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2008年5月13日 (火)

中国・四川大地震発生

あんな中国奥地、今話題のチベット近くが地震多発地帯だとはオイラも知らなかった。この辺からなんと北京の方まで、過去多く地震が起こっている地帯とのことだ。1976年には唐山大地震ってのがあって、河北省唐山市付近を震源として発生したマグニチュード7.8の直下型地震だった。

オイラ1980年に「JC青年の船」の設営側として乗船で、中国の天津・北京に行ったのだが、天津で崩壊したままの建物を多く見つけ、通訳に聞いたら大きい地震の跡だと云っていた。その頃はあまり内情を詳しく話せなかったらしい。だからその時は半信半疑だった。それがこの唐山大地震だった。当時は文化大革命のさなかで自力で復興すると海外の援助を拒否したらしい。公式には24万人の死者ということになっているが、非公式には60~80万人の死者が出たとも云われている。

直下型地震に限れば世界で起こっている1/3が、な、な、なんと中国領土内だそうだ。

13日この地震による死者は現在1万人を超えるという発表が出ている。

米地質調査所(USGS)によると、中国・四川省東部で12日、マグニチュード(M)7・8の地震があったと発表があったが、新聞ではその後マグニチュード(M)7・5と同所は修正した。とのことだが、そもそも中国の調査所は発表する機関がないのか。それとも発表しても世界は信用できないのか。米国にその辺のところを下請けでお願いしているのか。この米地質調査所(USGS)の発表を皆使っているのが気に掛かるね。

現在はM7.9となっていたみたいだ。どれが本当なんだろう。Intensity

Zoomout

このマグニチュードなのだが、源地から100kmの位置にある標準地震計の最大振幅の常用対数を用う。マグニチュードの数字が1増えると、地震のエネルギーは32倍に、2増えると32×32で1024倍にる。ここからオイラ流→だから0.1増えると3.2倍。(M)0.3下がったとすると3×3.2×32=307  約1/307になったということか?。いやいや対数が絡んでいるので、そんな簡単な計算ではないらしい。頭が痛くなった。

ここで過去の地震のおさらいをしよう。

巨大地震級

1960年5月   : チリ地震              :M9.5 

2004年12月  :スマトラ島沖地震          :M9.3  

1994年10月  :平成6年北海道東方沖地震    :M8.1 

2003年9月   :平成15年十勝沖地震       :M8.0                            

大地震級

1923年9月   :関東大震災             :M7.9

1964年6月   :新潟地震               :M7.5

2004年9月   :平成16年東海道沖地震      :M7.4

1978年6月   :宮城県沖地震            :M7.4

1995年1月   :平成7年兵庫県南部地震     :M7.3

1896年8月   :陸羽地震               :M7.2

2005年8月   :宮城県沖地震            :M7.2

2005年3月   :平成17年福岡県西方沖地震   :M7.0

現在の情報では

【北京12日共同】新華社電によると、中国四川省綿陽市北川県の当局者は十二日、地震で県内の八割の建物が倒壊したと語った。

アメリカの地質調査所によりますと、中国西部の四川省で現地時間のきょう午後2時28分頃、マグニチュード78の大きな地震が起きました。 震源は四川省の省都・成都の西北西90キロの地点で、震源の深さはおよそ10キロと推定されています。

[成都(中国) 13日 ロイター] 中国南西部で起きた四川大地震で死者数は四川省だけで1万人に迫り、数百人が倒壊した建物の下敷きとなっている。国営メディアによると、四川省を震源とするマグニチュード7.8の地震により、同省では少なくとも学校8校、複数の化学工場、少なくとも1つの病院が倒壊、数百人が生き埋めになっているという。

 中国にとって過去30年で最悪となるこの地震による死者数は、今後も増加する見通しで、四川省の省都・成都から約100キロにある震源地のブンセン県付近には、道路や鉄道の切断のために救援活動が届かない状態となっている。

