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2008年5月 4日 (日)

どうもワカラナイ地球温暖化と二酸化炭素説

日本では1997年に第3回気候変動枠組条約締約国会議が京都で開かれ温室効果ガス排出規制に関する国際的合意形成がなされた(地球温暖化防止京都会議)。そして先進国に温室効果ガス排出規制を課す京都議定書が採択された。それ以後日本ではテレビでCG映像をつかった衝撃的な未来予測映像が流行った。

その後米国ブッシュは、科学的に疑わしいと批准に反対の立場を取ってきた。それに反して、アル・ゴアが作った「不都合な真実」(An inconvenient Truth)の映画で全世界、衝撃を与えられ、日本でも同調した特集が新聞・雑誌・テレビでおびただしく流されている。。

人間がここ100年の文明の発達により人工的に排出した二酸化炭素の累計が、これから地球を温暖化して、その影響で海水面が上がり海岸線は後退し多くの都市が水没する、台風等の多発、農作の悪影響、伝染病の蔓延・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。とマスコミでは、思考停止でこの説が確定されているみたいだが。なにか仮説が定説に化けているのかも。

日本も批准したことから、オーバー分を排出権として他の国から購入するようなシステムになっているとの事。特にEU諸国が熱心なようだ。中国なぞ膨大な二酸化炭素を排出していても、対象にはならないとか。訳がわからない。

オイラなにかこの辺りは胡散臭い匂いを感じるんだよ。学者によっては、温暖化ではなく地球は寒冷化に向かっているという説も活きている。また温暖化はしているが、人工的な排出二酸化炭素なぞ全然関係ないという説もある。まさに仮説が定説の格好をして歩いているような。

オイラが集めた色々な説を簡単に披露すると。

1970年代のころは、これから地球は寒冷化すると云われていたんだよ。

最近の100年間で地球表面の気温は約0.5度上昇したという。ところが、過去100年間の温暖化傾向のうち、気温上昇のほとんどの部分は1940年までの40年間に起きており、その後1970年代までは平均気温が下がっている。1970年代初頭には「もうすぐ氷河期がくる」とさえ予測されていた。

また、原因は二酸化炭素ではない。太陽の黒点の増減の関係

1750年以来の地球の平均気温の変化は、黒点など太陽磁気の変動サイクルと、とてもよく似た動きをしており、地球の気温上昇の最大の原因は二酸化炭素の増加によるものではなく、太陽自身の変化によるものである可能性が強い、としている。 また、過去3000年間の平均気温を調べると、現在よりも温度が高かった時期が5回あり、今は300年前に起きた非常に小さな氷河期が終わって、その後の温度上昇期にある、と書いている。よくいわれている「地球は過去最高の温度になっている」というのは間違いだ、と主張しているのである。

グリーンランドはその大昔グリーンだった。

西暦1000年ごろから1400年ごろまでの温暖な時代には、北極圏に近いグリーンランドにアイスランドの人々が移民して、農業を行っていた。彼らはコロンブスよりはるかに前に北米大陸を探検していたが、その後の気候の寒冷化によって農耕ができなくなって入植地から撤退し、その後現在までグリーンランドでは農業は行われていない。こうした歴史的事実からも、中世に今より温暖な時代があったことが分かる

人類が二酸化炭素を発生させているから逆に温暖化を抑えている。

 人類が石油や石炭を燃やすことは、温暖化ではなく冷却化を助けているという説もある。燃焼によって大気中に放出される亜硫酸ガスなどの微細な粒子が太陽光線を弱め、地球が過熱するのを防いでくれているので、燃焼をやめたら温暖化は逆に進んでしまう、という主張である。

太陽黒点が減ると寒冷化、黒点が増えると温暖化。

 太陽は、黒点活動が活発になると、電磁波(太陽風)を多く放出し、電磁波は宇宙線を蹴散らすので、地球にふりそそぐ宇宙線が減る。宇宙線が減ると、雲の発生が抑えられ、晴れの天気が多くなり、地球は温暖化する。逆に太陽黒点が減ると、ふりそそぐ宇宙線の量が増え、雲が増えて太陽光線がさえぎられ、地球は寒冷化する。世界史を見ると、太陽黒点が特に少なかった1650年からの50年間に、地球は小さな氷河期になり、ロンドンやパリで厳しい寒さが記録されている。

二酸化炭素による地球温暖化という大嘘:国際情勢の分析と予測さん 

大気の温室効果は現状で熱放射の95%を捕らえており、温室効果が増加する余地はわずか5%しかない。その上、温室効果の大部分は水蒸気であり、二酸化炭素が効力を発揮するのは低温or乾燥した地域に限られることになるという。水蒸気と比較したとき、二酸化炭素ガスの温室効果は圧倒的に小さいのだ。

エアコンの冷媒ガスは昔フロンガスだったのが、国際的にオゾンホールを作る原因となるという学説で禁止になった。その結果自動車のエアコンも建物のエアコンも新規ガスの充填は代用ガスか新製品にしなければならない。これも最近の研究ではフロンガスは濡れ衣という見解が出ている。儲かったのはデュポンとナショナルと・・・という話もある。

