円と米ドルは連れションベンのレート安
オイラ過去、時々カナダのバンクバー・米国のシアトルから建築建材を購入して「為替命!」の感もあって、いまだに時々為替には興味深く見ている。米国の住宅バブル崩壊でますます米ドルは安くなるというのは、今や世界の定説なのだ。円はそれに連れて序序に米ドルに対して上がって行き(円高)1米ドル=80円もおかしな説ではないなんて云う評論家もいるが。そしたらまたルンルンで米建材の買い付けが出来るかも。
2000年当時は、1カナダドル=約75円 1米ドル=約110円 オイラが一番取引が多かった時期だ。当時カナダはケベック州が独立の是非の投票があり、独立すれば多分1カナダドル=60円台になるとの予想もあり、祈ったものさ。残念、そうはならなかったが。
現在は・・・・・・
(チャートの見方:左欄の各数値は右グラフ上で、カーソルを動かすことで、その日時のレートが表示されます。)
現在の為替の世界を見ると、米国ドルだけでなく、実は仲良く円もデュエットで為替は下落しているねの。
そこで「ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」さんからなんだが。
円高・・・とか報道しているあなた! ドルに対してだけ・・・と付け加えるのを忘れてはいけません。 抜粋
昨日のバーナンキの議会証言は何だったのだろう?
読めば読むほど開き直っているとしか思えませんね。この事態を収拾するには何が起きてもおれの責任ではない、といっているようにしか思えません。「ヘリコプター・ベン」のあだ名をもらうだけあって学者としても一流とは思えないですね、このあたりの発言は・・・
it is important to recognize that downside risks to growth remain
→こんなことは解かっている訳だからわざわざ言及することもない。そして
the Federal Reserve will continue to monitor closely inflation and inflation expectations
→これではドルは下がります。
案の定対ユーロ1.51を突き抜けた。スイスフランに対しては過去最低を更新、豪ドル、キウィーに対してもなんと23年ぶりの安値です。カナダドルに対して所謂パリティーを切ったのは昨年、しかし、豪ドルに対して米ドルが94セント、つまり豪ドルのほうが強い訳。キウィーに至っては82セント、有り得ないよね。これら「ドル仲間」に対して1ドルを切っているのは非常事態といっていいのですよ。基軸通貨がディスカウントされてはいかんのですって。
円高・・・とか報道しているあなた!
ドルに対してだけ・・・と付け加えるのを忘れてはいけません。
豪ドル100円っすよ・・・どこが円高なんだろーねー。
実はこれでもまだ円は本格的に売られてない。ドルのポジションが外れれば次に狙われるのは間違いなく円。だって今、持っている理由が一番無い通貨です。
当局の方はわかっていないようですが、ここで売られたら怖いですよ・・・・まさか対ドルだけ見てれば円高だから・・・・なんていわないですよね。ま、言うか。
ホントに売られたらドルより円のほうが弱い訳ですよ、実際。 円高ならいいんですが、円安になって日本ができることはホントに限られる。
金利を上げる??
ドル売り介入をする??などなど、出来ないメニューばかりですよね。ドルと円が共に安くなっている訳ですから、その中でドルを売るなんて、ヘリコプター・ベンが許す分けないし・・・
円資産は魅力的ですよー、とどこかの国みたいにしっかりセールスしないと日本はえらいことになりますよ、と今から忠告しておきます。ドルのこと、心配してる場合じゃないと思うけどね。過去の事例からして、大体このブログの予言は1-2年であたりますから。
<オイラ>
昨年ヨーロッパに行ってきたポン友の報告では、為替差損というか、マック価格では、日本でビックマックセットが550円とすると、ドイツ・おフランスでは1000円以上だそうだ。EUのインフレ+ユーロ高=の結果だそうだ。
まあチャートで続けて確かめてくれ。
そして最後に
だけどポン友の話では、今ヨーロッパはインフレと不景気とやはり不動産バブルの崩壊とで、米国よりもっと暮らしにくくなっているとか云っていた。やがて暴動に発展するかもしれないとも。日本人の皆様、今ヨーロッパに行くというのは、金を捨てに行く様なものです。旅のお金はもっと有効につかいましょう。→(余計なお世話?)
今年、タイのバンコクにポン友と行ってきたが、以前より増してヨーロッパ人・東欧人で占められていた。英語を喋らない白人で一杯。あちらは休暇だけは恵まれているからね。 山ほどの安物買いをしていたよ。
オイラの頭では理解がなかなかできない。今年からの世界経済は未体験ゾーンに入っていくというのが、正解かもしれない。
一粒で二度美味しいオイラのブログ: 今日の画像
米国の繁栄の象徴だった。
| 固定リンク
コメント