死ぬまでジャズボーカル。死んでもジャズボーカル。
オイラ小学生の頃、エルビスプレスリーから始まって、ナットキングコール・パットブーン・アンディーウィリアムス・フランクシナトラ・サミーデイビスJR・バーバラストライサンド・スティービーワンダー・バートバカラック・メルトーメ・トニーベネット・・・・・といまでもこのジャンルのボーカル(Jazz Vocal)から脱皮ができない。
昔、オイラが設計・監理した、ある旅館の竣工式の祝い宴会で土方達の木遣りの斉唱のあと、オイラ(先生)の番になって、つい場所もわきまえず♪思い出のサンフランシスコ♪を伴奏なしで独唱してしまった。もちろんその頃はカラオケが出始めのころで例の8トラックテープしかないころ。そんな曲はあるはずがない。皆、目が点になっていた。場所が熱海だったので、本当は演歌の♪熱海の夜♪程度で押さえておけばよかったのだが。オイラはファンの方々には誠に申し訳ないのだが、演歌は一切だめなんです。多分前世で演歌がらみで悲惨な目にあったのか。それ以来建築業者の間では、アイツは場所もわきまえない変わった設計家だと影ではナニを云われているか分からない。でもオイラはめげない。
熱海に昔、ピアノ伴奏が入っている、とあるパブがあって、そこで生バンド付きでよくジャズ系ボーカルの練習した。授業料も掛かったがセミプロになっていた。その後カラオケが全盛になってもジャズボーカル以外は唄わない。中国、タイでもだ。ただこの頃若い人達は、ほとんど「そんな曲知らないでーす」時代になってしまった。オイラ達取り残された遺物なのか。
ジャズ系ボーカルのいいところは、スタンダード扱いの曲になると、同じ曲を様々な歌手が競いあって唄う。日本でも徳永英明が過去の「時代」「瞳はダイヤモンド」「ハナミズキ」「卒業写真」「元気を出して」なんかを彼のスタイルで唄っている。リメークって云っているそうだ。いいねー。とてもいい。みんなジャズ系の曲だ。米国では昔から同じ曲をこの様に多くの歌手達が自分なりの持ち歌として出している。
今日はその中で人気が続いている「 For Once In My Life」(一生に一度だけ)を聴いてみよう。(こんなことオイラでも簡単に出来る時代になったんだ。まさにITさま様だね。)
「 For Once In My Life」(一生に一度だけ)
youtubeなので、著作権で削除されている場合もあるがそのときはスマン。
さあどの「 For Once In My Life」(一生に一度だけ)があなたにフィットしますか?
まずはなんていっても、サミー・デイビス・ジュニア( Sammy Davis Jr. )だよ。全てに最高の歌手・ダンサーだった。
ミッシェル・ボルトン(Michael Bolton )彼はもともとクラッシク歌手だ。オイラもこんなにして踊れたらいいのだが。オイラでは腹が少し出ているのでタヌキが盆踊りをしているように見えるかも。
テンプテイションズ(The Temptations )リズムアンドブルースの大御所。オイラのポン友のトシ坊も大好きだって。
トニーベネット(Tony Bennett )だー。いまでも元気みたいだね。聴いていて涙目になりそうなのだ。
やっぱりフランク・シナトラ(Frank Sinatra )軽く流しながら唄うのがイキだね。スライド構成のしか見つからなかった。スマン。
スティービーワンダー(Stevie Wonder )まだ若いころ。このころはやっていたダンス。デスコ以前のゴーゴーって云っていたころだ。このビデオは貴重だよ。すぐ削除されまた別のファンがアップロードのいたちごっこなのだ。
完成されたトニベネットと完成されたスティービワンダー(Tony Bennett and Stevie )Wonder )
最後にシャリーバッシー。007の「ゴールドフィンガー」がなつかしい。よく見ると日本での公演だね。どこだろう。テーブル席になっている。いまは無きニュー・ラテン・クォーターかコパ・カバーナか赤坂ミカドか月世界か。大人の魅力全開だ。
まだまだ沢山ありありだが、あまり長いとこのブログ嫌われそうなので今日はこれまで。
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コメント
いいですね。何かのCMでこの曲を聴いたことがあります。
大人の音楽の世界ですね。
こんど記事の中に書いてあった徳永英明のリメイク版シリーズを作っていただけたら幸いです。これも大人の音楽ですね。
投稿: youko | 2008年3月 3日 (月) 15時03分