また二酸化炭素に関しても、温暖化すると海水も温度上昇するがその結果、海水に溶けていた二酸化炭素が放出され、空気中の二酸化炭素が増える。これは人工産二酸化炭素なぞの比ではないくらいの多い量だとのこと。温暖化→二酸化炭素増。

ここにきて、二酸化炭素の排出量を国際的公約で数%減らすとかなんとかいっているが、そんなことで効果があるというのなら、この話は嘘だと考える。例えば50%以上減らさなければならないだったら、もしかして本当かもだが。

地球の歴史では、常に勝手な理由であちらこちら気候は変化するものだ。それは人間のなせる業なんていう小さいものでなく、途方に多きい業で。

「地球に優しい」なんて標語が流行ったが、オイラはこの言葉は大嫌いだ。それこそ人間の奢りから出た言葉に感じる。数年後、実は寒冷化に向かっているという数値が出てきたら、今煽っている学者・マスコミはどうするのだろう。

オーストラリヤの旱魃、中国大河と流域の旱魃、インド北部の気候悪変化等々人間の行為とは関係なく起こっているのかもしれない。またマスコミ・メディア・ネットの情報の氾濫で過去は知りえなかったことが世界中瞬間的に伝わることが、なにか新しい変動が起こっているように錯覚させるのかもしれない。

それじゃなぜこんな話になって来たのだろう。国際的な陰謀だと云う人がこの頃多くなってきたように感じる。オイラも何かその匂いを感じる。

一粒で二度美味しいオイラのブログ:     今日の画像

過去からも、これからも超低気圧は発生する。

Izv5gb6sjfur

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コメント

テレビでは、毎日温暖化ニュースで一杯。CO2を減らそうと大キャンペーン。

今年の日本は現在までのところ、完全に寒冷化の天気状態。
いまになって、変える訳にも行かないだおうが。

投稿: わいわい | 2008年5月30日 (金) 08時57分

出勤中にみた朝日新聞の宙づり広告「南極の緑化」、バカを通り越して、朝日るですね。

投稿: LEE | 2008年7月18日 (金) 11時06分

環境問題で有名な「武田邦夫」と「池田清彦」、クソ野郎だね。後者は農水省の出先。

投稿: LEE | 2008年9月29日 (月) 17時14分

《地球の自然現象は主に「熱力学」をはじめとした物理的現象》です。

大雑把に言うと、地球の自然現象特に熱に関するものは物理現象であって、化学現象ではないのです。

「二酸化炭素地球温暖化論」は特定の物質とその濃度という典型的化学屋あるいは薬屋さん的発想なのです。

 特定物質(二酸化炭素)の組成の“濃度”を削減しようということをしていのだが、所謂「温室効果」の〈33℃〉とは地球の重力場における、全大気の「質量」によるものです。(ボイル・シャルルの法則)

地球というのは大きいのです。「地球温暖化」というのは、大気の一構成ガス(「温室効果ガス」というらしい・二酸化炭素)の「濃度」とかで決まるというのは間違いです。

 そんな「薬の調合」みたいな、ままごとのようなもので、「気象現象」や気温が説明できまるものではないのです。

因みに、地球には球体であることにより、水が沸騰する位の「温度差」があります。気象現象とは《大気の仕事》です。

大気はその「温度差」が無くすべく動くのです。(エントロピー増大の法則)

ものごとは安定する方向に変化する、これを《エントロピー増大の法則・熱力学第二法則》といいます。

大気の《エントロピー増大》の過程それをを総称して《気象》というのです。

それは《熱力学の法則》という物理法則によって営まれるのです。特定のガスの“濃度”とかといった“化学”によって営まれるのではないのです。

二酸化炭素によって地球が温暖化するなら、エネルギー問題は解消です。


 

投稿: あおぞら | 2009年5月29日 (金) 20時18分

地球は氷の惑星です。太陽エネルギーによってはマイナス18℃です。これは家庭用冷蔵庫のフリーザーの温度です。

「放射平衡温度」といって「地球の表面」(大気があるので5500m上空)です。

これが「地球の平均温度」で、人工衛星から測った温度と一致します。

地表で15℃になるのは、大気に圧力(気圧)があるためです。大気中100m上昇するごとに0,6℃降下するのです。

06×55=33℃ 
   引力⇒(質量→重力)⇒気圧(圧力)⇒温度(T)
       (熱力学第一法則・ボイルシャルルの法則)


地球の「重力場」という宇宙的な地球全体の大きな物理の世界なのです。

二酸化炭素地球温暖化論とは、「二酸化炭素」だとか、「エーロゾル」とか物質(化学)のマイナーな的はずれの話です。

それは、“おままごと”のような意味の無い取るに足らない話です。

インチキ論に振り回され、だまされてはいけません!。

今、一番重要なリソースそれは“税金”なのです。

    

投稿: おおぞら | 2009年5月31日 (日) 09時09分

素朴な疑問があります
化石燃料を燃やした熱とか原子力発電したときの熱はそもそもどこに逃げていくのででしょうね 

投稿: | 2010年2月23日 (火) 16時02分

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