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2008年5月31日 (土)

確定申告を完了して、450億円の施設に一泊してきた

オイラ、税理士に頼むお金がもったいないので、自分で毎年の法人の財務諸表作成・決算書の作成そして法人税確定申告をしている。ある会計ソフトを7年前に購入(2万円ぐらい)して悪戦苦闘で使い方を覚えた。今はベテランだ。

仕訳伝票入力さえすれば、最終的に貸借対照表・損益計算書、勿論各勘定科目もばっちり作成される。すぐれものだ。そして期末の確定申告はこれまた「エクセル確定申告」(2,200円)これでバッチリだ。e-Taxでの申告は事前の手続きが面倒くさそうだし、税務署も自宅から車で15分ぐらいだから、記入した申告ソフトをプリントアウトして、添付書類と一緒にホチキスで留めて完了→提出。

ITの発達でオイラのように会計について素人だったのが、口笛ふきながら処理出来る時代になったよ。決算書の「資産の部」=「負債の部」+「資本の部」の概念が理解できるようになった。

毎年のこの作業を終えて、以前から行って見たいと思っていた「旧スパウザ小田原」に一泊してきた。

孫を中心に娘夫婦と一緒に今月28日(水)泊で楽しんできた。現在は「ヒルトン小田原リゾート&スパ」になっている。さすが450億円掛かったといわれる施設、営業は世界のヒルトンなのでセンスのよいサービスに満足した。客は平日なのにかなりにぎわっていた。

ヒルトン小田原リゾート&スパ」 公式HP

この施設のいきさつはあまりにも有名だが復習をしてみよう。

スパウザ小田原・・・・・小田原市が買い取りへ

 小田原市は11日、同市根府川の勤労者リフレッシュセンター「スパウザ小田原」を、厚生労働省外郭の特殊法人『雇用・能力開発機構(横浜市中区桜木町、七瀬時雄理事長)』から、8億数千万円で買い取る方針を決めたと発表しました。市が所有し民間に任せる予定。スパウザは、ミカン減反の跡地利用と勤労者のリフレッシュ施設として、同機構の前身の雇用促進事業団が455億円の巨費を投じて建設。総工費の50分の1にも満たない額での譲渡になります。
 市が買い取るのはスパウザ本体と、別敷地の職員宿舎も含め、土地24万6千㎡と建物延べ5万5千㎡。市では民間に貸して運営を任す方針。専門家の意見を聞き、運営方法や業者の公募要件などを検討し、新年度予算に買い取り費用を計上したい考えです。2004年2月には同機構から市に施設が渡される見通し。小澤良明市長は「住民の健康増進という当初の方針を踏まえ、地域振興や観光に生かしたい」と話しています。スパウザの昨年度の収入は26億4千万円で、約250万円の利益があり、経営合理化で買い取り価格に見合う収益を出せる可能性もあるといいます。
 スパウザの建物は、宿泊棟(約3万5千㎡、167室)、浴場、体育館、コテージなど延べ5万2千㎡。プール、テニスコート、ゴルフ練習場などもあります。1998年3月にオープン。市が20億円、県が8億円を出し、周辺の道路などを整備。2001年度は宿泊客7万7千人。飲食や入浴など日帰り客41万2千人の利用がありました。同機構では「小田原市に譲渡しても、当初の目的に沿って使われるなら無駄使いではない」と説明しているそうです。
12月12日「神奈川新聞」(2001年)

ヒルトン小田原リゾート&スパ:出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

もともとは、雇用・能力開発機構が勤労者のための厚生施設として、1998年に445億円の費用(財源は雇用保険)を投じて建設された「スパウザ小田原」であった。

しかし伊豆半島を中心とする他の温泉街を中心に、小田原市が巨大観光地をいきなり公費で建設したことに対する反発や、施設が巨大すぎること、勤労者福祉施設であるため宿泊費等で安価な費用設定ができることなどで世論からも強い反発を受けたため、特殊法人から独立行政法人への移行にあたり小田原市に売却を提案した。

小田原市は、運営委託する企業を公募し、その中からヒルトンへの委託を決定。2004年に雇用・能力開発機構から8億5千万円で購入、同年2月1日より「ヒルトン小田原リゾート&スパ」としてオープンした(オープンまでのドキュメントは、テレビ東京ワールドビジネスサテライト」で放送された)。

なお、従業員の多くは当初こそスパウザ小田原出身で、ヒルトン式の接客マナーなどの研修を受けたが、勤労者福祉施設と外資ホテルチェーンとの価値観の違いと、求められる能力の違いなどになじめずほぼ全員退職した。

施設や一連の工事に巨額な費用を投じたことにより、東京ドーム5個分の広大な敷地に、ホテル、温泉、テニスコート、ボウリング場などの施設が備わっており、民間企業だけでは維持が難しい豪華施設になっている。

ヒルトン委託後も利用者の評判は上々であるが、日本の雇用保険の雇用保険事業による勤労者福祉施設として、小田原市が誘致し設立した経緯からも、民間企業への完全譲渡は難しく、今後の運営のありかたについて小田原市とヒルトンとの間で議論が続いている。

全国各地にある劣化官僚の後始末なのだが。官僚はいいね責任は取らせられないのだから。ただオイラ事業に450億円の巨費を投じたといわれていて確かに施設の規模・グレードはバブル仕様で素晴らしいが、果たして450億円まで掛かるものなのかと感じた。オイラ的見立てでは250億円といったところじゃないか。あとはどこかに行ちゃったってなものか。まあバブルのころはこんなのばっかりだった。崩壊して皆バレタ。

まあオイラとしては、自宅から車で30分ぐらいで、これだけのホテルリゾートと温泉を楽しめるのだから、文句は言えない。一人夕朝食事付で1.6万円は大変廉価に感じた。温泉浴場に米国人も多く現れていて、聞くと米国からツアー(1週間)で家族と来ているなんてのも多かった。明日は小田原から新幹線で京都に行くらしい。なれると米国人も温泉は病みつきになるとか言っていて、朝も同じガイと露天風呂で一緒になった。夕朝食共にビッフェスタイル(バイキング)だったが内容はかなりグレードが高かった。

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バーデゾーン施設(水着着用スパ)に連なるガーデン。手入れが行き届いていた。ツツジが咲いている中で泳ぐのも新鮮な気分だった。

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真鶴半島と先端の三石が望める。丘(小山)の頂上にあるので眺めは最高だった。

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夜の敷地内チャペル。幻想的なパフォーマンスだった。

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室内 バーデゾーン施設(水着着用スパ)時間で大噴水によるスコールが楽しめる。

まあ、熱海・伊東等旧来からの温泉地にはなかった施設だし、これからもこの規模の施設はめったに出現しないだろう。

なぜなら、この営業規模に450億円掛けたら、民間では必ず返済に行き詰まって破産するからね。

バーデゾーン施設(水着着用スパ)流れるプール。天然温泉で多少塩泉ぽかった。

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コメント

税金払いたくないので、わたすは、せっせとNPOに寄付するだ。

投稿: LEE | 2008年6月 1日 (日) 09時00分

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