 同省の都江堰市では3階建ての学校が崩壊し、約900人の生徒が生き埋めになった。政府は救援活動のため軍隊や医療チームを派遣。温家宝首相も被災地入りした。

 四川テレビによると、死者数の7000人以上は同省北川県に集中し、同県では建物の80%が崩壊した。

 今回の地震は、死者30万人を出した1976年の唐山地震以来、中国を襲った最悪の地震となった。

地震の被害はその揺れ方・大きさに大きく比例する。一般にはその揺れの加速度ということになり「ガル」という単位で表す。

地震動の加速度で一秒間にどれだけ速度が変化したか表す単位で、 1ガルは、1ガル=1cm毎秒毎秒(1gal=1cm/sec2)です。これも、震度と同様に、同じ地震でも観測地点の位置によって違う値をしめします。標準的な地球上の引力(=重力加速度)は980galで、これを1G(いちじー)と表すこともあります。

関東大震災では330ガル。阪神大震災では最大値の場所で800ガルの加速度が生じたといわれている。震源地からの距離・方向、その場所の地盤の地質などに大きくその数値は影響されるのでバラバラになる。建築基準法での採用数は大地震時で300~400ガルの加速度の係数で構造計算をする。地盤が岩盤層なら小さく、堆積層だと大きくなるのが一般だ。もし1000ガルで構造計算したら建物はピラミットの形になってしまうかもしれない(笑)

成都というのは大都会で高層建物がかなり多くありそうだが、テレビで見る限りそれらは倒壊していないようだ。中国の建物は柱・梁・床は鉄筋コンクリート造で外壁・内壁はレンガブロックで埋めるという造りなので、

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↑中国・蘇州市にて

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↑同じような造りとして、ベトナム・ホーチミン市にて

日本と比べ、地震の揺れを想定していない建物がほとんどだ。柱・梁のサイズ また鉄筋の配筋をみれば、恐ろしいほどだ。上海などもほとんど同じ建築構造だ。グレード的には日本の1/3前後安く出来る構造躯体設計だと考える。上海などは地盤の柔らかいデルタ地帯に超高層の建物が続々なのだが、地震がなくても自重で沈下しているとのこと。これでまともに地震を受けたら・・・・・・・。おっとこれは内政干渉になるからやめておこう。

震源地から成都は約90キロ離れている。東京と熱海ぐらいの距離だ。阪神大震災でも大阪・京都は大きな被害はなかった。まして多分地盤は岩盤に近いくらい硬い地盤なのだろう。地盤は、四川盆地で堆積層らしい。それにしては、成都に関しては被害が少ない様に見える。高層建物の倒壊はいまのところ無いようだ。成都辺りでは多分震度4程度ではなかったか。一部を除いて新高層建物も多くが健在なようだ。もし震度が5~7だったらほとんどの高層建物は倒壊すると思う。

ただ震源地の周辺の人口密集地は莫大な被害が発生していることが予想される。震度も5~7程度にはなるかもしれない。地滑りや建物崩壊は相当発生していることだろう。純木造はほとんどないので、火災による死者は少ないと思う。ほとんどレンガやブロック造りなので、崩壊による圧死がほとんどであろう。死者は数万人に達することだろう。中国共産党も今回のこの対処を間違うと、内陸部からの大反乱が起こるかもしれない。

被害状況写真はこれを見てくれ。Nextをクリックで48枚の写真が見える:REUTERS PICTUERS

また噂では、前々から云われていたことなのだが、長江の上流にできた世界最大の三峡ダムの大水圧が地震の引き金を引くのじゃないかと危惧されてきたのだが、今回偶然なのか起こってしまった。この件は地震や地質の研究者の一部から漏れていた見解なのであながちまったくのデマとは云えないかもしれない。

