死ぬまでミュージカル、死んでもミュージカル
オイラ、ご幼少の頃から映画はいっぱい観すぎた。ナーニ、繁華街にある映画館(その頃4ヵ所)の映画ポスターをオイラの家の壁に張らせる代償として、鑑賞無料券を毎回もらっていたので、一家でタダ観をしていただけなのだが。まあ親と一緒だから親の趣味の映画に付き合うことになったのだが。
「三つ子の魂百まで」といわれるが、幼少のころの体験は現在まで尾を引いているようで。多分そのころ、米国ハリウッドの戦前戦中の未輸入映画もどっと入ってきたのだろう。特にオイラにはその頃のミュージカル映画が脳味噌に焼き付いているようだ。最近はいつの間にかミュージカル映画はインド以外はほとんど製作されていないようで、今の若い人にとっては、過去の遺物に映っているのかもしれないが、唄と踊りと単純なストーリー。Youtubeなどのビデオサイトのお陰で、この頃逆に先祖がえりをしていて、オイラも堪らなく先祖帰りをしているのだ。
映像では、映画館しかない時代、このミュージカル映画というのは、木戸銭払って同じ映画を何度も観客が観に来るので、歩留まりのいい儲かる映画なんだよね。オイラ「ウェスト・サイド・ストーリー」なんて映画館で20数回は観ていると思う。「南太平洋」「マイ・フェア・レディー」も同じく10回前後観た。
観る度に唄・音楽・踊りに馴染んでいくので、いつまでも飽きないという仕掛けがある。特定の音楽CDを聴けば聞くほどさらに聞きたくなるという中毒症状に見舞われるのと同じだ。
オイラYoutubeのお陰で、この頃、幼少のころ観たミュージカルに魅了されている。過去レンタルビデオでずいぶん楽しんだが、Youtube等にはそれ以上の広がりがあるし、PCの画面で即、大変便利に楽しめる。宝の宝庫だ。(特に有名な「ザッツ・エンター・テイメントのⅠ・Ⅱ・Ⅲ」がよい入門書になる)
代表的なミュージカル映画の一覧
(舞台作品の映画化は「stage = S」で示す。括弧内は舞台の初演年度)
- 1940年代
- ヤンキー・ドゥードル・ダンディ (1942)
- スイング・ホテル (1942)
- 若草の頃 (1944)
- 我が道を往く(ゴーイング・マイ・ウエイ) (1944)
- ステート・フェア (1945)
- 錨を上げて (1945)
- ジーグフェルド・フォーリーズ (1946)
- ハーヴェイ・ガールズ (1946)
- イースター・パレード (1948)
- 踊る大紐育 (1949) S (1944)
- 1950年代
- アニーよ銃をとれ (1950) S (1946)
- 巴里のアメリカ人 (1951)
- ショウ・ボート (1951) S (1927)
- 恋愛準決勝戦 (1951)
- 雨に唄えば (1952)
- バンド・ワゴン (1953)
- 紳士は金髪がお好き (1953) S (1949)
- カルメン (1954) S (1943)
- ブリガドーン (1954) S (1947)
- ショウほど素敵な商売はない (1954)
- 略奪された七人の花嫁 (1954)
- オクラホマ! (1955) S (1942)
- 野郎どもと女たち (1955) S (1950)
- 上流社会 (1956)
- 王様と私 (1956) S (1951)
- 絹の靴下 (1957)
- パリの恋人 (1957)
- パジャマ・ゲーム (1957) S (1954)
- 南太平洋(1958) S (1949)
- くたばれ!ヤンキース (1958) S (1955)
- 恋の手ほどき (1958)
- 1960年代
- ウエスト・サイド物語 (1961) S (1957)
- ジプシー (1962) S (1959)
- ジャンボ (1962) S (1935)
- シェルブールの雨傘 (1964)
- マイ・フェア・レディ (1964) S (1956)
- メリー・ポピンズ (1964)
- サウンド・オブ・ミュージック (1965) S (1959)
- オリバー! (1968) S (1960)
- スイート・チャリティ (1968) S (1966)
- チキ・チキ・バン・バン (1968)
- ハロー・ドーリー! (1969) S (1964)
- 晴れた日に永遠が見える。
- 1970年代
- 屋根の上のバイオリン弾き (1971) S (1964)
- キャバレー (1972) S (1966)
- ジーザス・クライスト・スーパースター (1973) S (1971)
- サタデー・ナイト・フィーバー (1977)
- 1990年代
- ムトゥ 踊るマハラジャ (1995)
- サウスパーク (1999)
特に1930年代から1950年代は、まさにタップダンスを中心とした踊りと音楽・唄の全開全盛期だった。数々の名シーンがいまでも息づいている。本番一発で、とても現在では実現できないシーンが星屑のようにあるが、今回はそのなかで、誰もが賞賛する歴史に残るシーンを紹介したい。
↓コールポータ作曲のビギンザビギン(Begin the Beguine)1940年の「踊るニューヨーク」。これだけのタップダンスは以後の歴史でないだろう。フレッド・アステアとエレノア・パウエルだ。
↓これに挑んだよ、今のダンサーが。素晴らしい。これが出来るのが米国の豊かさだね。
↓あまりにも有名な「雨に唄えば」(Singing in the Rain )で、雨の中で踊るシーン。ジーンケリー(Gene Kelly)だ。時代を超越した有名シーン。
↓これにアイススケーターの若者が挑んだよ。素晴らしい。層の厚さを感じさせる。
↓今日の最後だ。↑と並んで超有名な「巴里のアメリカ人」もちろんジーン・ケリーとレスリーキャロン(彼女がまたチャーミングで)。まさに芸術だよ。
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