11区)
- 菅原一秀(衆 東京9区)
- 関芳弘(衆 兵庫3区)
- 土井亨(衆 宮城1区)
- 長島忠美(比例北陸信越ブロック)
- 中野正志(比例東北ブロック)
- 中森福代(比例北関東ブロック)
- 中山泰秀(大阪4区)
- 西村康稔(衆 兵庫9区)
- 野田毅(熊本2区)
- 萩生田光一(東京24区)
- 松本純(衆 神奈川1区)
- 松本文明(衆 東京7区)
- 三ッ林隆志(埼玉14区)
- 三原朝彦(福岡9区)
- 御法川信英(秋田3区)
- 宮下一郎(長野5区)
- 宮路和明(衆 鹿児島3区)
- 村田吉隆(岡山5区)
- 山際大志郎(神奈川18区)
- 山中あき子(衆 千葉2区)
- 山本明彦(愛知15区)
[編集] 参院議員
- 丸川珠代(参 東京都選挙区)
- 秋元司(比例区)
- 岡田直樹(石川県選挙区)
- 岡田広(茨城県選挙区)
- 末松信介(兵庫県選挙区)
- 伊達忠一(北海道選挙区)
- 谷川秀善(大阪府選挙区)
- 塚田一郎(参 新潟県選挙区)
- 鶴保庸介(参 和歌山県選挙区)
- 中川雅治(東京都選挙区)
- 二之湯智(参 京都府選挙区)
- 古川俊治(埼玉県選挙区)
- 山本一太(群馬県選挙区)
- 山本順三(愛媛県選挙区)
- 吉田博美(長野県選挙区)
・元メンバー
一粒で二度美味しいオイラのブログ:今日の画像
イスラム教の礼拝
EUもこれらの民族との共存には、ますます頭を痛めている。
これからの人間社会って同じような考えの集まりが、束縛もなく強制もなく
差別もなく、暮らしていけるのが、最善だと思う。
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コメント
ここまで行けば、自民党解体だね。
日本国民の琴線に触れた。
小泉の自民党を解体するが、実現の方向にいっているかも。
投稿: アイヤー | 2008年8月18日 (月) 13時20分