国土の乾燥化・水不足・海外まで迷惑を掛けている公害・貧富の格差の激増化・チベットを中心として自治州問題・人権弾圧に対する世界からの批判・官僚の汚職の常態化・お金優先の国民の人心荒廃・北京オリンピックボイコットへの動き・中国内のインフレの進行・中国金融、不動産バブル崩壊の兆し・そして今回の四川大地震。

なにかタタリのような。      冗談言葉が出なくなってしまった。

一粒で二度美味しいオイラのブログ:     今日の画像

祟りじゃ、祟りじゃ、タタリじゃあー。

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コメント

ちょと気になる記録がいま出回っています。
1923年2月 カムチャッカ地震-M8.5
1923年3月24日 四川地震-M7.3
1923年5月~6月 茨城県群発地震
1923年9月11日 関東大震災-M7.9

2006年4月23日 カムチャッカ地震-M7.9
2008年5月8日 茨城県沖地震-M7.0
2008年5月12日 四川地震-M7.8 new! ←いまここ

投稿: dankai | 2008年5月13日 (火) 17時57分

長江三峡ダムの話だが、2006年8月15日付で記事が出ているよ。大紀元だが。
「人権センター:三峡ダムで強い地震の可能性」
http://www.epochtimes.jp/jp/2006/08/html/d29302.html
単なる噂ではなかったのよ。

投稿: 珍湖臭 | 2008年5月14日 (水) 10時03分

被災支援金の99%流用 中国陝西省:共同(2006/1/13)

 中国陝西省で2年前に発生した洪水被害で、中央政府が被災農民の支援費用として拠出した約5900万元(約8億4400万円)のうち、地方当局が99%以上を流用、被災民が受け取ったのは約50万元(約710万円)にすぎないことが13日までに明らかになった。支援費用の拠出元である国家発展改革委員会系の中国紙、中国経済時報が同日までに伝えた。  同紙によると、地方政府はさらに、不満を訴え抗議した農民らを拘束、最長3年間の「労働教育」処分としており、住民を全く顧みない地方政府が存在する実態が浮き彫りになった。

投稿: kanbou | 2008年5月15日 (木) 11時01分

中国での地震。そんなに!するこたあー、ねえだだよ。

地震が多い中国
20世紀になってから、中国ではマグニチュード6以上の地震が約800回発生し、死者は約50万人(2008年5月12日に四川省で発生した地震を含めず)と、全世界の地震による死者の約半数を占めている。

 また20世紀以来、中国国内で発生した自然災害の死者のうち、約半数が地震による死者が占める。

■20世紀に中国で発生した主な地震
(Mはマグニチュード)

●海原地震(1920年12月16日/M8.5/死者約24万人)
 甘粛省南部の海原県(現在は寧夏回族自治区)で発生。被災地は山間部で、山崩れなどで村全体が埋まったケースが多かった。救援活動もほとんどなく、死傷者数が増加したとされる。

●古浪地震(1927年5月23日/M8/死者約4万人)
 甘粛省の古浪県で発生。海原地震と同様、山崩れによる死者が多かったとされる。

●昌馬地震(1932年12月25日/M7.6/死者約7万人)
 甘粛省の昌馬堡で発生。近隣都市の酒泉に大きな被害をもたらした。地域によっては家屋の9割が倒壊したという。上海の天文台と北京地震台も揺れを観測した。

●畳渓地震(1933年8月25日/M7.5/死者2万人以上)
 四川省の四川県茂県畳溪鎮で発生。茂県地震とも呼ばれる。震源は2008年5月12日の地震に近い。

●察隅地震(1950年8月15日/M8.5/死者4000人)
 チベットのザユル(察隅)で発生。ヒマラヤ山脈で発生。山崩れで、村ごと谷を流れるヤルツァンポ川中に流された村もあったという。

●〓台地震(1966年3月8日、22日/M6.8、M7.2/死者計8064人)(〓は「形」のへん部分におおざと)
 河北省の〓台地区で発生。中華人民居和国成立以後、人口密集地帯で発生した初めての大地震。同省・隆堯県で発生した地震の2週間後、規模が更に大きい地震が近隣の寧普県で発生して被害が拡大した。

