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2008年3月20日 (木)

オイラのみかん山

今日は風雨の強い休日だ(春分の日)。オイラのオヤジは6年前の春分の日の早朝に、行年81歳で逝った。七回忌を先週日曜日におこなった。ネットで法要と法事の使い分けを知った。法事とは、縁者の再会・お経から墓参・その後の食事会・散会までの全体を意味するとのこと。法要とは縁者がお経の場に立ち会うことらしい。(もちろん深い意味は多くあるが)

親不幸のオイラだったが、オヤジに死なれるとやはり寂しい。オヤジが晩年までも熱心に手入れをしていたみかん山を引き継ぎ、オイラが手入れをしている。金には全然ならない。マイナスのマイナスだが。人生での余裕として大事にしている。

年に数回の機械草刈り(除草剤の場合もあり)、年3回の配合肥料撒きと防除、撤果、剪定、マシン油散布、そして果実収穫と貯蔵、知人に贈答宅配ってところか。農協に出荷はするが大した収入ではない。10万円以下なのだ、1年汗かいて。主に運動とストレス発散・自然と常に触れ合う快感・そしてこれらを通して関連スキルを磨く喜びってところだ。だからやや競合するゴルフは極力止めている。

草刈機・チェーンソー・モノラック・散水噴霧の加圧システム等、運転と整備はベテランになった。オヤジが生前オイラに手伝いをさせようとしたが、オイラ逃げ回って、ほとんど一部しか応じなかった。息子と一緒に野良仕事をしたかったのだろう。いろいろ手入れの仕方を息子に教えながら。今になるとオヤジの気持ちがよく分かる。みかん山で手入れをしていると横にオヤジがいるような気がして、そのオヤジと世間話でもしながらやっているのかもしれない。けっこうオイラの楽しみなのだ。

ただ毎年収穫のみかんの処理で頭を痛めている。12月~3月は貯蔵しているが、農協に出荷以外、アッチこっち配り、なんとか今年もあと貯蔵箱2ヶ残となり、自宅用でお終いだ。この後八朔、夏みかんと続く。

年間収穫としては、カボス→早生みかん→甘柿→ダイダイ・柚子→温州みかん→青島みかん→ぽんかん→ネーブル→八朔→早生夏みかん。まだ苗木なのがデコポン・レモン・栗・さくらんぼ。野生の収穫の楽しみとして野生ラズベリー・自然薯・ワナ猟のイノシシ。

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右下のレールはモノラックと言って云わばミニモノレール。人も乗れる。

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これがダイダイ。正月のお飾り用にこれだけJAに出荷する。2万円程度にはなる。オイラがダイダイ汁を絞って、カミさんが味付け、醤油ポン酢を約2L作る。冷蔵庫で1年は軽くもつ。もちろん皆に配るが。

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これが山小屋と貯蔵庫。農器具類の倉庫とみかん貯蔵棚が設けられている。

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みかんの収穫前

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知人にみかんをこのようにして宅配。黄色のは柚子。15㎏用ダンボール箱。一般的には宅配料(1000円程度)は負担してもらう着払いで発送。

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昨年の暮れにBBQコンロを築造。レンガ120個使った。もちろんオイラのオリジナル設計図に依る。これの手前に野外本格テーブルをやはりオリジナル設計で造った。

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イノシシもいるのだ。オイラの横浜のポン友がこのワナ猟専門で、オイラの山に掛けたら掛かったよ。ここからお肉になるには、それはそれは残酷なシーンが続くので、おいら見たくないので家に帰って寝たふりしていたら、一部を料理が出来るようにして置いていった。合掌。

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