●通海地震(1970年1月5日/M7.7/死者1万5621人)
 雲南省・通海県で発生。当時の中国は文化大革命期で、重大な事件については極端「秘密主義」を取る場合も多かった。新華社は地震発生後4日目になって報道したが、被災状況などは伏せられた。

●海城地震(1975年2月4日/M7.3/死者1328人)
 遼寧省の海城市で発生。中国国家地震局に「ネズミの大群が走り回っている」、「ニワトリが群れで飛んだ」、「井戸から水があふれ出た」など、地殻の異常を示す情報が次々と寄せられたことなどで、同局は地震発生が近いと判断。住民100人を緊急避難させていたため、被害が最小限に抑えられたという。

●唐山地震(1976年7月28日/M7.8/死者24.2万人)
 河北省唐山市で発生。地震規模が大きい上、いわゆる直下型地震であったため、甚大な被害が出た。唐山市は石炭産業も発達し、中国有数の工業都市として人口100万人を有していたが、地震によって壊滅状態となった。中国は「自力更生の精神で困難を克服する」として、外国の救援を拒絶した。

●瀾滄・耿馬地震(1988年11月6日/M7.6、M7.2/死者743人)
 1回目の地震は雲南省臨滄市瀾滄ワー族自治県を中心に午後9時3分、2回目は約120キロメートル離れた同市耿馬タイ族ワー族自治県で13分後の午後9時16分に発生した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080515-00000041-scn-cn

投稿: 陳湖臭 | 2008年5月15日 (木) 15時33分

本日、
ミャンマー(ビルマ)サイクロン死者13万人以上決定。
中国四川大地震死者5万人以上決定。

タタリじゃ。たたり。祟りなのだ。これ見るヨロシ。

Part 1 - Olympic Games China Burma Tibet Darfur...in Chains
http://www.youtube.com/watch?v=84eY81G9Z24&feature=related
Part 2 - Olympic Games China Burma Tibet Darfur...in Chains
http://www.youtube.com/watch?v=Fn3RhXhTd2k&feature=related
Part 3 - Olympic Games China Burma Tibet Darfur...in Chains
http://www.youtube.com/watch?v=84ZQ2YEogX8&feature=related
Part 4 - Olympic Games China Burma Tibet Darfur...in Chains
http://www.youtube.com/watch?v=LwE69_0eLn0&feature=related
Part 5 - Olympic Games China Burma Tibet Darfur...in Chains
http://www.youtube.com/watch?v=1JhPs07oUxM&feature=related
Part 6 - Olympic Games China Burma Tibet Darfur...in Chains
http://www.youtube.com/watch?v=_vYK4wOPqY0&feature=related
Part 7 - Olympic Games China Burma Tibet Darfur...in Chains
http://www.youtube.com/watch?v=XCkKttZwUJU&feature=related
Part 8 - Olympic Games China Burma Tibet Darfur...in Chains
http://www.youtube.com/watch?v=lx2e7_fjQkk&feature=related

投稿: タタリジャ、祟り。 | 2008年5月17日 (土) 15時18分

チャイナは天安門事件のあと、人権問題で先進国にお付き合いを中断されたとき、日本が一番早く天皇まで送って緩和に努力した。サーズでもその隠蔽体質を問われ、非難されたときも、日本は理解を示し、友好を継続した。
ところがチャイナは感謝するどころか、ODA絡みの金が欲しくなると、戦時中の問題を穿り返し、国民を煽り、反日を高め、小泉の靖国参拝に関しては、内政不干渉の原則を一方的に無視し、唯我独尊の態度をとり続けた等多くの前科がある。

今回の四川大地震でも、日本国民は騙されないよう心して対処しなくてはならないと思う。

投稿: あらら | 2008年5月24日 (土) 11時45分

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